RAV4の内装についてグレードごとにご紹介!人気の秘密は?

RAV4の内装についてグレードごとにご紹介!人気の秘密は?
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トヨタ「RAV4」

タフな走破性と洗練されたデザインを両立したトヨタのミドルサイズSUV、RAV4。その魅力は、外観の力強さだけでなく、機能性と快適性を追求した内装にも詰まっています。

「どこへでも行けそう」というRAV4のコンセプトは、室内空間にもしっかりと反映されており、運転のしやすさから、使い勝手の良い収納、そして大容量のラゲッジスペースに至るまで、乗る人すべてにワクワクするような冒険心と日常での高い実用性を提供します。

この記事では、トヨタ RAV4の内装の特徴をグレードごとにご紹介します。

この記事を読むことでトヨタ RAV4の内装だけでなく、利便性の高さを知ることができます。

トヨタ RAV4の特徴は?

トヨタ RAV4の特徴は?
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トヨタ「RAV4」

トヨタ RAV4は、都会の日常使いだけでなく、オフロードでも重宝できる車です。

PHEVのグレードもあり、オフロードを走るだけでなく、車中泊でのニーズも満たせるほど細かなところまで利便性を高めるように工夫されています。

トヨタ RAV4のグレードごとの内装

トヨタ RAV4のグレードごとの内装
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トヨタ「RAV4」

大きくグレードが4つに別れており、グレードごとに内装に違いがあります。

ハイブリッドモデルがありますが、ガソリン車モデルと変わりはありません。

X / HYBRID X

ファブリックシート
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トヨタ「RAV4」

シートはファブリック素材でブラックカラー。車内もシンプルにグレーとブラックカラーがメインです。

フロントシートの運転席は6ウェイマニュアルシート、助手席は4ウェイマニュアルシートのため、自身の座り心地に合わせて調整ができます。

ステアリングホイールは、ウレタン素材で、メーターは、7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーターを装備しています。

必要最低限な装備ですが、快適性や居住性は十分にあります。

G / HYBRID G / G“Z package”

G / HYBRID G / G“Z package”
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トヨタ「RAV4」

グレードが1つ上がると、シートには合成皮革素材が使用されますが、シート、車内の選択できるカラーはXと同じです。ただ、インパネ周辺が少しブラウンカラーを交えています。

シートの表皮が合成皮革になっただけではなく、運転席および助手席に寒い冬のために快適温熱シートが追加されています。また、暖かさだけでなく蒸れやベタつきが起こらないようシートベンチレーションも装備されています。

運転席に8ウェイパワーシート、助手席には4ウェイマニュアルシートを装備することでシートの調整がXと比較するとさらに細かく調整できます。

電動ランバーサポートにより、腰部の調整もでき、長時間のドライブの軽減にもつながるでしょう。

また、運転席シートポジションメモリーもついていることで、細かなシートの調整をしても運転席を再度調整することなく運転することができます。

ステアリングホイールは手触りの良い本革巻きで、シフトノブなども本革巻きに加えサテンメッキ加飾が施されています。

また、ステアリングヒーターも装備されています。

12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイが装備されることで、複数の情報の取得をしやすくなっています。

イルミネーテッドエントリーシステムが、前席足元照明・フロントカップホルダー、運転席・助手席・センターのオープントレイのみとなっていますが、暗いところでもその周辺が見やすくなっています。

これらを総合的にXと比べても機能も良く、車内も少し上質さを感じられます。

Z

Z
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トヨタ「RAV4」

シートはパーフォレーション+レッドステッチ付、素材は合成皮革となっています。

また、肘掛けにもレッドステッチがついていることで統一感だけでなく、冒険心をくすぐる内装となっています。

シフトまわりも本革巻き、サテン仕上げだけでなくレッドステッチがついています。

そのほか、装備はG“Z package”、Gと同じではありますが、スマホを置くだけで充電できる便利な機能もございます。スマホの機種にもよりますが、置くだけでスマホの充電ができるだけでなく、スマホを収納することができ、便利です。

