スイフトの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説

スイフトの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説
出典:
スズキ「スイフト」

コンパクトカーなのに爽快な走りができるスイフトを比較検討したいけど、公式サイトでスイフトの特徴や人気の秘密、内装や収納力は軽自動車や他の車と比較は難しいですよね?

スイフトのグレードは車の駆動方式で2WDと4WDの違いでグレードは7つですが、内装や収納力は変わらないため、この記事では比較しやすいように3つのグレードに注目して紹介します。

スイフトの内装や収納力と特徴や人気の秘密も解説しますのでご参考ください。

スイフトの特徴は?

スイフトの外装
出典:
スズキ「スイフト」

スイフトの特徴は、爽快な走りとスポーティーなモデルで人気のため、2024年2月で累計の販売台数は900万台も超えるスズキの看板商品です。

コンパクトカーなのにスポーツカーのような爽快な走りができるのは、新開発のZ12E型1.2L3気の筒高効率エンジン搭載のためです。

筒高効率エンジン搭載のため、低速から滑らかに上昇するトルク特性で、市街地の走行も軽快に運転ができます。また、マイルドハイブリッドのためモーターアシストで燃料消費を抑制でき低燃費も実現しています。

ホンダのフィットには燃費で劣りますが、軽快な走りは段違いで、走行性能に人気があるヤリスよりも低燃費のため、2つの良いところ取りをしている車がスイフトです。

スイフト・フィット・ヤリスの燃費を表にまとめています。

車種 燃費
スズキ スイフト
(マイルドハイブリッドの場合)
24.5km/L
ホンダ フィット 30.2km/L
トヨタ ヤリス 21.3km/L

※燃費は各社の公式サイトより参考しています。

デザインも2017年度グッドデザイン受賞をしておりスポーティーな外観なため、乗るたびにドライブのワクワクを与えてくれます。

スイフトのグレードごとの内装

ここでは、スイフトのグレードごとの内装を紹介します。グレードを比較しやすいように、3つのグレードに注目したので参考にしてください。

HYBRID MZ (マイルドハイブリッド)

HYBRID MZ(マイルドハイブリッド)は、スイフトで一番上のグレードになります。

HYBRID MZ (マイルドハイブリッド)のダッシュボード
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スズキ「スイフト」

HYBRID MZ (マイルドハイブリッド)は、9インチのディスプレイオーディオを標準で装備しています。

HYBRID MZ (マイルドハイブリッド)の運転席と後部座席
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スズキ「スイフト」

スポーティーなモデルのため、全体的にスタイリッシュなトーンに統一されています。

HYBRID MZ(マイルドハイブリッド)の内装の特徴を表にまとめました。

項目 特徴
ハンドル 本革(シルバーステッチ)
ガーニッシュ(シルバー)
エアコン フルオートエアコン
シート メランジグレー &ブラック・シルバーステッチ

HYBRID MZ(マイルドハイブリッド)グレードで一番の特徴は、ハンドルが本革巻で質感がよく、スイッチ周りもガーニッシュ加飾パーツで上質な仕上がりになっている点です。

下位グレードでは、ハンドルがウレタン素材であるため、車の運転を楽しみたい方にとっては、ハンドルまでこだわりたいものです。

HYBRID MX(マイルドハイブリッド)

HYBRID MX(マイルドハイブリッド)は3つのうち真ん中のグレードになります。

HYBRID MX(マイルドハイブリッド)のダッシュボード
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スズキ「スイフト」

一番上のグレード(HYBRID MZ)とシートは同じになりますが、ハンドルがウレタン素材となります。

HYBRID MX(マイルドハイブリッド)の運転席と後部座席
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スズキ「スイフト」

後部座席の内装はHYBRID MZ(マイルドハイブリッド)と大きく変わりないです。

HYBRID MX(マイルドハイブリッド)の内装の特徴を表にてまとめています。

項目 特徴
ハンドル ウレタン
エアコン フルオートエアコン
シート メランジグレー &ブラック・シルバーステッチ

上位グレードのMZとエアコンやシートなど大きな差がありませんが、、ハンドルがウレタン素材に変更されています。ハンドルへの質感のこだわりがない方や、ハンドルカバーを取り付けるまたは、他社製品のハンドルに取り替えるなどを検討されている方は、HYBRID MX(マイルドハイブリッド)がおすすめです。

