車検のコバックとは?車検メニューの種類や料金について詳しく解説

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車検のコバックとは?車検メニューの種類や料金について詳しく解説

車検のコバックは、全国各地に店舗を構えている車検専門チェーン店です。この記事では、車検のコバックの概要やディーラーとの違い、車検メニューの種類や特徴、料金などについて解説しています。車検のコバックでは、短時間での車検やコストを抑えた車検が可能です。愛車が車検を控えている人で、車検の依頼先を検討中の方はぜひ参考にしてください。

車検のコバックとは

車検のコバックとは、車検を専門に行う車検専門チェーンです。街中で看板を目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。車検のコバックは車検専門店としては日本トップクラスの店舗数を誇ります。

車検は、いってみれば車の健康診断のようなものであり、車検を専門に行う車検のコバックは車にとっての医者のような存在だといえるでしょう。車の点検や整備をしっかりと行うことで、車の安全ひいては顧客の安全を守っているのです。

そんな車検のコバックの特徴の1つが、国内の自動車メーカーの車であれば全車種に対応している点です。そのため、国内メーカー車の利用者であれば誰でも車検時に利用できます。また、車検だけでなく、板金や塗装、保険など、車に関する幅広いことに対応しています。そのため例えば、車検の結果に応じて商品を選ぶといったこともできるでしょう。

ディーラーと車検のコバックの違い

ディーラーと車検のコバックの違いイメージ

車検はコバックのような専門店だけでなくディーラーなどでも受けることができます。ここではディーラーと車検のコバックがそれぞれどのようなもので、どういった違いがあるのか解説しています。車検が近づいており、どこで行うか検討している方はぜひ参考にしてください。

ディーラー

ディーラーとは、各メーカー専門の販売店のことです。トヨタや日産、ホンダ、スズキ、ダイハツ、スバルといった各メーカーと契約を結び、そのメーカーの車のみを扱っています。
ディーラーでは、車の販売以外にも、車検や法定点検、メンテナンス、修理なども行っていますが、対応しているのはディーラーが契約を結んでいるメーカーの車のみです。そのため、例えばトヨタのディーラーにホンダの車を持っていっても車検をしてもらうことはできません。ディーラーの場合、自分の車のメーカーを専門に扱っているという安心感が得られます。

車検のコバック

車検のコバックは、先述の通り車検の専門店です。プロの整備士が在籍しており、車検をはじめとして法定点検やオイル交換、バッテリー交換、鈑金修理、各種手続きの代行などを行っています。また、ディーラーとは違って車の販売は行っていません。さらに、国内の自動車メーカーであれば一部を除いてどの車の車検にも対応しています。

ただし、車検のコバックであってもディーラーであっても、車検時の作業内容に違いはありません。これは、車検には法律によって定められた点検項目があるためです。また、ディーラ・車検のコバックともに自社工場に車検ラインを有しており、地方運輸局長から指定自動車整備事業の指定を受けている点も同じです。

一方で、車検にかかる時間やコストは車検のコバックとディーラーで異なります。引き続きこれらの相違点について解説します。

ディーラーと車検のコバックでは車検時間や料金が異なる

ディーラーでも車検のコバックでも車検を行うことができ、車検時の作業内容には違いはありません。一方で車検にかかる時間や料金はそれぞれで異なります。ここでは具体的にどのような違いがあるのか解説します。

時間の違い

ディーラーで車検を行う場合、各店舗によって違いはありますが、だいたい1日〜数日程度かかるケースが一般的です。これは後述する車検のコバックよりも少し時間がかかっています。なぜディーラーで車検をすると時間がかかるのかというと、ディーラーでは、予備整備と呼ばれる事前の整備を行うため、その分時間がかかっているのです。予備整備とは、簡単にいうと車検に通る状態にするために車を整備することです。また、車検の点検項目には含まれていなくても、交換したほうがいい部品などの交換対応なども行われるため時間がかかってしまいます。ディーラーでは、この予備整備を行うケースが多くなっています。

