専業主婦のためのカーリースとは?契約条件やメリット、注意点を解説

専業主婦のためのカーリースとは?契約条件やメリット、注意点を解説

子どもの送迎や日々の買い物など専業主婦こそ日々の移動は多く、車は必須となっていますが、専業主婦にとって車の購入は、頭金や維持費などまとまった資金を考えると簡単に買うことはできません。しかし、専業主婦でも、一定の条件を満たせばカーリースを利用できます。

この記事では、専業主婦がカーリースを利用する際の契約条件やメリット、そして注意点について詳しく解説します。

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専業主婦もカーリースは利用できる?

「専業主婦もカーリースは利用できる?」そんな疑問をお持ちの方も多いかもしれませんが、実は専業主婦でもカーリースを利用することが可能です。

カーリースは、車を一定期間のリースで使用するための契約を結び、月々のリース料を支払います。カーローンと混同されることがありますが、カーリースとカーローンの違いは、所有権の有無にあります。カーリースでは、一定期間の車の利用権を借りる形式であり、所有権はリース会社にあります。一方、カーローンでは車を購入し、ローンを組んで支払いを行います。支払いが完了すると所有権が移転します。カーローンでは自己資金が必要であり、ローンの返済には利子が発生しますが、カーリースでは初期費用が低く、定期的な支払いで車を利用できます。

専業主婦でもカーリースを活用することで、経済的な負担を軽減しつつ、便利で安心な移動を実現できるかもしれません。

カーリース契約の条件

車をリースするには、一定の条件をクリアする必要があります。どのような条件があるか見ていきましょう。

クレジットチェックや収入証明書の提出

カーリース契約では、クレジットチェックや収入証明書の提出が求められます。その理由として、リース後の支払能力があることを示すための確認を行うためです。また、年収や勤続年数、職業なども審査の対象です。

しかし、収入のない専業主婦の場合は、配偶者や親など生計を立てている方を保証人とすることで、リース契約ができますので、家族と相談のうえ、リース契約を結びましょう。

保険の要件

カーリース契約では、適切な自動車保険への加入が求められます。事故で車が全損や分損となった場合、高額な追徴金が発生することもあり、このようなリスクを回避するためにもリースは車両保険や賠償責任保険など、必要な保険について契約内容をよく確認することが必須です。リース会社により違いはありますが、専用のリース保険を取り扱っているところもあるため、リース会社に確認をしておきましょう。

リース期間に関する制約

リース契約にはいくつかの制約があります。通常は、数年間といった一定期間での利用が義務付けられます。また、利用している間は、一定の走行距離や車の状態を保つことが求められます。さらに、修理や保険などの費用負担もリース会社や契約内容によって異なります。

これらの制約を事前に理解し、契約することが重要です。

カーリースのメリットとデメリット

カーリースは、車を所有することなく利用する方法として人気があります。しかし、メリットとデメリットについて理解することは重要です。

それでは、カーリースのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

カーリースのメリット

初期費用が軽減される:車を購入する場合に比べて、カーリースでは初期費用が低く抑えられます。購入時に必要な大きな支払い(頭金や登録費用など)がなく、初回リース料と契約手数料だけで済むことが一般的です。

新車の利用が可能:カーリース契約では、新車を利用できます。さらに、リース契約期間が終了するたびに、新しいモデルの車を選ぶことができるため、常に最新の性能を搭載した車や安全性を備えた車を利用できます。

メンテナンス費用の含まれる:一部のカーリース契約には、車の定期的なメンテナンス費用が含まれます。これにより、予期せぬ修理やメンテナンスにかかる追加費用の心配が軽減されます。定期的なサービスや部品の交換が必要な場合でも、追加の費用を支払う必要がないため家計の負担を軽減できます。

