シフォンの維持費はどれくらい?維持費の内訳をわかりやすく解説

スバル「シフォン」は、2016年12月13日に販売を開始した軽スーパーハイトワゴンです。
助手席側のセンターピラーを内蔵した「ミラクルオープンドア」を全車標準装備し、広い室内空間を実現しています。
特に小さな子供のいるファミリーや、日常使いでの使いやすさを重視する方におすすめの車です。
しかし、車を購入する際に気になるのが、年間どれくらいの維持費がかかるのかという点です。
今回は、シフォンの年間維持費について、基本情報をもとに詳しく解説します!
- 目次
シフォンの基本情報
シフォンの基本情報は以下の通りです。
車種名 | シフォン |
---|---|
メーカー | スバル |
発売日 | 2016年12月13日(初代モデル) |
新車価格 | 1,485,000円~2,106,500円 |
排気量 | 658cc |
シフォンは、軽スーパーハイトワゴンとして広い室内空間と高い使い勝手を両立しており、子育て世代や日常の買い物が多い方にぴったりの車種です。
助手席側に「ミラクルオープンドア」を採用することで、乗り降りや荷物の積み下ろしもスムーズに行えます。
ここからが本題、シフォンの維持費用をさっそく確認していきましょう!
シフォンの維持費は年間約21万円!
シフォンを維持するのにかかる費用は、年間約21万円です。この金額は、2年に1回の車検やタイヤ交換を行った年の維持費を含んでいます。
この金額は、2年に1回の車検やタイヤ交換を行った年の維持費を含んでいます。
車検の対象ではない年やタイヤ交換がない年は、もう少し安くなります。
車は本体価格以外にも維持するために多くの費用がかかるため、購入前にどれくらいの維持費がかかるのかを把握しておくことが重要です。
今回は、シフォンを所有するうえで知っておきたい維持費をわかりやすく紹介します。
シフォンにかかる維持費
シフォンを所有する上で必要な維持費用は、大きく以下の5つです。
- ガソリン
- 任意保険
- 自動車税
- 車検
- メンテナンス・消耗品
最初にご理解していただきたいのが、車の費用は月・年によって大きく差が出るため、毎年同じ金額ということはありません。
そのため、維持費の目安としてご購入前の参考にしていただければと思います。
これら5つの項目が「いつ」「いくら」必要になるのかを詳しく解説していくので、シフォンの年間維持費を一緒に確認していきましょう!
ガソリン
シフォンのガソリン代は、年間約23,130円~77,100円です。
ガソリン代は、ドライバーの走行距離によって大きな差が出るため、ご自身のカーライフに合わせた概算費用の確認が必要です。
はじめに、ガソリン代の基準となる燃費をグレードごとに確認しましょう。
グレード | 燃費 | 100Km走行した場合(ガソリン価格165円) |
---|---|---|
L(2WD) | 22.7km/L | 726.9円 |
L(4WD) | 21.4km/L | 771.0円 |
RS(4WD) | 19.6km/L | 842.0円 |
実際、どのくらいのガソリン代がかかるか、ドライバーの利用頻度(走行距離)ごとに算出しました。
【シフォン L(4WD)でガソリン価格165円/Lの場合】
- 毎日車を使う人(年間走行距離10,000Km)約77,100円
- 休みの日にドライブを楽しむ人(年間走行距離7,000Km)約53,970円
- たまにお出かけする人(年間走行距離5,000Km)約38,550円
- 近所に買い物や送り迎えに乗る程度の人(年間走行距離3,000Km)約23,130円
シフォンは、燃費性能が高く、日常使いでも経済的に走行できるのが特徴です。
任意保険
シフォンの任意保険は、30代・ゴールド免許・20等級の場合、年間約36,310円です。
任意保険は、ドライバーによって加入する・しないが選べますが、当然入ることをオススメしています。
保証内容は種類が多く金額もバラバラなので、内容によっては年間で100,000円を超える方も多いです。
また、年齢や運転歴、免許の色といった加入者によっても保険料が変わるので、保証内容を確認してから加入するようにしましょう!