一方の車検のコバックの場合、早ければ即日で車検を行うことができます。コバックの車検では、車の状態をチェックしたうえでどの部品を交換したほうがいいのか説明してもらい、顧客自身が交換するかどうかを決めます。顧客が納得しない部品交換などは行わないため、整備を最小限に抑えることができるため、整備にかかる時間が短くなり結果的に車検にかかる時間も短縮できます。また、車検時は、複数人の整備士が分担する形で点検するため、スピーディーな点検が可能です。これらの点から車検のコバックではディーラーよりも短期間で車検を行うことができます。
ただし、故障しているなど修理をしないと車検を通過できない車だと数日程度の時間がかかるケースもあります。

料金の違い

料金面でもディーラーと車検のコバックでは違いがあり、車検のコバックの方が安く抑えられる可能性があります。
そもそも車検にかかる費用は、大きく以下の3つに分けられることを理解しておきましょう。

  • 車検基本料
  • 法定費用
  • 整備費用

車検基本料とは、点検料や車検の代行手数料、車検にかかる人件費などのことです。車検基本料は金額が定められているものではないため、同じ車を車検に出しても車検を行う店舗によって異なります。

法定費用とは、自賠責保険や重量税、印紙代といった費用のことです。法定費用に関しては、どの店舗で車検を行っても違いはありません。

整備費用とは、その名の通り整備を行う際にかかる費用のことです。車の状態によって異なるものであり、状態が悪いとしっかりと整備しなければならないため整備費用は高くなります。整備が不十分だと車検に通らない可能性があるため「費用を抑えたいから整備はいらない」といったことはできません。

このように車検には3つの費用がかかりますが、このうち店舗によって変動するのが車検基本料と整備費用です。ディーラーと車検のコバックではこの2つの費用に違いがあります。
例えば、整備費用に関してはディーラーだと車検の点検項目には含まれていないものの交換したほうがいい部品の交換も行うため、費用は高くなりがちです。一方の車検のコバックは、整備士が点検を行い部品の状態などを確認した上で、所有者に状況を説明し、交換するかどうかは所有者自身が決めます。そのため、場合によっては部品交換を少なくすることができ、費用もその分安くなります。

コバックの車検の特徴

ここでは車検のコバックの特徴を紹介します。どのような特徴があるのか、車検の依頼先を検討している方はぜひ参考にしてください。

部品交換は所有者が納得したもののみ

先ほども触れているように、車検のコバックでは、車の状態を点検したうえで部品の状態を説明し、交換するかどうかの判断を所有者が下せるようになっています。もちろん部品の状態によっては交換しなければならないケースもありますが、車検に通すうえでは問題にならないもののそろそろ交換のタイミングを迎えているといったケースもあります。そのような時に金銭的な理由から交換をしないという判断を下すことも可能です。無駄な部品を交換する必要がないため、車検時の費用負担を最小限に抑えられる点は大きな特徴だといえるでしょう。
車検の見積もりを取得した際に、聞きなれない部品名や専門用語などが記載されていて、それが本当に必要なものなのかわからない、といった経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。車検のコバックでは全て納得したうえで部品交換が行えるため、安心して依頼できます。

プロの整備士が常駐

車検のコバックの整備工場には、国家資格である自動車整備士の資格所有者が常駐しています。そのため、車検はもちろん、顧客の自動車に関する悩み相談などに対してもいつでも対応できる環境が整っています。車の調子が突然悪くなる可能性はゼロではありません。そういった時でも、整備士が常駐している車検のコバックであればスムーズに対応できるでしょう。

国土交通省が認定する工場を所有

車検のコバックの工場では、国の検査場と同じ基準の設備を整えており、国土交通省から指定工場に認定されています。指定工場になることで、国の検査場に車を持ち込む必要がなくなります。つまり、車検のコバックに車を持ってくるだけで車検の全ての手続きや整備を行うことができるのです。国の検査場に持ち込む手間が省けるため、車検の短縮化につながります。また、設備面でも国の検査場と同等のものを揃えているため、質の高い検査を行うことが可能です。

ちなみに、国土交通省から指定工場の認定を受けるためには、さまざまな条件をクリアしなければなりません。例えば、人材面に関しては、最低でも3名のスタッフを確保し、さらに自動車検査員資格の所有者もいなければなりません。自動車検査員とは、自動車の整備後の検査や車検を通すための検査を行う際に必要となる人員のことで、整備が正確に行われたかどうか、不備がないかといったことを検査します。自動車検査員はみなし公務員として扱われるため、公務員並みの重責を担う役割だといえるでしょう。資格を取得するまでには、8年程度かかるため、誰でも簡単に取得できるものではありません。
これらの人員を確保したうえで、そのほかの条件なども満たしたうえでようやく指定工場として認定されます。指定工場の認定を受けることは非常にハードルが高いため、日本全体で見ても認定を受けている工場は少ないとされています。そのような中で車検のコバックでは指定工場の認定を受けているのです。

