【イマドキの車事情】中古車は車選びよりも中古車販売店選びが重要!?~来店前編~

【イマドキの車事情】中古車は車選びよりも中古車販売店選びが重要!?~来店前編~

中古車を購入をするとき、多くの方が車や予算を決めて実際に車を店舗で見たり試乗したりして契約をするという流れになりますがここでもっとも注意したいのが「どこで買うか」というお店選びになります。

そこで今回は「優良店」を見抜くための来店前に「ネット」で判断できるチェックポイントを4つ紹介したいと思います。

「保証」はついているか?

中古車保証イメージ

新車の場合はメーカー保証がついていますが中古車の場合は販売店によって保証が様々。保証自体の有り無しはもちろんのこと、有料保証などありますが1つのポイントとして「保証付」かどうかを確認しましょう。

期間は3ヶ月~1年付であれば安心です。理由としては納車後、すぐ故障してしまうようであれば保証を付けている販売店は大赤字になってしまいます。裏を返せば「整備をしっかりして納車をしている自信のあらわれ」とも言えます。また、有料でも延長保証が用意されているも安心感につながります。

販売スタッフが「顔出し」しているか?

お店のホームページでスタッフが「顔出ししているか」というのも重要な確認ポイントです。なぜ、顔出しをしているお店が優良店といえるのか、それは売りっぱなし前提のお店では販売後のトラブルが多く、スタッフの入れ替えが激しいため営業マンの名前や顔写真が掲載できないからです。

販売店情報が具体的な「数字」で明示されてるか?

お店の実績からも「良質店」を見極められるポイントがいくつかあり、細かく調べる必要はありません。特に「創業○○年」など長くその地域で営業している店舗は「顧客が多い=リピーターが多い」ということになりますので確かな商品(車)を売っているお店ということになります。仮にトラブルがあってもきっちり対応してくれるからこそ長い間、存続できているということになります。

車の掲載写真をチェックする

車両品質評価書イメージ

掲載写真をチェックする、当然のことだと思うかもしれませんが見るべきポイントがあります。

車の背景や角度、明るさにこだわっているかをチェックしてみてください。どの車もきっちり同じ角度、同じ順番、同じ場所、同じ枚数で掲載されている販売店はこだわりがしっかりあり優良店である可能性が高いといえます。特に1台につき多くの枚数が掲載されている場合、お客さんにできるだけ適切な情報を提供しようとする姿勢があるからです。

また、車両の状態をその店舗だけでなく第三者機関で証明している鑑定書や車両評価書など掲載されているかも重要なポイントとなります。店舗だけの評価であればいくらでも偽って作成することができますが第三者機関であれば客観的に平等に評価され、複数の目でチェックできることも見落としや不正を防ぐ意味でも有効な判断材料となります。

次回は、実際に店舗へ行った時のチェックポイントを紹介していきます。

この記事の執筆者
倉田 佑一郎

倉田 佑一郎

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。