カーリースのデメリット

所有権を得られない:カーリース契約では、車を所有するのではなく、一定期間の利用権を得ます。そのため、車を所有するという経済的、法的な利点が失われます。

早期解約のペナルティ:カーリース契約を途中解約する場合、違約金や残りのリース期間に対する支払いなど、追加の費用が発生する場合があります。また、予期せぬ状況により契約を解除する必要がある場合でも、費用の負担が大きくなる恐れがあるため注意しましょう。

専業主婦のためのカーリース

専業主婦にとって、家族や日常生活を円滑に運営するためのカーリースは、新しい車の乗り方です。

それでは、家族に合ったファミリーカーの選択の仕方をはじめ、子供やペットの移動ニーズを考慮したオプション、そして安全性や快適性を重視した車種の選定について、詳しくご紹介します。

ファミリーカーの選択肢

ファミリーカーを選ぶ際には、広々とした室内空間や多様な収納スペースなどのサイズが重要です。なかでも、トランクスペースが広く荷物やベビーカーや買い物袋などをすっきりと収納できるミニバンやSUVが人気車種となっています。

また、快適な乗り心地や省燃費も考慮すべきポイントです。

子供やペットの移動ニーズを考慮したオプション

子供やペットとの移動を考慮する際には、安全性と便利さを重視しましょう。チャイルドシートやペット用のキャリアを装備できる車種や、後部座席のエンターテイメントシステムや収納スペースが充実している車種がおすすめです。また、後部座席のエアコンやUSBポートなども快適な移動に役立ちます。

安全性や快適性を重視した車種の選定

収納スペースやオプションの充実性も重要なポイントですが、安全性と快適性を重視するならば、最新の安全技術を搭載した車種や、高級感のある内装や快適なシートが特徴の車種が適しています。衝突回避支援システムやレーンキープアシストなどの先進安全技術が装備されている車種は、家族の安全を守るためにも重要です。

それでは、専業主婦におすすめの車種をご紹介していきます。

ホンダ N-BOX(軽自動車)

N-BOXは都会の街乗りから郊外でのファミリーカーとして幅広いニーズに対応し、女性からの人気も高い軽自動車です。小回りが利くコンパクトな外観ながら、広い室内空間を確保しており、快適な乗り心地となっています。

スズキ クロスビー(コンパクトカー)

クロスビーは、都市部から自然豊かな地域まで幅広いシーンで活躍しているコンパクトカーです。小回りが利くコンパクトなボディにも関わらず、広々とした室内空間を確保しています。身長の高い乗員でも快適に座ることが可能です。また、衝突回避支援システムや複数のエアバッグ、車線逸脱警報などの安全装備が標準装備されてるため、安心してドライブを楽しむことができます。

トヨタ ヤリスクロス(SUV)

ヤリスクロスは、コンパクトSUV市場で高い評価を得ています。コンパクトSUVでありながら広い室内空間を確保しているだけでなく、快適性や荷物の収納に配慮されたSUVです。さらに、ヤリスクロスにはハイブリッドパワートレインが用意されており、低燃費かつスムーズな走行が可能で、エコカー減税の対象となるなど、環境にも配慮されたモデルとなっています。

まとめ

この記事では、専業主婦のためのカーリースについて解説してきました。専業主婦のためのカーリースは、低初期費用で新しい車に乗れることや修理やメンテナンス費用の負担が少ないこと、税金や保険料の一部が含まれるといったメリットが多く利用者も多くなっています。一方、保証人の設定やリース後の走行距離の制限や早期解約のペナルティ、車両の返却時の状態によっては追徴があるなどデメリットも認識して置くことが重要です。

専業主婦がカーリースを検討する際には、自身のニーズやライフスタイルに合ったプランを選択し、契約条件や注意点を理解したうえで快適なカーライフを過ごせる車を選択しましょう。

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この記事の監修・執筆者
河野みゆき

河野みゆき

自動車業界で26年の経験を持ち、自動車保険募集人資格を保有しています。自動車保険だけでなく、女性目線で車の専門知識を広め、もっと自動車について知ってもらうため、ライターとして積極的に活動しています。