代車は無料で利用可能

車検に車を出すと代車が必要ですが、車検のコバックでは代車を無料で利用できます。代車を利用できること自体は、他社でも行っているため特別なことではありません。ただし、車検のコバックの場合、新しくて綺麗な代車を用意してもらえます。代車を用意してもらったものの、年式の古い車であまり綺麗なものではなかった、という経験をしたことのある人もいらっしゃるのではないでしょうか。使用する期間は短いため、我慢できるかもしれませんが、それでも車を利用するのであれば綺麗なものを、と考える人は多いはずです。
車検のコバックなら、綺麗な代車を用意してもらえるため、車検中も気分良く車を運転できるでしょう。ちなみに、代車として用意される車は全車禁煙車となっており、AT車も取り扱っているため安心してください。また、走行距離50kmまでであれば、代車にかかるガソリン代が無料です。

10年間保証

車検のコバックでは、交換した部品の10年間保証を行っています。例えば、交換した部品の取り付けに不具合が生じた場合などは修理を保証してもらえます。10年という長期の保証があることで安心感を得られるでしょう。自分の愛車に長く乗りたいと考えている人には便利なサービスだといえます。

低金利ローンの利用が可能

車検のコバックでは、業界トップクラスの低金利ローンが利用できます。車検をおこなうにあたっては、先ほども説明しているように、車検基本料や法定費用、整備費用などさまざまな費用がかかります。車の状態にもよりますが、車検費用が高額になるケースは少なくありません。一方で車検が迫っているにも関わらず、金銭的に余裕がないという人もいるでしょう。そのようなケースにおいて、低金利ローンが利用できる車検のコバックは大きな助けになります。信販会社との特別契約を結ぶことで年率7.9%〜という低い値を実現しています。車検時の金銭的な負担を少しでも抑えたいといった人には車検のコバックの利用が向いているでしょう。

コバックの車検メニュー

コバックの車検メニューイメージ

車検のバックには、大きく分けて以下の2種類の車検メニューが用意されています。

  • スーパーテクノ車検
  • スーパーセーフティー車検

スーパーテクノ車検は簡単にいうと短時間で行える車検メニューで、スーパーセーフティー車検は、点検内容が充実した車検メニューです。利用者は好みのメニューを選ぶことができます。

ここではそれぞれの車検メニューの概要や特徴、料金などについて解説します。

スーパーテクノ車検

スーパーテクノ車検は、作業時間が45分〜となっている短時間の車検メニューです。車検に必要となるヘッドライト光軸調整やブレーキ調整などを無料で行ってもらえるほか、オイル交換のような軽整備も作業時間内に行うことができます。短時間で行える点がポイントであるため、とにかく急いで車検をしたいといった人におすすめのメニューです。

料金は軽自動車、小型乗用車、中型乗用車、大型乗用車で異なります。
それぞれの料金は以下の通りです。

軽自動車

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 14,300円 14,300円 14,300円 14,300円
最大割引 3,850円 3,850円 3,850円 3,850円
自賠責保険 17,540円 17,540円 7,220円 9,960円
重量税 6,600円 6,600円 6,600円 6,600円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 36,190円~ 36,190円~ 25,870円~ 28,610円~

小型乗用車(車両重量1,000kg以下)

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 14,300円 14,300円 14,300円 14,300円
最大割引 3,850円 3,850円 3,850円 3,850円
自賠責保険 17,640円 17,640円 7,660円 9,960円
重量税 16,400円 16,400円 16,400円 16,400円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 46,100円~ 46,100円~ 36,110円~ 38,410円~

中型乗用車(車両重量1,500kg以下)

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 14,300円 14,300円 14,300円 14,300円
最大割引 3,850円 3,850円 3,850円 3,850円
自賠責保険 17,650円 17,650円 7,660円 9,960円
重量税 24,600円 24,600円 24,600円 24,600円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 54,300円~ 54,300円~ 44,310円~ 46,610円~

