ローンが通らなくても車を買う方法はある?審査基準や対策を紹介!

車の購入を検討しているものの、ローンが通らずにどうすればいいか困っている人もいるでしょう。インターネットで調べていると、ローンが通らなくても車に乗る方法があるというのを見て、具体的な方法が知りたい人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、ローンが通らなくても車に乗る方法について解説します。さらに、ローンの審査基準や、ローンに落ちたときの対処法も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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ローンに通らなくても車に乗れる?
結論からいうとローンに通らなくても車に乗れます。車を購入するときは、ローンや現金一括、クレジットカード利用など、さまざまな支払い方法から選択できます。ローンに通らなかったとしても、現金一括で購入すれば車に乗ることは可能です。
また、一部の販売店によってはクレジットカード払いにも対応しています。そのほか、カーリースであればローン審査に通らなくても、新車に乗れる可能性があります。
ローンに通らなくても車に乗る方法
車に乗りたいものの、なかなかローンに通らずどうすればいいか困っている人もいるでしょう。ここでは、ローンに通らなくても車に乗れる5つの方法を紹介します。
ローンを使わずに現金で購入する
先述の通り、ローンを使わずに現金一括で支払えば車に乗れます。新車であれば数百万円以上のお金が必要であり、中古車であっても車種によっては数百万以上が必要なので、なかなか現実的ではありません。
家族にローンを組んでもらう
家族にローンを組んでもらって、家族名義で車を購入するといった方法があります。自分ではローンが通らなくても、配偶者やそのほかの家族であればローンに通るといったケースも少なくありません。
しかし、あくまでも家族名義であることから、主に運転するのは家族である必要があります。自分が乗ることが前提にもかかわらず、家族が自分の代わりにローン審査を受けるというのは、名義貸しといったリスクにもなりかねません。
あくまでも家族名義であることを留意しておきましょう。
審査に甘いローンを検討する
ひとえにローンといっても、ローンの種類によって審査の難易度に違いがあります。一般的には銀行ローンの審査の難易度が高く、ディーラーローンの審査が緩い傾向にあります。ただ、ディーラーローンが通らずに困っている人もいるでしょう。
昨今は、自社ローンというのがあり、販売店独自のローン制度があります。自社ローンは信販会社を通さずに審査をするので、比較的通りやすいといった特徴があるのです。しかし、金利相当分が非常に高く、銀行ローンやディーラーローンを利用するよりも割高になってしまうことに注意しておかなければなりません。
レンタカーを利用する
ローンが通らず、現金一括での購入が難しい場合は、一時的にレンタカーを利用するといった方法もあります。利用期間によっては、車を購入するよりも割高になってしまうことがありますが、一時的な利用であればレンタカーの利用も検討するといいでしょう。
ただし、レンタカー会社によって使用できる期間に違いがあり、長期利用できないプランもあります。あらかじめ使用期間が決まっている場合は、事前にレンタカー会社に相談することをおすすめします。
カーリースを利用する
ローンの審査に通らず、現金での購入も難しく、さらに長期利用のため、レンタカーの利用もできないといったケースもあるでしょう。その場合は、カーリースを検討するのをおすすめします。
銀行ローンやディーラーローンの審査に落ちた場合であっても、カーリースの審査に通って新車に乗れる可能性があります。カーリースであれば、初期費用がかからず、毎月固定の金額で新車に乗れるのが魅力です。
ローンに通らない原因
何度やってもローン審査に通らないときは、審査に通らない原因を追求することが大切です。原因がわからなければ、対処のしようがないので、いつまでも審査に通貨できない可能性があります。
ここでは、ローンに通らない具体的な原因を紹介します。
信用情報に傷がある
信用情報に傷がある場合は、ローン審査に通らない可能性があります。信用情報とはCICやJICCなどの第三者機関に蓄積された客観的な取引事実を登録した個人情報のことをいいます。
クレジットカードや携帯電話の割賦支払い、過去のローンの支払い状況など、一定期間について記録、保管されているのです。過去にクレジットカードやローンの支払いが滞ったことがある場合、CICやJICCに支払いが滞ったという事実が記録されて、信販会社などが閲覧できる仕組みとなっています。
CICやJICCに遅延情報や未払いの記録が残されていると、新しくクレジットカードを作ったり、ローン審査に通らなかったりします。そのため、なかなかローンに通らない人は、取り急ぎCICやJICCの記録を取得して、信用情報に傷がないか確認しましょう。
信用情報に傷があったとしても、正常に支払いを続けて、一定期間が過ぎると過去の遅延情報などが消えるので、過去の情報が消えたタイミングでローンに再申し込みすることをおすすめします。
購入価格と年収が見合っていない
信用情報に傷がなかったとしても、そもそも自動車の購入価格と年収が見合っていなければ審査に通りません。たとえば、年収が200万円程度であり、購入価格が1,000万円という場合は、ローンの審査に通らないでしょう。
ローン審査では、毎月しっかりと支払いできるかどうかも含めてチェックしているので、購入価格と年収が見合っていない場合は審査に落ちることが多いです。
年収に見合った車種に変更してローン審査に申し込むと審査に通る可能性があるので、一度車種の変更を検討するといいでしょう。
虚偽の内容で審査に申し込んでいる
虚偽の内容で審査に申し込んでいる場合もローン審査に落ちるケースがあります。勤務先や生年月日、職種など、嘘の情報で審査に申し込むと、嘘がばれてしまって審査に落ちてしまうことがあります。
CICやJICCでは、運転免許証番号や生年月日、勤務先情報や電話番号など、さまざまな記録が残されています。虚偽の申請をしても、CICなどで嘘がばれてしまい、審査に通らなくなってしまうのです。
ローン審査に申し込むときは、虚偽の内容を記入しないようにしましょう。
カーリースならローン審査に落ちた人でも利用できる可能性がある
ローン審査に落ちる原因はわかったものの、すぐには対策できず、どうすればいいか悩んでいる人もいるでしょう。
ローン審査に通らないものの、どうしても車に乗りたいといったケースもあります。そのようなときは、カーリースの審査に申し込むのをおすすめします。カーリースの審査でもCICなどを使って信用情報を確認するのが一般的です。
しかし、ローンとカーリースの審査基準が異なることもあるので、ローン審査に落ちたからといって、必ずしもカーリースの審査にも落ちるというわけではないのです。
そのため、どうしても車に乗りたい人は、カーリースの審査もしてみるといいでしょう。
まとめ
ローン審査に通らなくても、現金一括で支払えば車を購入できます。しかし、車によっては数百万以上の費用がかかり、大きな出費になってしまいます。
とはいえ、過去にクレジットカードやローンの支払いが遅れたなど、信用情報に傷がある場合はローン審査に通過するのが難しいでしょう。そういったときは、試しにカーリースの審査に申し込むのがおすすめです。
ローン審査に通らなくても、カーリース審査に通る可能性もゼロではありません。どうしても車に乗りたい人は、一度カーリースの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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- この記事の監修・執筆者
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岡本 修
自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。