セレナの魅力とは?内装と収納スペースを徹底紹介!

セレナの魅力とは?内装と収納スペースを徹底紹介!
出典:
日産「セレナ」

新しい車に乗り換えを検討するなかで、車の見た目はもちろん、性能や室内の広さを確認する方がほとんどでしょう。とくにミニバンを検討するうえでは、快適な室内環境かどうか、収納スペースは十分かどうかなどをチェックする方が多いのではないでしょうか。

そこで、今回は日産セレナの内装についてご紹介します。本記事では、グレードごとの内装の違いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

セレナの概要と特徴

初代セレナは1991年に「バネットセレナ」という名称で発売されました。そこから度重なるマイナーチェンジ、フルモデルチェンジを重ね、2022年には6代目であるC28型セレナがリリースされました。

C28型セレナでは、先代モデルからデザインが一新され、より近未来感のあるエクステリアに仕上がっています。また、サイズ感も大きくなり、より広々とした室内空間が特徴となっています。

なお、セレナには、以下のグレードが展開されています。

ガソリンエンジン
  • X
  • XV
  • XV(防水シート車)
  • ハイウェイスターV
  • ハイウェイスターV(防水シート車)
  • ハイウェイスターV Vセレクション
  • ハイウェイスターV Vセレクション(防水シート車)
  • AUTECH
e-POWER
  • e-POWER X
  • e-POWER XV
  • e-POWER XV(防水シート車)
  • e-POWER ハイウェイスターV
  • e-POWER ハイウェイスターV(防水シート車)
  • e-POWER LUXION
  • e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車
  • e-POWER AUTECH

セレナのグレードごとの内装

セレナには、数多くのグレードが展開されており、グレードによってインテリアに違いがあります。

ここでは、グレードごとに異なる内装を詳しく見ていきましょう。

X

X 内装
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日産「セレナ」

エントリーモデルであるXグレードは、シンプルなデザインが特徴です。シート地はトリコットの織物が採用されるほか、LEDルームランプなどが標準装備されています。

なお、Xグレードでは、黒基調のデザインに加え、白基調のデザインも選択することが可能です。

X 内装 白基調
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日産「セレナ」

ハイウェイスターV

ハイウェイスターV 内装
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日産「セレナ」

ハイウェイスターVの内装は黒基調であり、全体的にシックなデザインが特徴です。

ハイウェイスターV 内装
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日産「セレナ」

また、ハイウェイスターVでは、撥水シートが標準装備となっており、水に濡れてもしっかりと撥水してくれるので、汚れが付きにくいのも特徴といえるでしょう。

e-POWER LUXION

e-POWER LUXION 内装
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日産「セレナ」

最上級グレードのLUXIONも、ほかのグレードと同様に黒基調のデザインとなっています。本革巻ステアリングやアドバンスドドライブアシストディスプレイ 12.3インチカラーディスプレイに加え、アームレスト付きセンターコンソールボックスが標準装備となっています。

さらに、シートには合成皮革が採用されており、より高級感のある仕上がりになっているのが特徴です。

e-POWER AUTECH

e-POWER AUTECH 内装
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日産「セレナ」

AUTECHでは、専用のブルーステッチに加え、合成皮革が採用されており、高級感とスポーティーさを兼ね備えているのが特徴です。

セレナの内装の魅力とは?

セレナの内装は、グレードによって使用される素材や色などに違いがあります。

しかし、セレナの内装がグレードによって違うことは理解できたものの、具体的にどのような装備や機能が備わっているのか、あまりイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、セレナの内装について、項目ごとに詳しく解説します。

運転席・助手席まわり

では、まずは運転席・助手席まわりから見ていきましょう。

C28型セレナの内装
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日産「セレナ」

C28型セレナの内装は、近未来感のあるおしゃれなデザインが特徴です。

インパネ周りの特徴
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日産「セレナ」

インパネ周りはタッチパネル式になっており、すっきりとしたデザインが特徴です。また、シフトレバーではなく、ボタン操作でシフトの切り替えができるのもセレナの魅力といえるでしょう。

後部座席

次に、後部座席の内装を見ていきましょう。

センターコンソールボックスが装備
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日産「セレナ」

2列目のシートの中央にはセンターコンソールボックスが装備されており、中に小物などを収納できるようになっています。

両側アームレストが付いたキャプテンシートが標準装備
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日産「セレナ」

さらに、e-POWER LUXION(7人乗り)では、両側アームレストが付いたキャプテンシートが標準装備となっています。

荷室スペース

ここでは、セレナの荷室スペースを見ていきましょう。

日産「セレナ」の荷室スペース
出典:
日産「セレナ」

セレナの荷室には、9.5インチのゴルフバッグが4つも積めるほどの大容量のスペースが確保されています。

日産「セレナ」の荷室スペース
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日産「セレナ」

7人または8名乗車時であっても、荷室スペースに大きな荷物を載せられるので、日常使いはもちろん、レジャーユースとしても使えるのが魅力的でしょう。

セレナの収納力はどれくらい?

ここでは、セレナの収納力を見ていきましょう。

深さのあるラゲッジアンダーボックス
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日産「セレナ」

セレナには深さのあるラゲッジアンダーボックスが確保されているので、大きな荷物はもちろん、小さな荷物もたくさん載せられる設計となっています。

3列目のシートを跳ね上げると収納スペースに
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日産「セレナ」

さらに、3列目のシートを跳ね上げることで、長尺物の荷物や、スーツケースなどの大きな荷物も十分に載せられるでしょう。

5名乗車しながらも、十分な積載力
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日産「セレナ」

3列目の片側のシートだけを跳ね上げることで、5名乗車しながらも、十分な積載力を確保することが可能です。

長尺物の荷物も載せられます
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日産「セレナ」

写真のように、3列目を跳ね上げて、2列目の中央部分を通すことで、サーフボードやスキー板などの長尺物の荷物も載せられます。

まとめ

ミドルクラスミニバンの中でも、先進的な技術が盛り込まれたC28型セレナ。

インパネ周りがタッチパネル式になっていることに加え、シフトレバーがなく、ボタン操作でシフトの切り替えが可能です。

また、黒基調のデザインでシックな雰囲気に仕上がっているのも特徴といえるでしょう。さらに、さまざまなシートアレンジができることから、乗車人数や使い勝手に合わせて自由に変えられるのもセレナの魅力といえます。

使い勝手に合わせて自由にシートアレンジしたい方や、優れた収納力がほしい方は、日産セレナを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
岡本 修

岡本 修

自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。