大型乗用車(車両重量2,000kg以下)

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 14,300円 14,300円 14,300円 14,300円
最大割引 3,850円 3,850円 3,850円 3,850円
自賠責保険 17,650円 17,650円 7,660円 9,960円
重量税 32,800円 32,800円 32,800円 32,800円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 62,500円~ 62,500円~ 52,510円~ 54,810円~
出典:
車検のコバック

料金は、車検を行うエリアによって異なるため注意してください。

スーパーテクノ車検の特徴

スーパーテクノ車検の1番の特徴は車検時間が45分〜と非常に短時間である点です。普段から車をこまめに点検・整備に出しているといった人であれば、車に大きなトラブルはないことが予想されるため、短時間かつ料金が安いスーパーテクノ車検が適しているでしょう。

45分〜という短さが魅力ですが、中には「こんな短時間で車検が終わるってことは点検が不十分なのでは?」と不安になる人もいるかもしれません。しかし、スーパーテクノ車検では、法定点検として定められている57項目の点検をしっかりと行います。また、車の診断結果を踏まえたアドバイスなどももらえる点も特徴です。必要に応じて注文整備を行うことも車種によってはできます。そのほかにも、難易度が高いとされている調整なども行ってもらえるほか、オイルやフィルターの交換も可能です。オイル交換を行うとなると若干作業時間が長くなってしまいますが、別途交換するよりもスムーズであるため、スーパーテクノ車検と一緒に交換することをおすすめします。

ただし、スーパーテクノ車検の場合、先ほど紹介した代車無料サービスや10年間の整備保証などは適用されないため注意してください。これらのサービスも含めて利用したいといった場合は、スーパーセーフティー車検の利用がおすすめです。
また、当初はスーパーテクノ車検を依頼していたものの、車の状態を確認したところ重度の整備が必要、修理箇所が多いことがわかった場合、スーパーセーフティー車検に変更できます。

スーパーセーフティー車検

スーパーセーフティー車検は、予防整備まで行ってくれる車検メニューです。行う作業がスーパーテクノ車検よりも多くなるため、作業時間も1日〜と長くなっています。一方で国の基準である57項目を含めた101項目の点検を行う点が特徴です。そのため、しっかりと点検をしてもらいたいといった人にぴったりなメニューだといえるでしょう。

スーパーセーフティー車検の料金は以下のようになっています。

軽自動車

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 24,786円 26,882円 24,786円 24,828円
最大割引 7,700円 7,700円 7,700円 7,700円
自賠責保険 17,540円 17,540円 7,220円 9,960円
重量税 6,600円 6,600円 6,600円 6,600円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 42,826円~ 44,922円~ 32,506円~ 35,288円~

小型乗用車(車両重量1,000kg以下)

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 26,588円 28,684円 26,588円 26,715円
最大割引 7,700円 7,700円 7,700円 7,700円
自賠責保険 17,640円 17,640円 7,660円 9,960円
重量税 16,400円 16,400円 16,400円 16,400円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 54,538円~ 56,634円~ 44,548円~ 46,975円~

中型乗用車(車両重量1,500kg以下)

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 27,007円 29,103円 27,007円 27,134円
最大割引 7,700円 7,700円 7,700円 7,700円
自賠責保険 17,650円 17,650円 7,660円 9,960円
重量税 24,600円 24,600円 24,600円 24,600円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 63,157円~ 65,253円~ 53,167円~ 55,594円~

大型乗用車(車両重量2,000kg以下)

エリア 全国価格 首都圏価格 佐渡価格 沖縄価格
車検基本料 28,475円 30,569円 28,475円 28,600円
最大割引 7,700円 7,700円 7,700円 7,700円
自賠責保険 17,650円 17,650円 7,660円 9,960円
重量税 32,800円 32,800円 32,800円 32,800円
印紙代 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円 1,600円~1,800円
割引後車検価格 72,825円~ 74,919円~ 62,835円~ 65,260円~
出典:
車検のコバック

料金は、車検を行うエリアによって異なるため注意してください。

スーパーセーフティー車検の特徴

スーパーセーフティー車検の特徴の1つが、予防整備を含めた充実の整備内容です。予防整備とは、トラブルの発生を未然防ぐための整備のことです。注意深く点検することで現時点で故障している箇所はもちろん、今後故障や不具合が発生しそうな箇所も見つけることができます。また、101項目の診断を行い、診断結果に対するアドバイスも受けられます。