Adventure

Zと同じようにシートとシフトまわり、肘掛けの素材などは同じです。

そのほか、イルミネーテッドエントリーシステムが運転席・助手席・センターのオープントレイのみに装備されることと、アクセサリーコンセント以外、Zと装備が同じです。

特別仕様車 Adventure“OFFROAD package”

特別仕様車 Adventure“OFFROAD package”
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トヨタ「RAV4」

ベース車両が Adventureとなっています。

ただ、シートはパーフォレーション付OFFROAD package”専用合成皮革+レッドステッチとなっており、Adventureより質感が良く、可愛らしい柄も入ったデザインとなっています。

カップホルダー周辺も赤い枠で囲まれており、オフロード感があるアクセントを加えています。

トヨタ RAV4の魅力は?人気の秘密は?

トヨタ RAV4の魅力は?人気の秘密は?
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トヨタ「RAV4」

大きめの車だけあって見晴らしの良さや乗員の快適の高さに魅力があります。

オフロードと言っても長距離走行を想定した車であると感じられるでしょう。

運転席・助手席まわり

インストルメントパネル
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トヨタ「RAV4」

インストルメントパネルを低くすることで圧迫感を抑えています。

電動パーキングブレーキ
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トヨタ「RAV4」

シフトレバーを触ることなくパーキングシフトに入れることができる電動パーキングブレーキを装備しています。また、ブレーキから足を離してもブレーキが保持されるブレーキホールドスイッチも装備していますので、長距離のドライブで便利です。

12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ
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トヨタ「RAV4」

12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイはCasual/Smart/Tough/Sportyの4つのテイストと3つのレイアウトの中から、お好みに合わせて表示を変えられます。

7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーター
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トヨタ「RAV4」

7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーターは、先進的なデザインのスピードメーターです。

マルチインフォメーションディスプレイでは、左、中央、右の3つで同時に複数の情報が見られるため、操作を増やさずに3つの情報を同時に確認できます。

ステアリングスイッチ
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トヨタ「RAV4」

ステアリングスイッチは、マルチインフォメーションディスプレイ上での操作や運転支援やオーディオ系の操作が可能でハンドルから手を離さずに操作ができます。

イルミネーテッドエントリーシステム
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トヨタ「RAV4」

イルミネーテッドエントリーシステムでは、クリアブルーのLED照明が点灯します。

上質な室内を演出しますが、走行中はドライバーの煩わしさを低減するために減光します。

左右独立温度コントロールフルオートエアコン
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トヨタ「RAV4」

左右独立温度コントロールフルオートエアコンは、ガソリン車では前席のみ、ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車では1席のみに集中して送風されるように自動的に制御してくれます。

そのため、乗員の快適性だけでなく、低燃費にも貢献してくれます。

快適温熱シート+シートベンチレーション
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トヨタ「RAV4」

運転席、助手席に快適温熱シート+シートベンチレーションがついています。肩や腰、下肢を温めたり、背もたれ面と座面に風が通るようになっています。HI-MID-LOの3段階切替が可能です。

運転席8ウェイパワーシート
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トヨタ「RAV4」

運転席8ウェイパワーシートでは、前後スライド、リクライニング、シート上下、チルトアジャスターにより微妙なシートの調整を様々できます。

電動ランバーサポートは運転席のシートの腰部の張り出しを2通りで調整できます。

助手席4ウェイパワーシートでは、前後スライドとリクライニングを容易に調整できます。

運転席シートポジションメモリーでは、運転席のシートポジションを2名分記憶し、再現してくれるメモリー機能がついています。

センターコンソールボックス
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トヨタ「RAV4」

充電用USBType-C端子がセンターコンソールボックス内側2個・後部2個に装備されており、スマホの充電には十分の装備で、後部座席に乗車する方も充電が可能です。

おくだけ充電®
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トヨタ「RAV4」

置くだけでスマホが充電できるおくだけ充電®がギアシフトの奥の方に装備されており、端子でも置くだけでも充電することができます。

EV/HVモード切替スイッチ、AUTO EV/HVモードスイッチ
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トヨタ「RAV4」

