エクストレイルの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説

エクストレイルの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説
出典:
日産「エクストレイル」

日産エクストレイルの特徴は、上質な内装のデザインと大容量の荷室スペースがある点ですが、内装や収納力だけがエクストレイルの魅力ではありません。

この記事では、エクストレイルの購入を検討されている方に向けて、グレードごとの内装の違いや、具体的な特徴などについて解説していきます。エクストレイルの人気の秘密についてもご紹介していますので、ぜひ、参考にしてください。

エクストレイルの特徴は?

エクストレイルの特徴は?
出典:
日産「エクストレイル」

エクストレイルの特徴は、上質な内装のデザインと荷室スペースがある点です。内装の詳細は後述しますが、下位のグレードからも本革巻が採用されているなど、上質な空間となっています。

荷室スペースは575Lを確保しており、クラストップレベルの容量を誇ります。

家族や友人とアウトドアに出かける際に、どうしても荷物は増えがちです。子どもがいる場合はなおさらでしょう。

しかし、クラストップレベルの大容量のエクストレイルであれば、荷物も気にすることなく積み込むことができます。

もちろん、エクストレイルの特徴は、内装や収納力だけではありません。

日産の最新技術「e-4ORCE」も搭載されています。

e-4ORCEは、電動化技術、4WD制御技術、シャシー制御技術を組み合わせた革新的なテクノロジーです。

「走る・曲がる・止まる」という基本性能を大幅に向上させ、4WDの新たな価値を提供します。

たとえば、雪道での運転に不安がある初心者でも、e-4ORCEの効果で車両の動きを安定させることができます。

アウトドアに慣れていない方でも、家族や友人と安心してドライブに出かけ、素敵な思い出を作れるでしょう。

エクストレイルを他のSUVと比較してみました。

車種 メーカー希望小売価格(税込み) 燃費性能(WLTCモード)
日産 エクストレイル 3,601,400円 19.7km/L
スバル フォレスター 3,069,000円 14.0km/L
マツダ CX-5 2,909,500円 14.6km/L

燃費性能は、SUVクラスの中でも優れています。

価格は、60万円ほど高くなってしまいます。

価格は約60万円ほど高くなりますが、上質な内装、大容量の荷室スペース、快適な走行性能を考えると納得のいく金額です。

エクストレイルのグレードごとの内装

ここでは、以下のグレードごとの内装を紹介します。

  • S
  • X
  • G
  • X 90周年記念車
  • エクストリーマーX
  • AUTECH
  • AUTECH Advanced Package

エクストレイルの内装を選ぶ際にご参考ください。

S

Sは、一番下のグレードになります。

グレードS
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日産「エクストレイル」

内装の特徴を表にてまとめています。

項目 特徴
シート ファブリック
ステアリング 本革巻
パーキングブレーキ 電動
ディスプレイ アドバンスドドライブアシストディスプレイ(7インチカラーディスプレイ)

最下位グレードながら、電動パーキングブレーキや本革巻きステアリングなど、上位モデルに劣らない仕様が備わっています。

運転席の画像
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日産「エクストレイル」

シートの素材などこだわりがなければ、おすすめのグレードです。

X

Xは、通常グレードの中では中間に位置するグレードです。

グレードX
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日産「エクストレイル」

内装の特徴を表にてまとめています。

項目 特徴
シート ファブリック
ステアリング 本革巻
パーキングブレーキ 電動
ディスプレイ アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ)

Sとの内装の大きな違いは、ディスプレイの画面サイズの大きさになります。

Sでは7インチですが、Xでは12.3インチの大画面へとグレードアップしています。

ナビの画面も大きくなると、知らない道を運転する際も見やすく安心して運転ができます。

ナビサイズ12.3インチ
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日産「エクストレイル」

Xには、プロパイロット(ナビリンク機能付き)の走行支援機能が拡張していますが、Sとの内装は大きく変わりません。内装だけに着目するのであれば、ディスプレイの大きさで選びましょう。

G

Gは、通常のグレードで一番上になります。

グレードG
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日産「エクストレイル」

内装の特徴を表にてまとめています。

項目 特徴
シート テーラーフィット
ステアリング 本革巻
パーキングブレーキ 電動
ディスプレイ アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ)

