【初心者向け】車に安く乗るには？購入方法を徹底シミュレーション

①安い車種・グレードを選ぶ

車両価格は車種・グレードによって大きく異なります。

安さ重視なら軽自動車を選ぶのがおすすめです。軽自動車は燃費もよいため、街乗りメインなら非常にコスパが良いといえるでしょう。

グレード選びも価格に大きく影響します。車両価格そのものを抑えたい方には最低限の機能を備えたベースグレードがおすすめですが、車の乗り方によっては維持費が高くなったりする可能性があります。長距離移動が多い場合や雪道を走る場合など、自分の状況に合わせてグレードを選択するのを忘れないようにしましょう。

②オプションを調整する

車を買う時意外とコストがかかりがちなのはオプションの料金です。

例えば正規ディーラーから新車を購入する場合、多くはメーカーの純正オプションを使用することになりますが、実は社外品のオプションの方が安くなることも少なくありません。

こだわりがなければオプションを最低限にする、社外品のオプションをつけるなどの選択肢を取るのも一つの手です。

③自動車保険（任意保険）をしっかり選ぶ

自動車保険は会社によって条件が大きく異なります。

維持費が高くなる原因にもなるため、どの程度「もしも」への備えをするかも含めてきっちり検討しましょう。

④支払期間を長く設定する

ローンやカーリースなど一定期間料金を支払い続けるサービスを利用する場合は、支払期間を長く設定することで1ヶ月あたりの料金を減らすことができます。

ただし、支払期間を長くして長期間同じ車に乗ると故障などのリスクが増えることになります。特に走行距離が長い方は故障による修理のコストを十分に考えて支払期間を設定することが重要です。

⑤残価を設定する

返却・下取りを前提に残価を決める「残価設定ローン」を利用することで購入価格を抑える方法もあります。カーリースの場合も残価を設定することが多いです。

月々の支払いをなるべく減らしたい方は残価設定を検討してもよいでしょう。

⑥時期を調整する

特にボーナス期、決算期は価格が安く設定されていることが多い傾向です。また、モデルチェンジの時期に特定の車種の価格が下がることがあります。

時間に余裕があり、納車を急いでいない場合は購入時期を調整するのも一つの手です。

⑦購入方法を工夫する

購入の場合は一括購入かローンになると思いますが、他にも維持費もコミコミのカーリースという選択肢もあります。車に乗る頻度が少ない場合はカーシェアも候補になるでしょう。

自分の生活スタイルに合わせて購入方法を工夫するのが大切です。

維持費、法定費用を含んで計算する

「安い車に乗りたい」と考えるとつい維持費や法定費用のことを忘れがちです。しかし、最終的に出費を抑えるならば車両価格以外のランニングコストにも目を向けるべきでしょう。

実際に維持費、法定費用を考えてみます。例えばSUVの人気車種ヤリスクロス（X・2WD）はハイブリッド車が2,295,000円、ガソリン車が1,907,000円（それぞれ税込）です。車両価格のみで見れば388,000円ガソリン車の方が安く済みますが、維持費にどの程度差が出るのでしょうか。

燃費差を比較

トヨタ公式サイトによればハイブリッド車の燃費は30.8km/L、ガソリン車は19.8km/Lなので、平均的な年間走行距離4,440km運転すると仮定して1年あたりのガソリン代を計算しました。上記画像の計算式を見ていただくと、ハイブリッド車の方が1年あたり約14,000円安く済むことが分かります。

つまり28年以上乗ると元が取れる計算になりますが、車の寿命を考えるとあまり現実的ではありません。燃費の面だけで計算するならばガソリン車の方が安いと言えるでしょう。

故障・修理のリスクに備える

例えば支払期間を長めに設定した場合、その分長い期間同じ車に乗らなければなりません。

長く乗るほど故障のリスクも上がるため、修理でコストがかかる可能性も考えられます。残価を設定して将来的に下取りしてもらう場合、傷や凹みがあると原状回復費用として返却時にお金がかかるケースもあります。

特に中古車は故障のリスクが高く最終的にコストがかさむ恐れがあるため、車の状態や点検の有無を確認することが不可欠です。

購入時期を見計らう余裕が大事

「車が故障してすぐ納車してくれる車が必要」といったシチュエーションだと納車に時間がかかる車が買えなかったり、安く買える条件を逃してしまったりする可能性があります。

