カーリースの審査は連帯保証人を付ければ通るか?保証人が必要になるケースや条件を紹介!

カーリースの審査に落ちて、どうすれば審査に通るか調べていると、「連帯保証人をつけたら通る」というのを見たり、聞いたりしたことがある方もいるでしょう。そこで、今回はカーリースの審査で連帯保証人が絶対に必要なのかに加え、連帯保証人が必要になるケースや保証人の条件について解説します。
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カーリースの審査には連帯保証人が絶対に必要?
カーリースの審査において、申込内容や申込者の条件によっては連帯保証人が求められるケースがあります。しかし、申込者単独で審査基準を満たしている場合は、連帯保証人を立てなくても審査に通過します。
つまり、カーリースの審査では絶対に連帯保証人をつけなければならないわけではないのです。
カーリースの審査で連帯保証人が必要になるケース
申込者や申込内容によっては連帯保証人が必要ありません。それでは、どのような場合に連帯保証人が必要なのでしょうか。
ここでは、カーリースの審査で連帯保証人が必要になる人の特徴を見ていきましょう。
年収が少ない
申込者の年収が少ない場合は連帯保証人を求められることがあります。年収が200万円未満など、年収が少ない場合は、年収に対して出ていくお金の割合が大きくなることから、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
しかし、安定した収入がある連帯保証人を立てれば、支払い能力が担保されるので審査に通過することがあります。
学生・年金受給者
申込者が学生や年金受給者の場合も連帯保証人を求められるでしょう。学生の場合、アルバイトが主な収入となり、安定した収入があるとはいえません。そのため、支払い能力が乏しいと判断されてしまうので連帯保証人が必要になるケースが多いでしょう。
また、年金受給者については受給額によって、連帯保証人が必要になることがあります。とくに、受給額に対してリース料の割合が大きい場合は連帯保証人が必要となります。
勤続年数が短い
勤続年数が短い場合も連帯保証人が必要になる可能性があります。カーリースの審査では、年収や勤続年数などから、「安定した収入があるか」をチェックされています。
勤続年数が短いということは、「安定した収入がある」とは判断しづらいので、連帯保証人が必要になるケースがあるのです。勤続年数が1年以上あれば一定の基準に満たしていると言われているので、1年未満の場合は連帯保証人を求められることがあるでしょう。
他社の借り入れ額が大きい
他社の借り入れ額が大きい場合は、勤続年数が長かったり、年収が多かったりしても審査に落ちることがあります。とくに、「返済負担率」が30~35%以上の場合は審査に通らない可能性が高いです。
返済負担率とは、年収に対してローンやキャッシング、割賦払いなどの割合がどれだけあるかを示したものです。計算式は「年間返済額÷年収×100」となります。
たとえば、年収が300万円で、ローンや携帯電話の割賦払いなどの1年間の総支払額が120万円の場合、「1,200,000÷3,000,000×100」となり、返済負担率は40%で審査に通らないでしょう。このような場合、連帯保証人を立てることで審査に通過することがあります。
非正規雇用
アルバイトや契約社員といった非正規雇用の場合も連帯保証人を立てなければならないことがあります。アルバイトや契約社員の場合、解雇されるリスクがあるので、安定した収入があるとはいえないのです。
カーリースは毎月一定額を契約期間に応じて支払っていくので、途中で解雇されるリスクがある雇用形態の場合は厳しく審査されてしまいます。
だれに連帯保証人を依頼できる?
連帯保証人が必要になるケースは理解できたものの、だれでも連帯保証人になれるのか疑問に思う人もいるでしょう。ここでは、連帯保証人になれる人の条件を解説します。
家族や親戚
カーリースの審査で連帯保証人を求められた場合は、家族や親戚に相談することをおすすめします。配偶者や両親、兄弟などに依頼するのが一般的です。ただし、兄弟が学生であったり、配偶者が無職であったりするなど、収入がない場合は連帯保証人として認められないケースがあります。
つまり、家族や親戚だからといって、だれでも連帯保証人になれるわけではないのです。
なお、一般的には配偶者や両親などの家族や親戚が連帯保証人として認められていますが、カーリース会社によっては家族や親戚以外も連帯保証人として認めていることがあります。
安定した収入がある人
家族や親戚であっても安定した収入がなければ連帯保証人にはなれません。たとえば、申込者と配偶者、どちらもが年金受給者の場合は連帯保証人を立てたとしても審査に通過できない可能性があります。
また、申込者が学生であり、同じく学生の兄弟を連帯保証人とすることもできません。連帯保証人はあくまでも、「安定した収入がある」というのが条件であり、その条件に満たしておく必要があります。
連帯保証人がいない場合の対処法
連帯保証人が必要になるケースや、連帯保証人の条件について理解できたものの、そもそも連帯保証人を用意できないこともあるでしょう。
ここでは、連帯保証人がいない場合の3つの対処法を紹介します。
勤続年数が1年超えてから申し込む
年収が基準を満たしていても、勤続年数が1年未満の場合は連帯保証人を求められることがあります。しかし、どうしても条件を満たす連帯保証人を用意できない場合もあるかもしれません。
そういった場合は、勤続年数が1年を超えてから申し込みましょう。勤続年数が1年を超えていれば、一定の基準を満たしていると判断されて、連帯保証人がいなくても審査に通る可能性があります。
他社の借り入れ額を減らす
他社の借り入れ額が大きくて返済負担率が30~35%を超えている場合は連帯保証人が必要と言われることがあります。返済負担率を下げるには、年収を上げるか、他社の借り入れ額を減らすかの二択です。
とはいえ、すぐに年収を上げるのは難しいでしょう。その場合は、他社の借り入れ額を減らすところからはじめるのがおすすめです。たとえば、携帯電話を割賦払いで購入している場合は、一括返済して毎月の端末代の支払いをなくすことで、返済負担率を下げられます。
延滞を解消する
ローンやクレジットカードの支払いなどを延滞している場合は、速やかに延滞を解消しましょう。カーリースの申込段階で、すでに延滞がある場合は連帯保証人を立てても審査に通らない可能性があります。
そのため、まずは延滞している支払いを精算することが大切です。
まとめ
カーリースの審査を受けたときに、カーリース会社から連帯保証人を求められた経験をしたことがある方もいるでしょう。ただ、連帯保証人は絶対に必要なのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
連帯保証人が必要になるのは、年収が200万円未満であったり、勤続年数が1年未満であったりなど、安定した収入がないと判断されたときです。安定した収入がある連帯保証人を立てることで審査に通る可能性が高まります。
カーリースの審査に申し込んだものの審査に落ちてしまったという方は、連帯保証人を立てて再審査してもらうことで通過する可能性があります。
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- この記事の監修・執筆者
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岡本 修
自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。