フォレスターの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説

フォレスターの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説
出典:
スバル「フォレスター」

SUVの自動車は、各メーカーさまざまあり、特徴や内装、収納力の比較をするのは難しいです。
SUVは、車体が大きいため視界が悪く運転がしづらいので安全運転に配慮しなければなりません。

フォレスターの特徴は、SUVの中ではリーズナブルな価格なのに安全性が高い走行性能を持っていることです。

この記事では、フォレスターの具体的な安全性が高い走行性能について解説します。内装や収納力、人気の秘密までも紹介しますので、SUV選びの参考にしてください。

フォレスターの特徴は?

フォレスターの特徴は、公式サイトでも10個挙げられており、なかでもとくに高い安全の走行性能があることです。

フォレスターの10個の特徴は下記になります。

  1. 衝突事故を防ぐサポートをするアイサイト
  2. 大きく開くドアで荷物もラクラク積み下ろし
  3. 大きいフロントガラスで広い視界
  4. シート位置やミラー角度が自動で最適な位置調整
  5. 最小回転半径5.4mの小回りが利く
  6. バックでも後ろが見やすい
  7. 乗る人全員が酔いにくく、快適なドライブ
  8. 荷室スペースの開口部は広く、長い荷物もそのまま載せられる
  9. 優れた走行性能で、雪が積もっていても力強く走れる
  10. ツーリングアシストで高速道路の運転もアシスト

スバルの特徴であるアイサイトは、フォレスターにも搭載しています。スバルのアイサイトが搭載されている車の追突事故発生率は、驚異の0.06%と低く、視界の悪い雨天でも強力に安全をサポートしてくれるでしょう。

フォレスターは、最小回転半径5.4mのため、街中や山道、狭い路地でも小回りが利き運転しやすいのも特徴的です。

また、フォレスターは、安全や運転のしやすさだけが特徴ではありません。走りと安全性能を高めている「スバルグローバルプラットフォーム」を採用しているため、優れた操作性と安定性があり、静かな走行は、乗る人全員を快適にしてくれるでしょう。

フォレスターのメーカー希望小売価格は、3,069,000円(税込)からと日産のエクストレイルやトヨタのHARRIERと比較するとリーズナブルに購入できます。

車種 メーカー希望小売価格
フォレスター(スバル) 3,069,000円(税込)~
エクストレイル(日産) 3,601,400円(税込)~
HARRIER(トヨタ) 3,128,000円(税込)~

フォレスターは、安全の装備と走行性能をスバルの技術で極限まで高めているのに、リーズナブルに購入できるSUVの車です。

フォレスターのグレードごとの内装

ここでは、フォレスターのグレードごとの内装について解説します。
7つのグレードで内装の違いを紹介しますので、ご参考ください。

Touring

Touringは、フォレスターの中では一番下のグレードになります。
シートは、撥水ファブリックと合成皮革となっており、レザーシートと比較すると見劣りするかもしれません。

Touringのシート
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スバル「フォレスター」

ステアリングは、本革巻のシルバーステッチのハンドルとなっています。

Touringのステアリング
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スバル「フォレスター」

Touringのメーカー希望小売価格は、3,069,000円(税込)からとなっており、シンプルな内装でリーズナブルにフォレスターを購入できるグレードになります。

X-BREAK

X-BREAKは、レッドオレンジの装飾が際立つグレードとなっています。

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スバル「フォレスター」

ブラックステッチは、ブレイズガンメタリック塗装と表皮巻になっており、レッドオレンジの刺繍が入っています。

レッドオレンジの装飾は、室内だけではありません。

X-BREAKの車体前方
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スバル「フォレスター」

車体前方にもレッドオレンジの装飾があり、彩りを追加してくれます。

シートは、撥水性ポリウレタンで、レッドオレンジステッチのタグ付です。

X-BREAKのシート
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スバル「フォレスター」

撥水性ポリウレタンは、完全防水ではありませんが撥水性に優れているためスキーやスノーボード、サーフィンのアウトドアに好きな方にはおすすめのシートです。

X-BREAKのメーカー希望小売価格は、3,300,000円(税込)からです。X-BREAKは、オレンジの装飾で彩りが追加されており、撥水性に優れたシートがあるグレードとなります。

