個人向けカーリースのメリットデメリットは?契約前に知りたいポイントを徹底解説!

個人向けカーリースのメリットデメリットは?契約前に知りたいポイントを徹底解説!

車を乗る方法も多様化しており、購入や残価クレジット、リースやカーシェアといったサービスがあります。

今回は、最近CMなどでも見かけるようになってきた「個人向けカーリース」について、車を持ったことがない人でもわかるように解説していきます。

この記事でわかること
  • カーリースを利用するメリット
  • カーリースを利用した時のデメリット
  • カーリースを契約する時のポイント!

この記事を読むと「自分にはカーリースが向いている!」「ほかの方法で車に乗ろう!」といった判断が可能となります。

ぜひ、最後まで目を通してみてください!

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個人向けカーリースとは?

個人向けカーリースとは、利用者が一定期間カーリース会社から車を借りられるサービスとなっていて、月々の支払いに、車検・自動車税・メンテナンス費用といったサービスが含まれています。

レンタカー・カーシェアと残価クレジット(残クレ)と似ているサービスです。

借りる期間と契約終了後に買い取れるという点でレンタカー・カーシェアと、車検や自動車税の諸費用も毎月の支払いに含まれる点で残クレと異なります。

経済面や管理面がラクになることから、人気のサービスとなっています。

続いて、個人向けカーリースのメリットを確認していきましょう!

個人向けカーリースの3つのメリット

個人向けのカーリースは、経済面や車を管理する面でメリットがあるので、具体的な内容を確認しましょう!

個人向けカーリースのメリットは以下の3つです。

  • 頭金不要で初期費用がかからない
  • 車にかかる費用の管理がラクになる
  • 車検やメンテナンスを任せられる

3つのメリットについて1つずつ詳しく解説していきます。

頭金不要で初期費用がかからない

個人向けカーリースは、頭金が不要なので初期費用がおさえられるのがメリットです。

個人向けカーリースの場合は、車を購入したときに必要な頭金が必要ありません。

一般的に車を購入する場合は、車両価格の約20%を頭金として支払うため初期費用はかかります。

例えば、200万円の車を購入した場合は、最低でも40万の頭金が必要となります。

「初期費用を用意する余裕がないな」といった方でも利用しやすいのがメリットです!

車にかかる費用の管理がラクになる

個人向けカーリースは、月々の支払いを安定させて家計管理をラクにできるメリットがあります。

車を保有していると、車検、自動車税、メンテナンス費用といった急な出費が多く月々の支払いが安定しません。

例えば、車検だと2年に1回と定期的ではありますが「あっ!来月車検だった!」と、うっかり忘れてしまう人もよく耳にします。

車検は、1回あたり5万円~15万円の費用がかかるため大きな出費と感じる人が多いようです。

他にも、自動車税やメンテナンス代など、車にかかる費用が多いため月々の支出を安定させるのは難しいと思われます。

個人向けカーリースでは、月々支払う料金に車検代自動車税、メンテナンス代が含まれているため、毎月の費用を安定させることが可能になります。
※契約内容によってサービスが異なるので確認が必要。

個人向けカーリースであれば、月々の支払いに車検などの費用が含まれているため、支払いを安定させられるのがメリットです!

車検やメンテナンスを任せられる

3つ目のメリットは、車検やメンテナンスをカーリース会社に任せてしまえる点です。

車を買ったのは良いけど、「どこになにをお願いすればいいかわからない」という悩みを最初に持つ人も少なくないからです。

しかし、個人向けカーリースであれば、車検やメンテナンスなどを全てお任せできます。

全てカーリース会社1社にお願いすれば済むので、車について何もわからない方、管理の手間を省きたい方にとっても大きなメリットです。

3つのメリットを紹介しましたが、経済面や管理面において、安心して車を保有できるのが個人向けカーリースのメリットです。

続いて、個人向けカーリースのデメリットについても確認していきましょう!

個人向けカーリースの3つのデメリット

車の利用方法や利用頻度によっては「オススメできない人」がいるので、あらかじめデメリットを確認して後悔しないようにしましょう!

個人向けカーリースのデメリットは以下の3つです。

  • 基本的に中途解約ができない
  • 自由にカスタマイズができない
  • 走行距離制限が設けられている

それぞれのデメリットについて詳しく確認していきます。

基本的に中途解約ができない

個人向けカーリースは、基本的に契約すると満期まで途中解約ができないのがデメリットです。

契約満期に達するまで、同じ車に乗る必要があるため生活に合わせて車を乗り換えにくくなるからです。

たとえば、7年契約の3年目に「もっと大きい車に乗り替えたいな〜」と思っても、途中で売却したり、乗り換えしたりすることができません。

とくに、短期間で車の乗り換えをしたいと考えている方にとっては大きなデメリットになってしまいます。

自由にカスタマイズができない

人によっては、車を自由にカスタマイズできないことがデメリットになります。

個人向けカーリースの場合は、契約満期に返却するのが前提のため、基本的にはカスタマイズを禁止としているからです。

しかし、多くのカーリース会社は、原状回復できる程度であればカスタマイズを容認している場合も多くあります。

たとえば、契約満期時にステッカーを貼った状態で、カーリース会社に返却することはできませんが、キレイに剥がして返却さえすれば問題ないケースが多いです。

カーリースを検討されている方で、カスタマイズを考えているのであれば、事前にカーリース会社にカスタマイズについて確認するようにしましょう。

カーリースの場合は、自由に車をカスタマイズはできないため「カスタマイズをしてカーライフを楽しみたい!」と考えている方にとっては、大きなデメリットとなってしまいます。

