グランエースの維持費はどれくらい?維持費の内訳をわかりやすく解説

グランエースの維持費はどれくらい?維持費の内訳をわかりやすく解説

トヨタ「グランエース」は、2019年に発売された大型高級ミニバンで、広い室内空間と上質な装備を備えたスクエアなデザインが特徴です。

エグゼクティブパワーシートや快適温熱シートなど、ビジネス利用や長距離移動にも対応した豪華な仕様が人気です。

しかし、車を購入する際に気になるのが、年間どれくらいの維持費がかかるのかという点です。

今回は、グランエースの年間維持費について、基本情報をもとに詳しく解説します!

グランエースの基本情報

グランエースの基本情報は以下の通りです。

車名 グランエース
メーカー トヨタ
発売日 2019年(初代モデル)
新車価格 6,200,000円~6,720,000円
排気量 2,754cc(ディーゼル)

グランエースは、広い室内空間と豪華な装備を兼ね備えた大型高級ミニバンです。

主にビジネス利用や送迎車として活用されることが多く、レジャーや長距離移動にも対応できる点が魅力です。

ここからが本題、グランエースの維持費用をさっそく確認していきましょう!

グランエースの維持費は年間約38.5万円!

グランエースを維持するのにかかる費用は、年間約38.5万円です。この金額は、2年に1回の車検やタイヤ交換を行った年の維持費を含んでいます。

車検の対象ではない年やタイヤ交換がない年は、もう少し安くなることもあります。

車は本体価格以外にも維持するために多くの費用がかかるため、購入前にどれくらいの維持費がかかるのかを把握しておくことが重要です。

今回は、グランエースを所有するうえで知っておきたい維持費をわかりやすく紹介します。

グランエースにかかる維持費

グランエースを所有する上で必要な維持費用は、大きく以下の5つです。

  1. ガソリン
  2. 任意保険
  3. 自動車税
  4. 車検
  5. メンテナンス・消耗品

最初にご理解していただきたいのが、車の費用は月・年によって大きく差が出るため、毎年同じ金額ということはありません。

そのため、維持費の目安としてご購入前の参考にしていただければと思います。

これら5つの項目が「いつ」「いくら」必要になるのかを詳しく解説していくので、グランエースの年間維持費を一緒に確認していきましょう!

ガソリン

グランエースの燃料代は、年間約40,500円~135,000円です。

燃料代は、ドライバーの走行距離や運転スタイルによって大きく異なるため、ご自身の利用頻度に合わせた概算費用を確認することが大切です。

まず、燃料代の基準となる燃費性能を確認してみましょう。

グレード 燃費(WLTCモード) 100Km走行した場合(軽油価格135円/L)
G 10.0km/L 約1,350円
プレミアム 10.0km/L 約1,350円

※燃費はトヨタ公式サイトを参考

実際、どのくらいのガソリン代がかかるか、ドライバーの利用頻度(走行距離)ごとに算出しました。

【グランエース Gで軽油価格135円/Lの場合】

  • 毎日車を使う人(年間走行距離10,000Km)約135,000円
  • 休みの日にドライブを楽しむ人(年間走行距離7,000Km)約94,500円
  • たまにお出かけする人(年間走行距離5,000Km)約67,500円
  • 近所に買い物や送り迎えに乗る程度の人(年間走行距離3,000Km)約40,500円

グランエースは大型車ならではの迫力と快適性を持ちながら、燃費性能もバランスが取れています。

送迎用や長距離移動を含めた用途に適した車であるため、利用スタイルに応じて維持費を見積もっておくと安心です。

任意保険

グランエースの任意保険は、40代・ゴールド免許・20等級の場合、年間約60,000円です。

任意保険は、ドライバーによって加入する・しないが選べますが、当然入ることをオススメしています。

保証内容は種類が多く金額もバラバラなので、内容によっては年間で100,000円を超える方も多いです。

また、年齢や運転歴、免許の色といった加入者によっても保険料が変わるので、保証内容を確認してから加入するようにしましょう!