また、スーパーセーフティー車検は、代車を無料で利用できます。ガソリン代も50kmまでであれば無料であるため、車検を行っている期間中、近くのスーパーに買い物に行く程度であれば無料で運転できるでしょう。
さらに、整備を行った箇所に対しては、10年間の整備保証がついてくるため、整備後に不具合が生じたときでもスムーズに修理対応してもらえます。ブレーキやベルトの診断保証もしてもらえるため、愛車を長く利用したい人におすすめのメニューだといえます。

ちなみに、スーパーセーフティー車検では、作業完了時に洗車を無料で行ってもらえます。細かい部分ですが、整備が完了した車を綺麗な状態で使い始められる点は嬉しいポイントだといえるでしょう。

車検のコバックが安い理由

車検のコバックが安い理由イメージ

車検のコバックは、ディーラーなどと比べても車検にかかる料金が比較的安くなっています。この安さの理由としては、以下のような点が考えられます。

  • 引き取り納車を行わない
  • スケールメリット
  • 整備士の分担制

車検のコバックでは、依頼主の元を訪れて車を引き取る引き取り納車を行っていません。引き取り納車は依頼主にとっては便利なものですが、車を引き取る際の人件費が発生するため、その分コストも高くなってしまいます。引き取り納車を行わないことで人件費を下げ、料金に反映させているのです。

また、全国各地に店舗を持つ車検のコバックは、車検の年間販売数が100万台を超えており、スケールメリットを生かして値下げすることが可能となっています。例えば、点検・整備の際に使用する部品を大量仕入することでコストを抑えるといった形です。

そのほかにも、整備に関しては、合理化・効率化を目的として整備士の作業を分担できるようにしています。車検はチェックする項目が多いこともあり、1人で作業を行うとなると多くの時間を要します。一方で分担制を採用することで、整備士は自分の担当箇所のみをチェックするだけで済むため作業を効率よく進めることができ、作業にかかる時間も減らせます。そして、結果的に人件費も抑えられるため、車検費用に反映することが可能です。

車検のコバックで車検を受ける際の流れ

ここでは、車検のコバックで実際に車検を受ける際の、予約から車検当日までの流れを紹介します。具体的な流れは以下の通りです。

  1. 電話で車検の予約をする、もしくはホームページのフォームから車検の希望日時を伝える
  2. 確認の電話がかかってくる(ホームページのフォームから希望日時を伝えた場合のみ)
  3. 車検当日になったら、車を車検のコバックの工場に入庫する
  4. セーフティチェックが行われる
  5. 法定点検が行われる
  6. 車検整備が行われる
  7. 完成検査が行われる
  8. 簡易室内清掃・外装洗車が行われる
  9. 検査結果の説明を受ける
  10. 車検チェックアウトを行い車検完了

車検の予約は、電話でもホームページからでも行えます。車検のコバックは各地に店舗はあるため、自分が利用したい店舗の電話番号を調べるか、店舗ホームページのお問い合わせフォームから予約をするようにしてください。

オンラインのフォームで問い合わせた場合、確認の電話がかかってきます。ここで車検の具体的な日時や概算の見積もりなどの確認が行われます。電話予約をした人にはこの電話はかかってきません。
先述の通り、車検のコバックでは、引き取り納車を行っていないため、車検当日は、予約日時に間に合うように車を入庫してください。また、当日は、車検証、自賠責保険、納税証明証、印鑑、ロックナット(使用している人のみ)任意保険証券を持参し、受付に提出することとなるため忘れないようにしましょう。

受付での書類確認などが終わると、まずセーフティチェックが行われます。このチェックの結果を踏まえて修理や部品交換を行うか判断し、整備内容を決定します。その後、国の基準による検査項目の点検が行われ、車検整備へと移ります。車検整備に関しては、大きな修理や部品交換などがなければ、それほど長い時間はかかりません。作業中に新たな不具合が見つかった場合などは、整備士が説明してくれます。

車検整備後は、完成検査を行い、その後車内の清掃、外装の洗車を経て整備士による検査結果の説明を受けます。これで車検は完了となり、最後に費用の生産、必要な書類などを受け取り帰宅です。