XG

XGはスイフトのグレードで一番下になります。

XGのダッシュボード
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スズキ「スイフト」

グレードは一番下ですが、スタイリッシュで落ち着きのあるデザインに仕上がっています。

HYBRID MZ (マイルドハイブリッド)の運転席と後部座席
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スズキ「スイフト」

XGの内装の特徴を表にてまとめています。

項目 特徴
ハンドル ウレタン
エアコン マニュアルエアコン
シート ブラック

XGもハンドルはウレタン素材となります。HYBRID MX(マイルドハイブリッド)との違いとしては、エアコンがオートエアコンからマニュアルエアコンへ変更となり、シートがブラックの1色となります。

そのため、上位2つのグレードと比較すると見劣りするかもしれませんが、価格は同じ「4WD・CVTの最上位グレードHYBRID MZ (マイルドハイブリッド)」と比較すると約44万円の差があるため値段重視であればXGがおすすめです。

駆動方式 価格
2WD・CVT 172万7,000円(税込み)
4WD・CVT 189万円2,000円(税込み)

※メーカー希望小売価格でオプションなどは含まれていません

スイフトの魅了は?人気の秘密は?

余計な装飾がなく、洗練された室内空間が特徴のスイフトですが、以下ではスイフトの魅力や人気の秘密をご紹介します。

運転席・助手席まわり

運転席・助手席まわりは「人とクルマとの一体感を感じられる高い質感のインテリア」のコンセプトで、統一感を感じるスタイリッシュなデザインです。

スイフトの運転席・助手席まわり
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スズキ「スイフト」

質感の高いインテリアがあるため、快適なドライブができるのが人気の1つであり、ハンドのカスタマイズ性が高いのも人気の理由となっています。

自分好みに合わせてハンドル位置を調節できるため、CMコンセプトの通り「どこまでもいけちゃうって最高じゃん!」と楽しくドライブできるのが魅了されているポイントです。

スイフトの運転席・各部名称
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スズキ「スイフト」

運転席のカスタマイズは、4つの機能(チルトステアリング・テレスコピックステアリング・シートスライド・運転席シートリフター)があります。自身の体格や好みに合わせて、運転席をカスタマイズできるので、自分に最適なドライブが楽しめるでしょう。

後部座席

後部座席もリラックスできる快適な空間となっているため、コンパクトカーの狭い印象を感じさせない心地よい空間となっています。

スイフトの後部座席
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スズキ「スイフト」

また、後部座席にもドリンクホルダーは設置されているため、収納スペースがあり長時間のドライブも安心です。

スイフトのドリンクホルダー
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スズキ「スイフト」

荷室スペース

スイフトはコンパクトカーなのに、5名乗車時でも最大265L収納できる大容量となっています。

スイフトの荷室スペースの広さ
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スズキ「スイフト」
スイフトの荷室スペースの収納力
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スズキ「スイフト」

スーツケースも2つ載せることができるため家族や友人とのお出かけも十分な荷物スペースです。

スイフトの荷室スペースを広げる
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スズキ「スイフト」

後部座席のシートも倒すことができるため、たくさん荷物があっても荷室スペースを大きくすることができます。

スイフトの収納力はどれくらい?

収納スペースも充実しており、助手席にボックスやスマホなど置けるトレーやドリンクホルターもあります。

・グローブボックス

グローブボックス
出典:
スズキ「スイフト」

・センターコンソールトレー

センターコンソールトレー
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スズキ「スイフト」

・センターコンソールドリンクホルダー(フロント2個)

センターコンソールドリンクホルダー
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スズキ「スイフト」

まとめ

スイフトは2017年グッドデザイン賞も受賞されスタイリッシュなデザインなのに、爽快な走りができるため、魅了されている人気のコンパクトカーです。

グレードも大きく3つあり上位のグレードは、ハンドル細部までこだわりがあり楽しいドライブを演出してくれます。

荷室・収納スペースも大容量なので、休日は家族や友人と旅行やアウトドアに行くにはスイフトはピッタリですね。

今回の記事を参考に、お出かけの頻度やどこにお出かけするのかイメージすると、車の比較検討はしやすくなるでしょう。

この記事の執筆者
今井祐樹

今井祐樹

Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。