カーリースでナビ付きの車は利用できる?後付けする方法と注意点を解説

カーリースでナビ付きの車は利用できる?後付けする方法と注意点を解説

「カーリースでもナビ付きの車は利用できる?」「購入したカーナビでもカーリースに設置できる?」などと悩んでいませんか?

カーリースでのナビ利用は、リース会社のオプションサービス、または購入したカーナビを設置することで可能です。ただし、利用にはコストがかかるだけでなく、返却時には原状回復が必要になるため注意しましょう。

本記事では、カーリースでナビ付きの車を利用する方法やかかるコスト、カーナビの種類について詳しく解説します。カーナビを設置する際の注意点もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

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カーリースでもナビ付きの車は利用可能

カーリースでもナビ付きの車を利用できます。リースの選択肢としてナビ付きの車を選ぶことは、長距離運転や頻繁に車を利用するドライバーにとって大きな利点となります。

ナビを利用する方法は以下の2つです。

  • オプションサービスを利用する
  • 購入したカーナビを設置する

それぞれ詳しく解説します。

オプションサービスを利用する

ほとんどのリース会社では、契約の際にオプションとして「ナビの設置・利用」といったサービスを用意しています。リース会社によってさまざまなナビシステムを幅広い価格帯で提供しており、利用者は自身の予算に応じて最適なサービスを選ぶことが可能です。

また、リース契約時にナビのオプションサービスを含めれば、後付けする手間が省けます。何かトラブルがあった際にも、技術サポートを受けられるため安心です。

購入したカーナビを設置する

カーリース利用時、外部で購入したカーナビを設置することも可能です。購入したカーナビであれば、自由にカスタマイズできる点が大きなメリットです。

市場に出回っている最新のナビシステムを選べば、運転を楽しむための環境を作れるでしょう。しかし、設置作業にはある程度の技術的知識が必要で、間違った取り付けによっては車両に損傷を与えてしまうリスクも伴います。

そのため、正確な取り付けが求められる作業は、製品に付属する詳細な取扱説明書を熟読することが重要です。

ナビ付きのカーリースを利用した時の費用相場

ナビ付きのカーリースを利用した場合、追加でコストがかかります。以下の状況別でかかる費用は異なるため、状況に合わせて最善の方法を選択することが大切です。

  • オプションサービスを利用した場合
  • 自分で後付けする場合
  • 後付け設置をディーラーやカー用品店に依頼する場合

それぞれ詳しく解説します。

オプションサービスを利用した場合

オプションとしてカーナビをリース契約に追加する場合、月額料金にて費用を支払います。相場は1,000円〜3,000円程度で、ナビシステムのレンタル費用及び、定期的なアップデート費用が含まれます。

オプションサービスの利点は、高額な初期投資を避けつつ最新のカーナビを使用できる点です。リース期間中に、カーナビに何らかの問題が発生した場合でも責任を持って対応してくれるため、利用者は安心してサービスを利用できます。

自分で後付けする場合

カーナビを自分で後付けする場合、設置に必要なハーネスやブラケットなどのアクセサリーも購入する必要があります。カーナビの金額に左右され、合計で15,000円〜150,000円ほどの出費となることも珍しくありません。

自分で設置を行えば、自由に好きなナビを選べて、必要に応じて追加機能をカスタマイズすることが可能です。ただし、技術的なミスによる車両へのダメージや保証の問題も考慮する必要があります。

後付け設置をディーラーやカー用品店に依頼する場合

ディーラーやカー用品店にナビの後付けを依頼する場合、専門の技術者が作業を行うため設置はプロの専門家によって行われます。設置費用は一般に5,000円〜20,000円程度で、費用の内訳は作業手数料と必要部材のコストです。

専門店での設置を選ぶ利点は、作業の保証が付くだけでなく、設置後に問題が発生した場合にも迅速な対応が期待できる点です。専門店では最新のナビシステムも豊富に扱っているため、最適なアドバイスを受けられます。

カーリースに設置できるカーナビの種類

カーリースにカーナビを設置する際には、どのような種類があるかを知っておくことも大切です。以下にカーナビの種類をまとめました。

  • インダッシュ型
  • オンダッシュ型
  • オーディオ一体型

それぞれ詳しく解説します。

インダッシュ型

インダッシュ型ナビは、ダッシュボード内に完全に組み込まれるタイプのカーナビです。高品質な画面と複数のメディア機能を備えており、車内のデザインと調和するように設計されています。

