【4月の国内新車販売台数動向】環境性能割廃止の影響か!?登録車17.6%増!!

【4月の国内新車販売台数動向】環境性能割廃止の影響か!?登録車17.6%増!!

軽は前年割れするも全体で4ヶ月ぶりのプラスに!

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した4月の新車登録台数は、前年同月比9.1%増の373,952台で4ヶ月ぶりに前年同月比でプラスとなりました。(表1)

(表1)

4月次では過去10年で2番目に多い台数(2019年4月378,687台)を記録、コロナ禍前に近い台数まで増加しました。この台数増加は自動車税の環境性能割の3月末廃止に伴って登録および届け出を4月に先送りする動きが各メーカーで実施されたことが主な要因と見られています。

今後は環境性能割による市場への影響は一時的なものだと予想され、各分野での値上げや中東紛争の長期化で原油供給の滞りや価格の高騰、石油派生品の供給不足などからも新車市場の懸念材料は多いです。

一方で燃料の供給および価格の高騰から電気自動車への注目が集まってきており、これから新車市場へ影響してくる可能性は非常に高いと言えます。

4月の登録車は前年同月比17.6%増の255,370台、4ヶ月ぶりの増加となりました。

登録車ランキングは15位中、10車種がトヨタ車で3月より1台増加しました。

1位のトヨタ「ヤリス」は前年同月比86.2%と2ヶ月連続で大幅に台数が減少しましたが20ヶ月連続で首位を維持しています。2位のトヨタ「ルーミー」は3月15位から大幅に順位を上げ、前年同月比208.4%を記録、3位のトヨタ「ライズ」においてはランク外から大幅に順位を上げ、前年同月比191.6%となっています。

4月の軽自動車は前年同月比5.7%減の118,582台で5ヶ月ぶりに前年割れとなりました。

順位にも変動があり、1位はスズキ「スペーシア」が登録車含む全体で1年11ヶ月ぶりに首位となりました。

2位はホンダ「N-BOX」が6ヶ月ぶりに首位から転落、前年同月比85.1%まで台数が減少しています。3位にはダイハツ「タント」が再び浮上、前年同月比95.4%、3月3位だったダイハツ「ムーヴ」は4位に順位を落としたものの前年同月比125.0%の台数となっています。

(表2)
この記事の執筆者
倉田 佑一郎

倉田 佑一郎

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。