走行距離制限が設けられている

走行距離の制限が設けられるため、車をたくさん乗りたい人にとって、大きなデメリットになります。

カーリース会社は、貸した車の価値を担保できなくなってしまうため、走行距離に制限を設けているからです。

具体的なサービス内容で紹介します。

たとえば、ニコノリのマイカーリース5年間プランでは、5年間の総走行距離が30,000kmと距離制限が設けられています。

年間6,000km(月500km)を目安に走行しなければならないので、距離を気にせず乗りたい方にとってはストレスに感じてしまいます。

そもそも「なんで走行距離が制限されるの?」と思うかもしれませんが、カーリースはあくまでもカーリース会社の所有権がある車を契約者に貸し出すサービスです。

走行距離が増えてしまうと、車の価値がどんどん下がってしまうので、走行距離に制限を設ける必要があります。

そのため、「たくさん乗ってでかけたい!」という方には大きなデメリットになるのでオススメできないです。

カーリース会社を選ぶ時のポイント

カーリース会社を選ぶ時は、以下の3つのポイントを参考にするのがオススメです。

  • 新車・中古車の取り扱い
  • 月々のリース料金
  • 契約期間

カーリースを契約した後に、後悔してしまわないように3つのポイントを1つずつ解説していきます。

新車・中古車の取り扱い

カーリース会社を選ぶときは、新車なのか中古車なのか、自分が希望するサービスがある会社を選ぶのがポイントです!

個人向けカーリースは、新車をイメージされる方が多いですが、中古車のリースを取り扱っている会社もあります。

中古車のカーリースであれば、新車に比べ安く車をリースできるため、経済的です。

しかし、全てのカーリース会社で取り扱っているわけではありません。

少しでも安くおさえたいのであれば、中古車の取り扱っているカーリース会社を選ぶようにしましょう!

月々のリース料金

自分の経済状況に合わせて、会社やプランを検討することも大切です。

カーリース会社によって、当然ながら料金が異なり多くの人は、お得に乗りたいと思います。

しかし、単純に安いサービスを選ぶのではなく、内容を含めて検討が必要です。

極端な例で確認してみます。

【月々の支払額】
  • A社 月々30,000円
  • B社 月々35,000円

このA社が安いので選びたくなりますが、

【サービス内容】
  • A社は、走行距離が5年1,000Kmで車検なし、メンテナンスなし
  • B社は、走行距離が5年5,000Kmで車検込み、メンテナンス込み

このサービス内容であれば、B社の方がお得な可能性が高くなります。

単純に安いという理由で選ぶのではなく、サービス内容を含めて検討するのがポイントです!

契約期間

ポイントの3つ目は、自分の希望する契約期間があるかないかです。

カーリース会社が取り扱っている契約期間は、1年〜11年の間が一般的となっています。

それぞれの会社で取り扱っている契約期間が異なるため、「この車で、7年お願いします」という一方的に年数を決める契約はできません。

7年で契約したいのであれば、7年のプランを取り扱っているカーリース会社を探す必要があります。

自分の求める、契約期間を取り扱っているかはカーリース会社選びの大切なポイントです。
カーリース会社選びのポイントを3つ紹介しましたが、自分のライフプランやマネープランにあったサービスを選ぶようにしましょう!

まとめ

今回は、カーリースのメリット・デメリットとカーリース会社の選ぶポイントを紹介しました。

本記事の内容を簡単におさらいしましょう。

カーリースのメリット
  • 頭金不要で初期費用がかからない
  • 車にかかる費用の管理がラクになる
  • 車検やメンテナンスを任せられる

車の購入から維持など、すべてをカーリース会社1社で済ませることが可能なのはメリットです!

カーリースのデメリット
  • 基本的に中途解約ができない
  • 自由にカスタマイズができない
  • 走行距離制限が設けられている

車の所有権がカーリース会社にあるため、制限が設けられて自由にできないのがデメリットです。

個人向けカーリースは、車の管理が苦手な方にとっても安心でオススメなサービスです。

「自分にちょうどいいサービス!」と思った方は、一度検討してみるのはいかがでしょうか。

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この記事の監修・執筆者
香西 享

香西 享

北海道在住。広大な北の大地を車で走り回るWEBライターです。ライター歴は2年目で、自動車関連に特化したWEBライターを目指して活動しています。自動車にあまり詳しくない方でも理解できるようなわかりやすい記事作成を心がけ、読んでいただいた方のお悩みを解決できるように情報発信させていただきます。