新しい車が必要になってから買うのではなく、前々から準備しておくことが重要です。

①車選びの相談・見積もり

まずは車選びの相談と料金の見積もりを行います。実際に車を見たい場合は店舗に直接おもむき試乗してみるのがよいでしょう。

先ほどご紹介したように、予算とのバランスを見ながらグレードやオプションなどの詳細を決めるのがポイントです。見積もりには車両価格やオプション、手数料、税金、割引などが細かく記載されているので、すべての項目に目を通して検討しましょう。

より安く済ませたい方はさまざまな購入先に相談し、同じ条件で見積もりを比較してみるのがおすすめです。

②ローン審査

乗りたい車が決まったら、ローンの場合は審査に申し込みます。

カーローンだけでなく、カーリースの場合も申込時に審査があります。

カーリースの審査についてはカーリースの審査基準を徹底比較！審査基準と通らない理由、対処法も解説をご参照ください。

③契約・支払い

乗りたい車を決め、（ローン・リースの場合は）審査に通ったらいよいよ契約・支払いの手続きに入ります。初期費用の支払いタイミングは会社によって異なりますが、契約時に一部手付金を支払うシステムの会社も多いです。

契約時には以下の書類を用意してください。

それぞれ用意にどのくらい時間がかかるのかを確認して、計画的に取得するようにしましょう。

④納車

契約手続きが終わり、初期費用などの支払いが確認されたら納車ができるようになります。

人気の新車の場合は納車までに半年～1年かかるケースもあるため、車を早く手に入れたい方は契約段階であらかじめ相談しておきましょう。場合によっては購入する車種を変更する必要が出てくることもあります。

スズキ ハスラー

ハスラーは軽自動車ながらもSUV風のデザインを取り入れたスタイリッシュな内装・外装が魅力的な車種で、低価格ながらデザイン性の高いビジュアルが人気を集めています。

パーツやオプションの幅が広いのも評判が高い理由の一つで、「安く車に乗りたい」という方は街乗り用にカスタマイズして費用を抑えられます。

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ホンダ N-BOX

N-BOXは新車販売台数3年連続1位の人気車種です。

家族連れでのお買い物はもちろん、アウトドアなどのおでかけなどさまざまなシチュエーションで利用可能。汎用性が高いため、どんな方にもおすすめできます。

安く、使いやすい車種をお求めの方にピッタリの車種だといえます。

N-BOXに月々8,800円～で乗れるカーリースはこちらから

スズキ スペーシア

『日常をもっと愉しく､便利に､快適に！』をコンセプトに作られた人気の軽スーパーハイトワゴン、スペーシア。

収納スペース・座席は広々としているため、「軽自動車で安く快適に車に乗りたい」という方にピッタリの車種です。2023年にモデルチェンジしたばかりで、検知性能の高い衝突被害軽減ブレーキなど安全性能も充実しています。

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ダイハツ ミライース

ミライースは低価格・低燃費を求める方に大人気の車種です。小回りが利くコンパクトな車体で、街乗りならどんな場所でもスムーズに運転できるため、主に街乗りメインの方に支持されています。

徹底的に軽量化・低燃費化を行っており、ドライバーの経済面を考えて購入費・維持費ともに非常にリーズナブルに設計されています。それだけでなく、衝突安全性能や安全装備も標準搭載されているため、初めて車に乗る方にもおすすめのモデルです。

ミライースに月々5,500円～で乗れるカーリースはこちらから

ダイハツ ムーヴキャンバス

室内空間が広く、おしゃれで可愛らしいデザインが魅力的なモデルで、収納力も高いため買い物で荷物が重くなりがちなファミリーにおすすめできます。

広々とした車内空間、可愛らしいデザイン、価格の安さを兼ね備えた人気の車種です。

ムーヴキャンバスに月々8,800円～で乗れるカーリースはこちらから

カーローンで購入する場合

カーローンで購入する場合、車両本体価格とは別に諸費用として以下の料金が必要です。

カーリースで購入する場合

カーリースは維持費・自賠責保険などの諸費用込みで月額料金が決まるため、リース料金とは別にかかるお金は駐車場代・ガソリン代のみになります。

カーシェアで購入する場合

カーシェアの場合は駐車場を出て戻ってくるまでの時間で料金を換算するため、1日あたり9時間→6,500円とみなして計算しました。（参考：タイムズカーシェア）

今回の条件だと他の利用方法よりも割高な支払額になっています。