当日持参するもの

先ほども触れているように、車検当日は、いくつかの書類を用意しなければなりません。具体的に準備するものとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車損害賠償保険証明書
  • 自動車任意保険の保険証券
  • 自動車税の納税証明書
  • 車検証の使用者の印鑑
  • ロックナット(使用している人のみ)
  • 車検費用

自動車検査証は、車検に出す車が保安基準に適合していることを証明するために必要な書類です。その車に関する情報が記載されています。

また、自賠責保険の証明書も必要です。加入している場合は任意保険の保険証券も持参してください。これは、代車を利用しているときに事故が発生した場合、任意保険を優先して使用することがあるためです。また、自賠責保険に関しては、有効期間を確認しておきましょう。

自動車税の納税証明書に関しては、車検を行う当該年度の証明書で、継続検査用と記載されているものを持参する必要があるため注意してください。

車検証の使用者の印鑑は、手続きを行う際に必要となるケースがあります。認め印でも対応可能ですが、詳しくは各店舗に確認するようにしてください。

そして、ホイールロックがしてある場合は、ロックナットも忘れずに持って行くようにしましょう。

コバックでは、法定費用以外はクレジットカードで支払うことができますが、スーパーテクノ車検に関しては現金のみとなっています。また、車の状態によっては別途整備を行うこととなり、費用がかかる可能性もあるでしょう。そのため、カードだけでなく、現金でも支払いができるように車検費用も用意しておくと安心です。

このように、車検当日に必要な書類はたくさんあります。普段目にしない書類などもあると考えられるため、車検を控えている人は、早めに書類がどこにあるのか確認しておきましょう。

コバックで車検を受ける際の注意点

車検のコバックでは、基本的に国内メーカーの車であればどの車種でも車検を行うことができます。ただし、特殊な車両には対応していないため注意してください。例えば、一般的な車とは違う整備を必要とされる車などです。もし自分の所有している車が特殊なものである場合は、事前に車検が可能かどうかを問い合わせることをおすすめします。

コバックの車検が向いている人

ここまで、車検のコバックの車検の特徴を紹介してきましたが、車検のコバックの利用が向いているのは、短時間での車検を希望している人や車検にかかるコストを少しでも抑えたい人です。

先ほども説明しているように、スーパーテクノ車検であれば、最短45分で車検を完了させることができます。普段から整備や点検をこまめに行なっている人など、車に大きな不具合がないと予想される場合、スピーディーに車検ができる車検のコバックが向いているでしょう。

また、車検のコバックでは、車の状態をチェックしたうえで、整備士が車の所有者に説明します。そのうえで修理をするのか、部品を交換するのかといった判断を所有者自らが下すこととなるため、無駄な部品交換が発生しません。そのため、費用を抑えることができます。また、車検のコバックでは、引取り納車をしない、スケールメリットを生かす、整備士の作業分担の採用による効率化といったさまざまな取り組みをすることで車検にかかるコストを抑えています。そのため、コストを抑えたい人にもぴったりだといえるでしょう。

純正パーツを扱うディーラーでなければ嫌だ、といったこだわりがない人であれば車検のコバックの利用がおすすめです。

まとめ

今回は、車検のコバックの概要や車検の特徴などについて解説しました。車検のコバックは、全国各地に店舗を構える車検専門店です。日本のメーカーの車であればどのような車種でも車検を行うことができます。車検メニューは2種類用意されており、最短45分で車検を完了させることも可能です。

引き取り納車をしない、整備士の作業を分担するなどの取り組みによってコストダウンを実現しており、車検費用を安く抑えています。そのため、車検に時間をかけたくない人や車検費用を少しでも抑えたい人などにとっては車検のコバックはぴったりだといえるでしょう。今回の内容を参考に、車検の依頼先を検討してみてください。

この記事の執筆者
柴田 和也

柴田 和也

大学院を卒業後ライターとしての活動を開始し、7年目を迎えました。現在は海外に住んでおり、自動車をはじめとしてさまざまなジャンルの記事を作成しています。複雑な内容も噛み砕いてわかりやすく解説することをモットーとしており、自動車にあまり詳しくない人でも理解できるような記事作成を心がけています。