アコードの維持費はどれくらい?維持費の内訳をわかりやすく解説

アコードの維持費はどれくらい?維持費の内訳をわかりやすく解説

アコードは、1976年5月に販売され歴史があり、多くの人気を集めてきたホンダのセダンです。

現行モデルでは、スタイリッシュでエレガントなデザインに加え、優れた燃費性能を持つ車となっています。

しかし、購入を検討している方にとって、年間どれだけの維持費がかかるのかを知ることも重要です。

今回は、アコードの年間維持費について、基本情報をもとにわかりやすく解説します!

アコードの基本情報

アコードの基本情報は以下のとおりです。

車種名 アコード
メーカー ホンダ
発売日 1976年5月
モデル
  1. 初代(1976年 - 1981年)
  2. 2代目(1981-1985年)
  3. 3代目(1985-1990年)
  4. 4代目(1989-1994年)
  5. 5代目(1993-1997年)
  6. 6代目(1997-2002年)
  7. 7代目(2002-2008年)
  8. 8代目(2008-2013年)
  9. 9代目(2013-2018年)
  10. 10代目(2020年-2023年)
  11. 11代目(2024年-)
新車価格 ¥5,449,400
排気量 1,993cc

アコードは、優れた燃費性能と高いパフォーマンスを誇る車ですが、一体どのくらいの維持費がかかるのでしょうか?

ここからが本題、アコードの維持費をさっそく確認していきましょう!

アコードの維持費は年間約31万円!

アコードを維持するのにかかる費用は、年間約31万円です。

この金額は、2年に1回の車検やタイヤ交換を行った年の維持費です。
車検の対象ではない年やタイヤ交換がない年は、もう少し安くなります。

車は本体価格以外にも維持するために多くの費用がかかるため、購入前にどれくらいの維持費がかかるかを把握しておくことが重要です。

今回は、アコードを所有するうえで知っておきたい維持費をわかりやすく紹介します。

アコードにかかる維持費

アコードを所有する上で必要な維持費用は大きく以下の5つです。

  1. ガソリン
  2. 任意保険
  3. 自動車税
  4. 車検
  5. メンテナンス・消耗品

最初にご理解していただきたいのが、車の費用は月・年によって大きく差が出るため、毎年同じ金額ということはありません。

そのため、維持費の目安としてご購入前の参考にしていただければと思います。

5つの項目が「いつ」「いくら」必要になるのかまで詳しく解説していくので、アコードの年間維持費を一緒に確認していきましょう!

ガソリン

アコードのガソリン代は、年間約20,798円〜69,328円となっています。

ガソリン代は、ドライバーの走行距離によって大きな差が出るため、ご自身のカーライフに合わせた概算費用の確認が必要です。

はじめに、ガソリン代の基準となる燃費を確認しましょう。

グレード 燃費(km/L) 100Km走行した場合(ガソリン価格165円)
e(FF) 23.8 693.3円

※燃費はホンダ公式サイトを参考

燃費とは、ガソリン1Lあたりで走行できる距離をあらわすため、距離が多ければガソリン代が安くなります。

実際、どのくらいのガソリン代がかかるか、ドライバーの利用頻度(走行距離)ごとに算出しました。

  • 毎日車を使う人(年間走行距離10,000Km)約69,328円
  • 休みの日にドライブを楽しむ人(年間走行距離7,000Km)約48,529円
  • たまにお出かけする人(年間走行距離5,000Km)約34,664円
  • 近所に買い物や送り迎えに乗る程度の人(年間走行距離3,000Km)約20,798円

ただ、今回紹介したのはあくまでも目安の燃費で算出した価格です。環境や年式などによっても異なります。

最近では、燃費の状況が確認できる車も多いので、機会があればご自身の車の実際の燃費とカタログの燃費を比較してみてください!

任意保険

アコードの任意保険は、40代 ゴールド 免許14等級の場合で年間約60,000円です。

任意保険は、ドライバーによって加入する・しないが選べますが、当然入ることをオススメしています。
保証内容は種類が多く、金額もさまざまなので、内容によっては年間で100,000円を超える方も多いです。