X―EDITION

X-EDITIONは、Advanceと内装の差は大きくありませんが、ブラックの装飾に統一されたグレードになります。

シートは、Advanceと同じく撥水ファブリックと合成皮革になります。

X―EDITIONのシート
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スバル「フォレスター」

ステアリングホイールは、シルバーステッチのみでAdvanceにある高触感革はありません。

X―EDITIONのステアリングホイール
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スバル「フォレスター」

X-EDITIONのエアコンは、3連ダイヤルタイプのため、運転中でも操作がしやすいです。

X―EDITIONのエアコン
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スバル「フォレスター」

ブラックで統一しているのは、内装だけではなく車両にも装飾されています。

X―EDITIONの車両
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スバル「フォレスター」

車両前方にある幾何学テクスチャーは、ブラックに統一された見た目だけではなく、傷が目立ちにくいよりアウトドアに向いた仕様になっています。

X-EDITIONでは、ブラックに統一した落ち着きのあるトーンにできるグレードです。

Advance

Advanceは、シルバーの装飾が散りばめられているグレードになります。

本革巻ステアリングホイールには、シルバーステッチと高触感革が採用されており、ハンドルを握る楽しさを与えてくれるでしょう。

Advanceのステアリングホイール
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スバル「フォレスター」

センタートレイは、シルバーステッチのアルミ調と表皮巻ですが、シートを本革にオプション設定すれば、ブラウンの選択も可能となります。

センタートレイ(標準、オプションの本革)
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スバル「フォレスター」

シートは、撥水ファブリックと合成皮革にシルバーステッチが装飾されています。

Advanceのシート
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スバル「フォレスター」

シルバーの装飾は、車体にもついています。

Advanceの車体
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スバル「フォレスター」

Advanceメーカー希望小売価格は、3,399,000円(税込)とTouringと比べると約40万円高くはなりますが、全体をシルバーの装飾で統一できるグレードになります。

SPORT

SPORTは、スポーティな仕様で内装をブラックのシックな空間にできるグレードです。

シートは、ウルトラスエードと本革となります。
ウルトラスエードは、表面が超極細繊維で作られているため、本革のような高級感と心地よい手触りがあり、夏は涼しく冬は暖かく、一年中快適な座り心地を体験できます。

SPORTのシート
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スバル「フォレスター」

センタートレイもブラックステッチの装飾があるアルミ調とウルトラスエード表皮巻で落ち着いたトーンになっています。

SPORTのセンタートレイ
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スバル「フォレスター」

スピーカーメーターは、SPORT&XT-EDITION用となっており、スポーティな仕様は運転する楽しみをどこまでも与えてくれるでしょう。

スピーカーメーター
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スバル「フォレスター」

SPORTのメーカー希望小売価格は、3,465,000円(税込)からとなっています。

STI Sport

STI Sportのメーカー希望小売価格は、3,740,000円(税込)からとTouringと比較して約70万円と高くなりますが、値段の納得の行く内装となっています。

シートは、本革のナッパレザーを採用しており、ボルドーアクセントとレッドステッチがついています。

STI Sportのシート
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スバル「フォレスター」

ナッパレザーは、手袋や衣料品にも採用されるほどの肌ざわりで高級車にも使用される人気のレザー素材となります。
アウトドアに行くには、不安定な道や長距離の運転がつきものですが、本革のナッパレザーシートだとリラックスして乗ることが出来るでしょう。

ステアリングホイールには、レッドステッチとブラックラストの装飾がある高触感革のハンドルになります。

STI Sportのステアリングホイール
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スバル「フォレスター」