オンライン無料見積もりをおこなっている保険会社が多いので、自分が希望する保証内容で金額を一度確認してみるのがオススメです。
自動車税
シフォンの排気量は軽自動車のため、自動車税は軽自動車一律の年間10,800円です。
下記は、排気量ごとの自動車税の金額を表にしたものです。
排気量(cc) | 年税額 | 対象車種 |
---|---|---|
軽自動車一律 | 10,800円 | シフォン(スバル) |
1,000cc以下 | 25,000円 | クロスビー(スズキ) |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 | ノート(日産) |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 | CX-5(マツダ) |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 | デリカ(三菱) |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 | ランドクルーザー250(トヨタ) |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 | キャンピングカーなど |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 | 以下、一般利用ではないため省略 |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 | |
4,500cc超5,000cc以下 | 87,000円 | |
5,000cc超 | 110,000円 |
※2023年5月1日からの自動車重量税の税額表
※対象車種は、年式やグレードによって変わる場合があるので参考程度にご覧ください
自動車税は、毎年5月の上旬に「納税通知書」が届き、5月31日までに支払う必要があります。(青森県と秋田県は6月30日)
ちなみに、車にはもう一つ支払わなければならない税金があります。
それは重量税です。 「重量税はいつ支払うの?」と疑問に思う方も多いようですが、重量税は次に紹介する車検代に含まれています。
車検
シフォンの車検費用は、35,940円(ニコニコ車検の場合)です。
車検費用は大きく分けて「法定費用」と「基本料金」の2つに分けられます。
それぞれの内訳は以下の通りです。
- ◇法定費用 25,940円
- ・重量税 6,600円
- ・自賠責保険 17,540円
- ・印紙税 1,800円 ※指定整備工場の場合
- ◇車検基本料金(ニコニコ車検の場合)
- ・基本料金 11,000円
ニコニコ車検では、ネット申込で1,000円が割引きされるため合計で35,940円となります。
価格・サービス内容・口コミといった情報をもとに、車検を受ける会社を探しましょう。
ネットで概算見積もりもお願いできるので、複数社で比較して選ぶのがオススメです!
【注意】車検切れの車を運転した場合は点数が6点引かれてしまい、30日間の免許停止処分がくだされます。期限が切れてしまう前に必ず車検を受けるようにしましょう!
消耗品・メンテナンス
シフォンの年間メンテナンス・消耗品費用は約50,000円です。今回は、タイヤやエンジンオイルなどの消耗品費用を参考に計算しました。
消耗品の参考価格と寿命を一覧表にしたので参考にしてみてください。
項目 | 参考価格 | 寿命目安 |
---|---|---|
夏タイヤ(14インチ) | 35,000円(4本セット) | 3年~5年 or 20,000km |
冬タイヤ(14インチ) | 40,000円(4本セット) | 2年~4年 |
ワイパー | 5,000円 | 1年~2年 |
エンジンオイル | 5,000円 | 半年 or 走行距離5,000km |
定期的に確認を行い、安全に走行できるように交換するように心がけましょう!
カーリースで維持費の負担を抑える
車検やメンテナンス費用など一度に大金が必要なため、急な出費に悩む人も多いです。
悩みや心配がある場合は、購入ではなくカーリースも検討してみましょう!
サービス内容にもよりますが、基本的には車検代やメンテナンス費用は月々のリース代に含まれています。
そのため、急な出費を防ぐことが可能です。
月々支払う額は固定されるので支払いの管理が楽になります。
シフォンのカーリースについて気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
自分にとって「購入」「カーリース」どちらがいいか確認できます!
まとめ
今回は、スバル シフォンの年間維持費についてご紹介しました。年間維持費は約21万円で、内訳は以下の通りです。
- ガソリン代 年間約23,130円~77,100円
- 任意保険 年間約36,310円
- 自動車税 年間30,500円
- 車検 35,940円(基本2年に1回)
- メンテナンス・消耗品 約50,000円
維持費は個人差があります。乗り方や管理方法によって変化しますが、維持費を抑える方法としてカーリースを検討するのも一つの手段です。
シフォンは、「ミラクルオープンドア」による利便性と広い室内空間が特徴の軽スーパーハイトワゴンです。
小さな子供がいるファミリーや、実用性と経済性を重視する方におすすめの車種です。日常の買い物や送迎など、さまざまなシーンで活躍する一台です。
みなさんも、自分にピッタリな車を選んで、楽しいカーライフを過ごしましょう!
- この記事の執筆者
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香西 享
北海道在住。広大な北の大地を車で走り回るWEBライターです。ライター歴は2年目で、自動車関連に特化したWEBライターを目指して活動しています。自動車にあまり詳しくない方でも理解できるようなわかりやすい記事作成を心がけ、読んでいただいた方のお悩みを解決できるように情報発信させていただきます。