EV/HVモード切替スイッチやAUTO EV/HVモードスイッチにより、

  • EVモード
  • AUTO EV/HVモード
  • HVモード
  • バッテリーチャージモードと

様々なモードを容易に操作することができます。

後部座席

抜け感がある後方視界
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トヨタ「RAV4」

リヤクォーターガラスの拡大やリヤドア後部のピラー断面を小さくする工夫などにより、斜め後方が見やすくなり、抜け感がある後方視界となっています。

シート
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トヨタ「RAV4」

最適な素材や座面形状を採用するなど疲れにくいシートとなっています。

前席との空間もゆとりがあり、前席の下に足入れスペースが確保されているためゆったりと足を伸ばすことも可能です。

荷室スペース

荷室スペース
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トヨタ「RAV4」

グレードによって容量が異なりますが、デッキボード下段時580Lのスペースがあります。

2段デッキボード
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トヨタ「RAV4」

全てのグレードに装備されている2段デッキボードは、自在に有効活用できます。

2段デッキボードを上段にセットし、後席を倒すことでフラットになり、長い荷物を積載でき、重い荷物の出し入れもしやすくなります。

下段にセットすることで、背の高いものやこぼれ出やすい荷物を安心して積載できます。

濡れ物もOKで、裏面が樹脂製のため、雪や泥などの汚れたものも積載できます。

ヴィークルパワーコネクター付AC100V・1500Wのコンセント
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トヨタ「RAV4」

Zには、ヴィークルパワーコネクター付AC100V・1500Wのコンセントが装備されています。非常時にはエンジンを始動させることで家電製品の使用にも役立ちます。

トヨタ RAV4の収納力はどれくらい?

オープントレイ
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運転席の右側に小物などを載せられるオープントレイが装備されています。

助手席グローブボックス
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トヨタ「RAV4」

助手席グローブボックス上には横に広くスペースが取られ、少し大きめの手帳が載せられるほどのオープントレイが装備されています。

センターオープントレイ
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トヨタ「RAV4」

シフト奥には置くだけスマホを搭載することもできますが、小物をおけるセンターオープントレイも装備できます。

シフト下部カップホルダー
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トヨタ「RAV4」

シフト下部にはカップホルダーが2つ装備されています。

後部座席カップホルダー
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トヨタ「RAV4」

後部座席には、真ん中のシートを倒すことでカップホルダーが2つ装備されています。

センターコンソールボックス
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トヨタ「RAV4」

センターコンソールボックスの中にはインナートレイがついており、小物を収納できるほか、スマホの充電も可能、小物だけでなくティッシュボックスなどの大きなものも収納できます。

フロントドアポケット
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トヨタ「RAV4」
ドアトリム下部
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トヨタ「RAV4」

前席の両ドアトリム下部にはペットボトルと小物が収納でき、後部座席の両ドアトリム下部にもペッドボトルが入るなど収納力が抜群です。

助手席シートバックポケット
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トヨタ「RAV4」

助手席シートバックポケットには雑誌が入れられるほどの収納スペースがあります。

デッキサイドポケット
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トヨタ「RAV4」

荷室にはデッキサイドポケットにてペットボトルのほか様々収納できるようになっています。グレードによってネット付や仕切り板付のものがあり、収納したものが飛び出さないような工夫がされています。

まとめ

まとめ
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トヨタ「RAV4」

RAV4は、「オフロード」というイメージだけでなく、日常使いからレジャーまでを快適にする高い利便性を兼ね備えたSUVです 。

タフな走破性と、運転手・同乗者への細やかな気配りが詰まった内装デザイン、そして優れた利便性を兼ね備えた車です。特にオフロードを走る機会が多い方や、レジャーでの使い勝手を重視される方には自信を持っておすすめできる一台と言えるでしょう。

この記事の執筆者
今井祐樹

今井祐樹

Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。