多くの高級車ではインダッシュ型ナビが標準装備されており、ナビ情報に加えて車両の診断情報や気象情報も一緒に表示することが可能です。ナビからさまざまな情報が得られるため、ドライバーはより快適で安全なドライビングを体験できます。

ただし、簡単に着脱ができないため、利用時はプロに設置を依頼しましょう。

オンダッシュ型

オンダッシュ型ナビは、ダッシュボードの上に直接設置されるタイプです。取り付けや取り外しが容易なため、一時的な使用や複数の車での共用に適しています。

カーナビはポータブルであり、基本的なGPS機能に加えて、Bluetooth接続や音声認識などの便利な機能が備わっている点が特徴的です。一般的な市場価格が約20,000円〜50,000円程度で販売されている製品が多く、レンタカー業界で好んで使用されます。

個人での設置もできる点から、非常に人気が高いカーナビです。

オーディオ一体型

オーディオ一体型ナビは、カーオーディオシステムとナビシステムが一体化されたものです。車内の音楽や映像再生、気象情報を1つのデバイスでカバーできます。

とくに音質や操作性に優れ、総合的なメディアソリューションを求めるドライバーにとって最適です。市場には、スクリーンサイズや機能性に応じてさまざまな価格帯のモデルがあり、30,000円〜150,000円程度で提供されています。

ナビゲーションとオーディオシステムの完全な統合により、車内での利便性と快適性が大幅に向上する点がメリットです。

ナビ付きのカーリースを利用する際の注意点

ナビ付きのカーリースを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 自分で後付けする場合は返却時に原状回復を行う
  • オプションの途中解約はできないことが多い
  • 自由にナビを選択できない

それぞれ詳しく解説します。

自分で後付けする場合は返却時に原状回復を行う

カーリース車に自分でナビシステムを後付けする場合、リース契約終了時に車を原状回復する必要があります。借りた時と同じ状態に戻すためには、カーナビや車両のダッシュボードに付けた電子設備を取り外す作業が含まれます。

ナビの取り付けでドリルで穴を開けたり、配線を改変したりした場合、完全に元の状態に修復するのは困難です。修理費用は最終的にユーザーの負担となり高額となることが多いため、後付けは慎重に行う必要があります。

オプションの途中解約はできないことが多い

カーリースをカーナビオプションと一緒に契約すると、リース期間が終了するまでオプションを解約できないことがほとんどです。途中で解約を希望しても、ナビのレンタル費用はそのまま発生し続けます。

そのため、オプションを選択する際には、リース期間全体でサービスが必要かどうかを慎重に考慮する必要があります。

自由にナビを選択できない

カーリースのカーナビオプションは、リース会社が提供する特定のモデルに限定されます。もし利用者が他のナビモデルを選択したいとなっても、自由に選択できないという点はドライバーにとって大きなデメリットです。

せっかくカーナビを設置しても、最新技術や特定の機能を求めるユーザーにとって、不便だと感じる可能性があります。そのため、リース契約前に提供されるナビのモデルと機能を詳細に検討し、自分のニーズに合致するかどうかを確認することが重要です。

まとめ

カーリースでのナビ利用は、リース会社のオプションサービス、または購入したカーナビを設置することで可能です。ただし、リース会社のオプションサービスでカーナビを設置する場合、「解約できない」「機種を自由に選択できない」といったデメリットもあります

ナビを購入して設置するにしても、原状回復が必須となり、状況次第では専門家のサポートが必要です。カーリース自体にナビは付けられるため、かかるコストや利用したいナビの種類を考慮してカーナビを設置しましょう。

【貯金0円でもOK】新車が月額5,500円~
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この記事の監修・執筆者
堺 彬

堺 彬

自動車運転歴15年のフリーランスライター。自身の運転歴を活かして、自動車関連の記事を執筆。自動車関連会社の人材コンサルタントの経験もあり、自動車が好きな人と企業のマッチングサポートを行なう。レンタカーを使って旅をする実体験から、最適なカーライフを提案するのが得意。