車を買い替えるときにカーリースを選ぶメリットとは

車を買い替えるときにカーリースを選ぶメリットとは

そろそろ車を買い替えようかな、と思うことは、車を持っている人ならあると思います。
そのとき、普通に車を買うのではなく、カーリースを利用するという方法を選ぶ人が増えています。

ではなぜ、カーリースを選ぶのでしょうか。そのメリットはどこにあるのか、またデメリットはあるのか、ご説明します。

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車を買い替えるタイミングとは

車を持っている人なら『そろそろ買い替えようかなぁ』と考えてしまうことがあるはずです。
ではどうして、車を変えたいと思ってしまうのか、まずはそこから考えてみましょう。

ライフプランの変化などの要因

車というのは便利な道具です。荷物を運んだり人を乗せたりして、自由に移動ができます。
さらにいえば、運転すること自体を楽しむこともできます。
しかし、現在乗っている車が少しずつ変わっていく生活スタイルにマッチしなくなりはじめると、徐々に不満がたまっていくことにもなります。

たとえば、若いころはスポーツタイプの車に乗っていたけど、子供が産まれたら不便になった、というのはよく聞く話です。
ご両親が要介護となり、病院への送迎をするためには大きな車が必要だ、ということもあるでしょう。

こういったライフプランの変化は、車の買い替え要因の大きなものとなります。

事故など外的な問題

さらに大きいのは、事故や故障による車の買い替えです。

愛着のある車であれば、多少の事故による損傷や故障なら修理をするのでしょうが、その費用が車の評価額を大きく上回ってしまう場合には、現実的に買い替えをしたほうがお得、ということにもなってしまいます。

買い替えの際に考えたいこと

では実際に車を買い替えるときに、どんなことを考えなければいけないのか、整理しておきましょう。

下取りか買い取りか

まず最初に考えなければいけないのは、現在持っている車の処分の仕方です。
車の機能に問題がなければ、新しい車を買うときに下取りをしてもらうか、買い取り店で買い取ってもらって、そこで得た金額を新しい車の頭金にする、というのが普通のやりかたとなります。

当然のことですが、できれば高額で売れたほうがいいので、下取り価格と買い取り価格を比較するのはもちろん、買い取り店もいくつかの店舗で見積もりをとり、もっとも高額なところに持ち込むという作業が必要です。

ただし、現在乗っている車が事故などで大きく損傷してしまっている場合には、無料で処分してもらう、ということもあるでしょう。いまは昔と違い、リサイクル料金を支払っていますので、お金を払って処分してもらうということはなく、最悪でも引き取り費用と廃車手続きの代行費用の支払いくらいで済みますが、それもお店によって違ってきますので相見積もりをとったほうが無難です。

再び必要となる諸費用やカーローン

また車を新たに購入する場合には、登録諸費用やカーローンの組みなおしなどが必要となります。カーローンはあらためての審査となりますので、費用も時間も必要です。

事故などの損傷で車を買い替える場合には仕方ないのですが、ライフプランの変化に合わせた買い替えの場合には、次にどんなことが起きるのかを予想し、それにマッチした車種を選んでおく、ということも考えたいところです。

カーリースへの乗り換えのメリットとは

ではなぜ、新たに車を買い替えるのではなく、カーリースを利用しようと考えている人が増えているのでしょうか。そのポイントをご説明します。

頭金が不要

まず大きいのは、カーリースを利用する際には、頭金を用意しておかなくてもいい、ということがあります。

カーリースは月々の利用料金に登録するときに必要となる費用や、契約期間中に発生する税金や点検整備、車検費用を含めていますので、頭金なしでの契約が可能です。
そのため損傷によって乗り換えが必要となったけど、元の車の価値がほとんどなく、頭金が用意できないという場合でも契約ができます。

さらに、それまで乗っていた車が普通に買い取り店で売れた、という場合には、頭金として用意をしておくと、そのぶん月々のカーリース利用料金を下げることも可能です。

月々定額の利用料金で乗れる

車を所有していると、毎年5月には自動車税の支払いがあり、点検整備や車検の費用もすべて所有者自身が支払わなければなりません。
しかしカーリースでは、それらの費用は利用料金に含まれているので不意の出費がありません。

また点検や車検もリース会社からお知らせが届くため、忘れる心配もありません。
これはコストパフォーマンスだけではなく、タイムパフォーマンスの向上にも繋がるポイントです。

ライフプランの変化に合わせて契約期間を決められる

カーリースはリース会社が所有している車を、契約期間中自由に使える、というサービスです。
その契約期間は短期リースなら1ヶ月単位、通常は3〜7年、長期リースでは9〜11年などさまざまで、契約時に決めることができます。
そのため、お子さんの成長やご自身の生活の変化を予想し、そのときに必要となる車を選んで契約できます。

契約期間が終わればその先の生活に合わせた車へ乗り換えることもできるわけで、そのときいちいち下取りして新たに登録する、などという手間がかかりません。
この手間いらずという部分も大きなポイントとなっています。

まとめ

今回は車を買い替えるときにカーリースを選ぶメリットについてご説明しました。

カーリースは契約期間を定めて車を自由に使えるというサービスです。
登録に要する費用や、契約期間中に発生する税金などは月々の利用料金に含まれているため、頭金なしで契約ができ、契約期間が終われば新たな車に乗り換えることができます。

そのため買い替えと比べて手間がかからず、安い費用での乗り換えが可能です。

生活環境の変化に合わせてその都度車を買い替えるのではなく、必要なときに必要な車に乗り、契約が終わったら次に必要な車へと変える、ということをスマートにおこなうことができます。
カーリースといっても新車を購入するのと同じく、オプションの装備などは自由にでき、その点での制限もありません。

そろそろ車を替えようかな、と考えているなら、カーリースも検討すると選択肢が大きく広がるのではないでしょうか。

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この記事の監修・執筆者
高田 林太郎

高田 林太郎

自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立し、自動車業界歴は33年。国産・輸入車の試乗記やカスタマイズパーツのインプレッション、自動車周辺企業への取材などをメインにおこないつつ、パーツ開発に対するアドバイスやブランディングコンサルタントなど、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。