ホンダN-BOXの人気の秘密は?内装や積載力を紹介!

小回りがきいて、運転しやすいことから軽自動車を検討している方もいるでしょう。ただ、普通車と比べて、積載量が少ないのでは?と心配な方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はホンダN-BOXの内装や積載力についてご紹介します。実際の内装について、グレードごとに紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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ホンダN-BOXの特徴は?
ホンダN-BOXは2023年10月モデルチェンジがおこなわれ、現行モデルは3代目となります。ハイトール型軽自動車の代名詞ともいえるホンダN-BOX。8年連続で軽自動車販売台数No.1を達成しており、累計販売台数は350万代を超えています。
軽自動車ながらも、優れた積載力を誇り、幅広い層から人気があるのがホンダN-BOXの特徴といえるでしょう。
なお、ホンダN-BOXでは、通常グレードに加え、大きく分けて「ファッションスタイル」「スロープ」「CUSTOM」「CUSTOM ターボ」「CUSTOM コーディネートスタイル」のグレードが展開されています。
ホンダN-BOX のグレードごとの内装
ここでは、ホンダN-BOXのグレードごとの内装について詳しく見ていきましょう。
通常・ファッションスタイル

ホンダN-BOXの通常グレードおよびファッションスタイルは、全体的に優しい色合いに統一されています。シートカラーはグレージュとグレーのツートーンとなっており、素材にはトリコットが採用されています。

また、助手席側に装着されているインパネトレーは、木質感のあるコルクカラーが採用され、温かい雰囲気に仕上がっているのが特徴です。
CUSTOM

ホンダN-BOX CUSTOMは、通常グレードやファッションスタイルとは異なり、全体的にシックな印象に仕上がっています。黒基調なインテリアカラーとなっており、シートの素材にはファッションスタイルと同様にトリコットが採用されています。

なお、助手席側のインパネトレーには、ストーンカラーが採用され、落ち着いた印象にまとまっているのが魅力といえるでしょう。
CUSTOMコーディネートスタイル

「CUSTOMコーディネートスタイル」では、黒ベースのインテリアデザインとなっており、シートには質感のいいプライムスムースが採用されています。通常のトリコットとは異なり、肌触りがよく、高級感溢れるデザインが特徴となっています。
また、一部のターボモデルには、後席にセンターアームレストが標準装備されており、軽自動車とは思えないほどの上質な分式に仕上がっているのが特徴です。そのほか、ドアオーナメントパネルには、ダークヘマタイト塗装が施されており、全体的に統一された印象となっています。
ホンダN-BOX の人気の秘密は?
ホンダN-BOXでは、さまざまなグレードが展開されており、それぞれ内装の質感や雰囲気が大きく異なります。通常モデルや「ファッションスタイル」では、全体的に色味のある優しい雰囲気に仕上がっています。
一方、「CUSTOM」では、黒基調のインテリアデザインとなっており、シックな雰囲気にまとまっているのが特徴です。
ただ、ホンダN-BOXの内装がグレードによって異なることは理解できたものの、運転席周りや後部座席など、より細かいところがどうなっているのか気になる方が多いでしょう。
ここでは、ホンダN-BOXが人気の秘密について、内装の細かいところを詳しく紹介します。
運転席・助手席まわり
では、まず運転席・助手席まわりから見ていきましょう。

車検証ケースやボックスティッシュなどを収納できる大容量のグローブボックスが設けられ、N-BOXの収納力の高さがわかるでしょう。
また、インパネトレー上部にもサングラスなどの小物を置けるようになっているのもN-BOXの魅力のひとつです。そのほか、「ギャザズナビゲーション装着車」であれば、インパネトレー下部にType-CのUSBジャックが装備されるので、スマートフォンなどの充電が可能となります。
後部座席

N-BOXでは、後部座席に「チップアップ&だいぶダウン機構付スライドリアシート」が採用されています。後部座席の座面部分を上に上げることで、さらなる収納力を確保できます。

さらに、「リアシートリマインダー」機能が付いており、後部座席に忘れ物がある場合は、アラートで教えてくれるのもN-BOXの特徴といえるでしょう。
荷室スペース
次に、N-BOXの荷室スペースを見ていきましょう。

N-BOXは軽自動車ながらも優れた積載量を誇ります。4名乗車時も、十分な積載量を確保しており、買い物の荷物などもたくさん載せられます。
また、後部座席を前方へスライドさせることで、積載スペースをさらに確保するできます。
ホンダN-BOX の収納力はどれくらい

N-BOXは、クラストップレベルの収納力を誇ります。開口高が120.5cmもあることから、大きな荷物も楽に載せることができます。さらに、荷室スペースは床から47cmほどであることから、荷物を高く持ち上げることなく、荷室スペースに積載できるのが特徴です。
また、シートアレンジもさまざまあり、工夫次第でベビーカーや大人用自転車なども載せられます。

後部座席をすべて倒すことで、自転車などの大きな荷物を載せられます。さらに、低床設計になっていることから、自転車を高く持ち上げる必要がなく、フロア形状にも工夫が施されており、非常に載せやすくなっているのがN-BOXの魅力といえるでしょう。


後部座席をチルトアップすることで、収納スペースを確保できることから、ベビーカーを折りたたまずに車に乗せることが可能です。
まとめ
ハイトール型軽自動車の代名詞ともいえるホンダN-BOX。8年連続軽自動車販売台数No.1を誇り、幅広い層から絶大な人気を誇っています。
N-BOXは、さまざまなグレードが展開されており、グレードによってインテリアカラーやシートの素材などに違いがあります。上級グレードである「CUSTOM」は、プライムレスシートが採用されており、上質な分式に仕上がっているのが特徴です。
軽自動車を検討しているものの、積載量や収納スペースが不安という方もいるでしょう。今回の記事を参考にして、どれくらいの荷物を積めそうかイメージしながら検討してみてはいかがでしょうか。
- この記事の執筆者
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岡本 修
自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。