ノアの魅力とは?内装と収納力を徹底紹介!

ノアの魅力とは?内装と収納力を徹底紹介!
出典:
トヨタ「ノア」

新しい車への乗り換えを検討するうえで、車の見た目はもちろん、内装や収納力も確認する方がいるでしょう。とくにノアのようなミニバンの場合、荷物をたくさん積めるかどうかが気になる方が多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、トヨタノアの内装についてご紹介します。グレードごとの内装の違いに加え、シートアレンジや収納力を徹底解説するので、ぜひ参考にしてください。

ノアの概要と特徴

2001年にタウンエースノアの後継モデルとしてデビューしました。ミドルクラスミニバンとして、非常に人気が高く、デビュー以来絶大な人気を誇っています。

4代目となる現行の90系ノアは、2022年にデビューし、電動モジュールやハイブリッドシステムの高効率化が図られました。

なお、ノアには、以下のグレードが展開されています。

ガソリンエンジン
  • S-Z
  • Z
  • S-G
  • G
  • X
ハイブリッド
  • HYBRID S-Z
  • HYBRID Z
  • HYBRID S-G
  • HYBRID G
  • HYBRID X

※S-ZおよびZ以外は8人乗りの設定あり
※各グレードに4駆の設定あり

ノアのグレードごとの内装

ノアには、さまざまなグレードが展開されていますが、グレードによって内装が異なります。

ここでは、グレードごとに異なる内装を詳しく見ていきましょう。

HYBRID S-Z

HYBRID S-Z 内装
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トヨタ「ノア」

ノアの内装はブラック基調となっており、シンプルなデザインが特徴です。シートには、合成皮革とファブリックが採用されているほか、インパネやハンドル周りにシルバーが加飾されています。

HYBRID S-Z ハイブリッド専用のオプティトロンメーター
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トヨタ「ノア」

メーターは、ハイブリッド専用のオプティトロンメーターとなっており、中央には7インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが採用されています。

HYBRID G

HYBRID G 内装
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トヨタ「ノア」

HYBRID GもHYBRID S-Zと同様にブラック基調のデザインとなっています。ただ、合成皮革のシートは採用されず、上級ファブリックのシートが装備されています。

HYBRID G ハイブリッド専用のオプティトロンメーター
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トヨタ「ノア」

メーターについては、ハイブリッド専用のオプティトロンメーターとなっていますが、中央部分のマルチインフォメーションディスプレイが4.2インチとなります。

X

X 内装
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トヨタ「ノア」

ガソリンのエントリーモデルであるXグレードもブラック基調のデザインとなっていますが、シルバー加飾は施されておらず、よりシンプルな仕上がりが特徴です。

シート表皮にはファブリックが採用されており、肌触りの良さが特徴といえるでしょう。

ガソリンモデル専用のメーター
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トヨタ「ノア」

ガソリンモデル専用のメーターが採用されており、中央部分には4.2インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイがレイアウトされているのが特徴です。

ノアの内装の魅力とは?

ノアの内装は「HYBRID S-Z」「HYBRID G」「X」など、グレードによって、採用されている色や素材などに違いがあります。

ただ、ノアの内装が、グレードによって違いがあることは理解できたものの、具体的にどのような装備や機能が備わっているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ノアの内装について、項目ごとに詳しく解説します。

運転席・助手席まわり

では、まずは運転席・助手席まわりから見ていきましょう。

シフトレバー
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トヨタ「ノア」

インパネ中央部分にはシフトレバーがレイアウトされています。HYBRID S-Zではシルバー加飾がついており、スタイリッシュな雰囲気に仕上がっています。

センターコンソール
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運転席と助手席の間にはカップホルダー付きセンターコンソールが装備されています。

小物入れスペース
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トヨタ「ノア」

また、助手席側のフロント部分には、小物入れスペースが用意されており、ティッシュボックスやスマートフォンなどを収納できるようになっているのが特徴です。

後部座席

次に、後部座席の内装を見ていきましょう。

中央にコンソールボックスを装備
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トヨタ「ノア」

7人乗モデルでは、2列目シートの中央にコンソールボックスが装備されます。カップホルダーとテーブルがついているので、ゆったりくつろげるのが特徴といえるでしょう。

3列目シートはレバー操作で簡単に跳ね上げることができる
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トヨタ「ノア」

3列目シートは、レバー操作で簡単に跳ね上げることができ、シートアレンジを自由に変えられるのが魅力的です。

オットマン、シートヒーターを採用
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トヨタ「ノア」

また、セカンドシート部分には、クラス初のオットマン、シートヒーターが採用されています*。

*S-Z、Zにメーカーパッケージオプション

荷室スペース

ここでは、ノアの荷室スペースを見ていきましょう。

ノアの荷室スペース
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トヨタ「ノア」

ノアの荷室スペースは広々とした空間が特徴であり、3列使っていても、十分な広さが確保されています。

ノアの収納力はどれくらい?

ここでは、ノアの収納力を見ていきましょう。

ノアの荷室スペースの寸法
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トヨタ「ノア」

ノアの荷室スペースの幅は、1,100mmとなっており、幅が広い荷物もゆったり載せられます。また、地面から荷室スペースまでの高さが500mmなので、重い荷物も載せやすいのが特徴といえるでしょう。

さまざまなシートアレンジができる
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トヨタ「ノア」

さまざまなシートアレンジができるノアは、アレンジによって積載力が変わります。

たとえば、スーパーリラックスモードでは、4名乗車を想定しており、荷室スペースを限りなく小さくする代わりに、後部座席がゆったりと広々とした空間になるのです。

また、ラゲージモードでは、3列目のシートを跳ね上げることで、スーツケースを3つ載せられるほどの大容量を確保できます。

さらに、ビッグラゲージモードでは、2列目を1列目のほうに移動させ、3列目を跳ね上げることで、広い荷室スペースを確保できます。このモードでは、自転車を積めるほどの積載力を確保できるのが特徴といえるでしょう。

なお、2列目と3列目のシートを倒すことで、リアフラットソファモードとなり、車中泊などができます。

まとめ

ミドルクラスミニバンの代名詞ともいえるトヨタノア。さまざまなグレードが展開されており、グレードによって内装で使用される素材や色味などに違いがあります。

最上級グレードであるS-Zでは、合成皮革とファブリックを組み合わせたシートが採用されているのに対し、エントリーモデルではファブリックシートとなっていることから、予算や希望に合わせて自由に選べるのが魅力的でしょう。

また、使い勝手に合わせてさまざまなシートアレンジができるのもノアの特徴です。ビッグラゲージモードでは、大人用の自転車を積めるほどの大容量の荷室スペースを確保できます。

さらに、ラゲージモードにすると、スーツケースを3つ積めるほどの収納力を確保することが可能です。

この記事の執筆者
岡本 修

岡本 修

自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。