STI Sportのメーカー希望小売価格は、3,740,000円(税込)と少し上がりますが、シートの素材にこだわり、乗る人の負担を減らすことが出来るでしょう。

STI Sport Black Interior Selection

STI Sport Black Interior Selectionは、グレードのSTIをブラックに統一した洗練されたデザインのグレードです。

シートは、STIのグレードと同じくナッパレザーの本革を使用しており、ブラックに統一された重厚感溢れる空間を演出してくれるでしょう。

STI Sport Black Interior Selectionのシート
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スバル「フォレスター」

インパネ加飾パネルは、ブラック表皮巻にシルバーステッチが施されております。

インパネ加飾パネル
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スバル「フォレスター」

STI Sport Black Interior Selectionのメーカー希望小売価格は、3,850,000円(税込)からと最高級グレードのため値段は張りますが、ブラックに統一した洗練されたデザインは圧巻の空間となります。

フォレスターの魅力は?人気の秘密は?

ここでは、フォレスターの魅力や人気の秘密を解説します。

SUV車を選択される際に、ご参考ください。

運転席・助手席まわり

運転席や助手席まわりは、広い視界や重厚感ある装飾でゆったりと過ごせるインテリアになっています。

運転席・助手席まわり
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スバル「フォレスター」

フォレスターの特徴の1つでもある、フロントガラスの大きさは、視界を良くするだけではなく、室内の開放感も演出してくれるでしょう。

後部座席

後部座席をゆったりと広々とした空間となっています。また、オプションにはなりますが上部に開口部を設けることもできます。

後部座席天井の開口部(オプション)
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スバル「フォレスター」

天井に大きな開口部をセットすることで、豊かな開放感の空間も作れるでしょう。

後部座席にもUSB電源が2個設置されているため、長時間のドライブでも安心して出かけられます。

後部座席のUSB電源2個
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スバル「フォレスター」

荷室スペース

荷室スペースは、載せる荷物の長さや大きさに応じて柔軟に変更して積み込みができます。

荷室スペース
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スバル「フォレスター」

荷室スペースフロアは、908mmもあるため、2つのゴルフバックもそのまま載せることもできます。

荷室フロア長(5名乗車時)908mm
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スバル「フォレスター」

後部座席のシートを倒せば、スノーボードなど長い荷物もカンタンに載せられます。

荷室フロア長(2~4名乗車時)1547mm(リヤシートバック背面前端~荷室ボード後端までの数値)
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スバル「フォレスター」

荷室フロアの長さを1547mmまで確保できるので、アウトドアに必要な荷物もラクラクと載せることが出来るでしょう。

フォレスターの収納力はどれくらい?

フォレスターの収納力は、長時間のドライブをアシストしてくれます。

フロントシートバックポケットは、スマートフォンやタブレット端末も充電しながら収納できます。
ポケットは、3つに仕切られているため、スマートフォンやタブレット端末以外にも本や雑誌も入れられます。

フロントシートバックポケット
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スバル「フォレスター」

後部座席にもリヤシートセンターアームレストにカップホルダーがあり、快適なドライブを提供してくれるでしょう。

リヤシートセンターアームレスト
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スバル「フォレスター」

カーゴアッパーフックとリヤゲートフックが天井に付いています。荷物を直接引っかけたり、カラビナやロープを通してアウトドアに必要なものを吊るしたりできます。

カーゴアッパーフックとリヤゲートフック
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スバル「フォレスター」

まとめ

フォレスターは、スバルの安全性能と走行性能を兼ね備えたSUV車になります。

また、小回りも利くので、街中や山道、狭い路地でも運転に困ることはないでしょう。価格も日産のエクストレイルやトヨタのHARRIERと比較してもリーズナブルに購入できるのも魅力です。

フォレスターの内装は、7つのグレードで分けられており、シートの機能なども変わるためどのようなアウトドアに行くことが多いか考えると選びやすくなるでしょう。

この記事の執筆者
今井祐樹

今井祐樹

Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。