グレードGでは、シート素材がテーラーフィットさらに高品質なものにランクアップしています。

テーラーフィットは、高い耐久性を備えた合成皮革でありながら、ナッパレザーと同等の触感を実現した素材です。

快適な座り心地のシートにより、ドライブの楽しさがさらに向上します。

また、運転をサポートするヘッドアップディスプレイが搭載されています。

このディスプレイは、ナビやプロパイロットの情報をカラーで表示し、ドライバーの視線移動を最小限に抑えます。

ヘッドアップディスプレイ
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日産「エクストレイル」

視線を移動することなく行き先を確認できるため、より快適に運転できます。

Gは、シートの素材がテーラーフィットとグレードアップしているため、上質感がより一層高まっています。シートの素材までこだわりたいならGがおすすめです。

メーカー希望小売価格は税込み4,451,700円からで、Sグレードに比べて約85万円高くなりますが、内装が大幅にグレードアップしているのがGグレードの特徴です。

X 90周年記念車

X 90周年記念車は、日産の創業90周年を記念して特別に作られたグレードです。

基本的な内装はXグレードと大きく変わりませんが、90周年記念車にふさわしいカッパーカラーの装飾が施されています。

カッパーカラーは、「新しい日産のはじまりを象徴する」というコンセプトのもとでデザインされた特別な色です。

グレードX90周年記念車
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日産「エクストレイル」

インテリアには以下の装飾が施されています。

  • 90th Anniversary専用シート(テーラーフィット™、カッパーステッチ、90th Anniversaryタグ)
  • インテリジェントキー(運転席・助手席・バックドア感知、オートバックドア開閉機能付、フューエルフィラーリッド連動、キー2個)*
  • リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)

このカッパカラーは、外装や内装の至る所に装飾されています。

例えば、テーラーフィット素材のシートには、カッパカラーのステッチや90周年仕様と分かるように専用タグがついています。

エクストレイルの上質な内装に装飾されたカッパカラーのアクセントは、特別な室内空間を演出してくれます。

日産の90周年を記念するにふさわしい特別なグレードです。

エクストリーマーX

エクストリーマーXの内装は、グレードXと大きく変わりません。

最大の特徴は、防水加工が施されたシートです。

防水加工が施されたシート
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日産「エクストレイル」

防水シートを採用しているため、水に濡れても問題なく、ペットも安心して乗せることができます。

海水浴の帰りには濡れたまま乗り込めるうえ、サッと拭くだけで簡単にお手入れが可能です。

アウトドア好きには嬉しい内装といえるでしょう。

また、外装はシックで落ち着いたデザインが特徴です。

外装はシックで落ち着いたデザイン
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日産「エクストレイル」

エクストリーマーXのエクステリアには、以下の特別装備が施されています。

  • フロントグリル(ダークフィニッシャー)
  • リヤアンダープロテクター
  • フロントアンダープロテクター
  • 235/60R18 103Hタイヤ&18インチアルミホイール
  • ブラックルーフレール

メーカー希望小売価格は、4,492,400円(税込み)からです。

シックで落ち着いたエクストレイルでアウトドアに出かければ、心躍る体験となるでしょう。

AUTECH

AUTECHは、日産が提供する特別仕様車です。

AUTECH専用のブルーラインやブルーステッチが装飾されています。

AUTECH専用のブルーラインやブルーステッチが装飾されています。
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日産「エクストレイル」

ブルーステッチとは、日産のAUTECHのみに施されている特別な装飾です。

ブルーステッチは、レザーシートやセンターコンソールボックスなど目に止まる箇所に設置があります。

AUTECHブランドのみに装飾されているブルーステッチがあるので、格別な室内空間となります。

ブルーステッチ
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日産「エクストレイル」

内装は、AUTECHの特徴的なブルーステッチが装飾されています。

  • ブラックレザーシート「AUTECH」刺繍(抗菌仕様)
  • ブラックドアトリム
  • ブラックアッパートリム&インストパット
  • インストピンモール(ダーククロム)(インストパネル、エアコン吹き出し口)
  • センターコンソールボックス(アームレスト付)
  • インストロアフィニッシャー(木目調)
  • AUTECHエンブレム 〈センターコンソール〉