オンライン無料見積もりをおこなっている保険会社が多いので、自分が希望する保証内容で金額を一度確認してみるのがオススメです。

自動車税

グランエースの排気量は2,754ccのため、自動車税は年間50,000円です。

自動車税は排気量によって金額が異なり、排気量が大きい車ほど高額になります。

下記は、排気量ごとの自動車税の金額を表にしたものです。

排気量(cc) 年税額 対象車種
軽自動車一律 10,800円 N-BOX(ホンダ)
1,000cc以下 25,000円 クロスビー(スズキ)
1,000cc超1,500cc以下 30,500円 ノート(日産)
1,500cc超2,000cc以下 36,000円 CX-5(マツダ)
2,000cc超2,500cc以下 43,500円 デリカD:5(三菱)
2,500cc超3,000cc以下 50,000円 グランエース(トヨタ)
3,000cc超3,500cc以下 57,000円 キャンピングカーなど
3,500cc超4,000cc以下 65,500円 以下、一般利用ではないため省略
4,000cc超4,500cc以下 75,500円
4,500cc超5,000cc以下 87,000円
5,000cc超 110,000円

※2023年5月1日からの自動車重量税の税額表

※対象車種は、年式やグレードによって変わる場合があるので参考程度にご覧ください

自動車税は、毎年5月の上旬に「納税通知書」が届き、5月31日までに支払う必要があります。(青森県と秋田県は6月30日)

ちなみに、車にはもう一つ支払わなければならない税金があります。

それは重量税です。「重量税はいつ支払うの?」と疑問に思う方も多いようですが、重量税は次に紹介する車検代に含まれています。

車検

グランエースの車検費用は、70,450円(ニコニコ車検の場合)です。

車検費用は大きく分けて「法定費用」と「基本料金」の2つに分けられます。

それぞれの内訳は以下の通りです。

◇法定費用 60,450円
・重量税 41,000円
・自賠責保険 17,650円
・印紙税 1,800円 ※指定整備工場の場合
◇車検基本料金(ニコニコ車検の場合)
・基本料金 11,000円

ニコニコ車検では、ネット申込で1,000円が割引きされるため合計で70,450円となります。

ニコニコ車検公式サイト参照

価格・サービス内容・口コミといった情報をもとに、車検を受ける会社を探しましょう。

ネットで概算見積もりもお願いできるので、複数社で比較して選ぶのがオススメです!

【注意】車検切れの車を運転した場合は点数が6点引かれてしまい、30日間の免許停止処分がくだされます。期限が切れてしまう前に必ず車検を受けるようにしましょう!

消耗品・メンテナンス

グランエースの年間メンテナンス・消耗品費用は約70,000円です。今回は、タイヤやエンジンオイルなどの消耗品費用を参考に計算しました。

消耗品の参考価格と寿命を一覧表にしたので参考にしてみてください。

項目 参考価格 寿命目安
夏タイヤ(17インチ) 50,000円(4本セット) 3年~5年 or 20,000km
冬タイヤ(17インチ) 60,000円(4本セット) 2年~4年
ワイパー 5,000円 1年~2年
エンジンオイル 5,000円 半年 or 走行距離5,000km

定期的に確認を行い、安全に走行できるように交換するように心がけましょう!

カーリースで維持費の負担を抑える

車検やメンテナンス費用など一度に大金が必要なため、急な出費に悩む人も多いです。

悩みや心配がある場合は、購入ではなくカーリースも検討してみましょう!

サービス内容にもよりますが、基本的には車検代やメンテナンス費用は月々のリース代に含まれています。

そのため、急な出費を防ぐことが可能です。

月々支払う額は固定されるので支払いの管理が楽になります。

グランエースのカーリースについて気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。

自分にとって「購入」「カーリース」どちらがいいか確認できます!

あなたに向いているのはカーリース?購入?メリットとデメリットを比較!

まとめ

今回は、トヨタ グランエースの年間維持費についてご紹介しました。年間維持費は約38.5万円で、内訳は以下の通りです。

  1. ガソリン代 年間約40,500円~135,000円
  2. 任意保険 年間約60,000円
  3. 自動車税 年間50,000円
  4. 車検 約70,450円(基本2年に1回)
  5. メンテナンス・消耗品 約70,000円

グランエースは、高級感あふれるデザインと広々とした室内空間を兼ね備えた大型ミニバンです。

快適な乗り心地や充実した安全性能が特徴で、ビジネス用途の高級送迎車としてはもちろん、家族での長距離ドライブにも最適です。

高い実用性と上質な装備で、多くのユーザーに支持される一台となっています。

みなさんも、自分に合った車を選んで、楽しいカーライフをお楽しみください!

この記事の執筆者
香西 享

香西 享

北海道在住。広大な北の大地を車で走り回るWEBライターです。ライター歴は2年目で、自動車関連に特化したWEBライターを目指して活動しています。自動車にあまり詳しくない方でも理解できるようなわかりやすい記事作成を心がけ、読んでいただいた方のお悩みを解決できるように情報発信させていただきます。