また、年齢や運転歴、免許の色など加入者によって保険料が変わるため、保証内容を確認してから加入することが重要です。

オンライン無料見積もりをおこなっている保険会社が多いので、自分が希望する保証内容で金額を一度確認してみるのがオススメです。

自動車税

アコードの排気量は1,993ccのため、自動車税は年間36,000円です。

下記は、排気量ごとの自動車税の金額を表にしたものです。

排気量(cc) 年税額 対象車種
軽自動車一律 10,800円 ハスラー、ジムニー(スズキ)
1,000cc以下 25,000円 ルーミー(トヨタ) トール(ダイハツ)
1,000cc超1,500cc以下 30,500円 カローラフィールダー(トヨタ) ノート(日産)
1,500cc超2,000cc以下 36,000円 アコード(ホンダ)
2,000cc超2,500cc以下 43,500円 デリカD:5(三菱)
2,500cc超3,000cc以下 50,000円 ランドクルーザー250(トヨタ)
3,000cc超3,500cc以下 57,000円 キャンピングカーなど
3,500cc超4,000cc以下 65,500円 以下、一般利用ではないため省略
4,000cc超4,500cc以下 75,500円
4,500cc超5,000cc以下 87,000円
5,000cc超 110,000円

※2023年5月1日からの自動車重量税の税額表

自動車税は、毎年5月の上旬に「納税通知書」が届き、5月31日までに支払う必要があります。(青森県と秋田県は6月30日)

車検

アコードの車検代の相場は、54,050円(ニコニコ車検の場合)です。

車検費用は大きく分けて「法定費用」と「基本料金」の2つに分けられます。

それぞれの内訳は以下の通りです。

◇法定費用 44,050円
・重量税 24,600円
・自賠責保険 17,650円
・印紙税 1,800円 ※指定整備工場の場合
◇車検基本料金(ニコニコ車検の場合)
・基本料金 11,000円

ニコニコ車検では、ネット申込で1,000円が割引きされるため合計で54,050円となります。

ニコニコ車検公式サイト参照

価格・サービス内容・口コミといった情報をもとに、車検を受ける会社を探しましょう。

ネットで概算見積もりもお願いできるので、複数社で比較して選ぶのがオススメです!

【注意】車検切れの車を運転した場合は点数が6点引かれてしまい、30日間の免許停止処分がくだされます。期限が切れてしまう前に必ず車検を受けるようにしましょう!

メンテナンス・消耗品

アコードの年間メンテナンス・消耗品代は約80,000円です。

今回は、冬タイヤ、ワイパー、エンジンオイルなどの消耗品費用を参考に計算しました。

消耗品の参考価格と寿命を以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

項目 参考価格 交換目安
夏タイヤ(18インチ) 60,000円
(4本セット)
3年~5年
冬タイヤ(18インチ) 70,000円
(4本セット)
2年~4年
ワイパー 5,000円 1年~2年
エンジンオイル 5,000円 半年 or 走行距離5,000km

定期的に確認を行い、安全に走行できるように交換するように心がけましょう!

カーリースで維持費の負担を抑える

車検やメンテナンス費用など一度に大金が必要なため、急な出費に悩む人も多いです。

悩みや心配がある場合は、購入ではなくカーリースも検討してみましょう!

サービス内容にもよりますが、基本的には車検代やメンテナンス費用は月々のリース代に含まれています。

そのため、急な出費を防ぐことが可能です。

月々支払う額は固定されるので支払いの管理が楽になります。

アコードのカーリースについて気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。

自分にとって「購入」「カーリース」どちらがいいか確認できます!

あなたに向いているのはカーリース?購入?メリットとデメリットを比較!

まとめ

今回は、アコードの維持費についてご紹介しました。年間の維持費は約31万円です。内訳は以下の通りです。

  1. ガソリン代 年間約20,798円〜69,328円
  2. 任意保険 年間60,000円(40代ゴールド免許14等級の場合)
  3. 自動車税 年間39,500円
  4. 車検 約54,050円(基本2年に1回)
  5. メンテナンス・消耗品 約80,000円

維持費は個人差があるものなので、乗り方や管理方法によって変化します。維持費を抑えるだけでなく、カーリースのように維持費の負担を軽減することも一つの手段です。

アコードは、優れた燃費性能と高いパフォーマンスを誇る車です。

そのため、長距離運転を楽しむ方や燃費を重視する方に特におすすめの車となっています。

みなさんも自分にピッタリな車を選んで、楽しいカーライフを過ごしましょう!

この記事の執筆者
香西 享

香西 享

北海道在住。広大な北の大地を車で走り回るWEBライターです。ライター歴は2年目で、自動車関連に特化したWEBライターを目指して活動しています。自動車にあまり詳しくない方でも理解できるようなわかりやすい記事作成を心がけ、読んでいただいた方のお悩みを解決できるように情報発信させていただきます。