また、特徴的なのは内装だけではありません。

エクステリアも、ブルーを基調とした高級感あふれる仕様となっています。

  • フロントグリル
  • フロントプロテクター(メタル調フィニッシュ)
  • リヤプロテクター(メタル調フィニッシュ、ダーククロムモール)
  • ドアロアモール(ダーククロム)
  • シグネチャーLED
  • AUTECHエンブレム〈フロント・リヤ〉
ブルーを基調とした外観
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日産「エクストレイル」

メーカー希望小売価格は、4,579,300円(税込み)からですが、日産が提供する最高級の特別仕様車でのドライブは、圧巻の体験となるでしょう。

AUTECH Advanced Package

AUTECH Advanced Packageは、AUTECHグレードをさらにワンランク上げた特別仕様車です。

エアコン操作パネルが後部座席にも設置されているため、室内の温度調整がよりスムーズに行えます。

エアコン操作パネル
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日産「エクストレイル」

SUVは室内空間が広いため、エアコンが効きづらいこともあります。

しかし、後部座席でも操作パネルがあるため、乗り込んでいる全員が快適な室温に調整できます。

また、パノラミックガラスルーフもセットパッケージに含まれています。

天井を開けることで、より開放的な空間を演出することが可能です。

パノラミックガラスルーフ
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日産「エクストレイル」

天気の良い日は、パノラミックガラスルーフを開放することで、室内をより明るくしてドライブに行くことができます。

エクストレイルの魅力は?人気の秘密は?

ここでは、エクストレイルの魅力や人気の秘密を以下の点に沿って解説します。

  • 運転席・助手席まわり
  • 後部座席
  • 荷室スペース

ぜひ、ご参考ください。

運転席・助手席まわり

運転席と助手席周りは、落ち着きのある広々とした空間が特徴です。

シートにはナッパレザーが使用されており、落ち着いたトーンが魅力的です。

シートにはナッパレザーを使用
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日産「エクストレイル」

また、グレードに応じて多彩なシートバリエーションが用意されています。

自分好みの内装を選べる点も、エクストレイルを選ぶ際の楽しみの一つといえるでしょう。

後部座席

後部座席も、SUVならではの広々とした空間が確保されています。

さらに、後部座席にはリクライニング機能が備わっており、長時間のドライブでも快適に過ごせます。

後部座席にはリクライニング機能を装備
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日産「エクストレイル」

長時間の移動では、シートの位置を微調整したくなることもあります。

しかし、後部座席のリクライニング機能により、最適な座り心地を実現できます。

荷室スペース

荷室スペースは575Lを確保しており、クラストップレベルの容量を誇ります。

ゴルフバッグなら最大4個まで収納可能です。

荷室スペース
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日産「エクストレイル」

アウトドアに出かける際は荷物が増えがちですが、エクストレイルの広い荷室スペースならたくさんの荷物を載せられるため、安心して出発できます。

エクストレイルの収納力はどれくらい?

エクストレイルの収納は、随所に設置されています。

センターコンソールロアボックスは、運転席と助手席の間に設置された収納スペースです。

照明が付いているため、夜間でも中身が確認しやすく便利です。

センターコンソールロアボックス
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日産「エクストレイル」

センターコンソールボックスは、運転席と助手席の間に設置された収納スペースです。

アームレストが付いており、蓋を閉じると肘掛けとしても使用できます。

センターコンソールボックス
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日産「エクストレイル」

カップホルダーは、パーキングブレーキの近くに2個設置されています。

紙コップの飲み物も安定して置けるため、暖かいコーヒーを飲みながら快適に運転できます。

カップホルダー
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日産「エクストレイル」

リヤセンターアームレストスルーは、後部座席に設置された収納スペースです。

カップホルダーとしても利用可能で、飲み物を安心して置けます。

リヤセンターアームレストスルー
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日産「エクストレイル」

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回、エクストレイルのグレードごとの内装の違いや、具体的な特徴などについて解説してきました。

エクストレイルの特徴は、上質な内装のデザインと大容量の荷室スペースがある点です。

さらに、e-4ORCEを搭載しているため、高い走行性能も兼ね備えたSUVです。

荷室スペースは、クラストップレベルの大容量となっており、家族や友人との荷物が多く悩んでいる方には、最適な車です。上質な内装も完備されているため、旅行やアウトドアの最高の思い出を作ってくれるでしょう。

この記事の執筆者
今井祐樹

今井祐樹

Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。