ヤリスクロスで車中泊はできる?!快適に車中泊を楽しむための全知識紹介

ヤリスクロスで車中泊はできる?!快適に車中泊を楽しむための全知識紹介

「最近ヤリスクロスを買ったけど、この車で車中泊ってできるのかな?」

コンパクトSUVとして大人気のトヨタ ヤリスクロス。その取り回しの良さや燃費性能から、日常使いだけでなくアウトドアや長距離ドライブの相棒として選ぶ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、快適に眠るためのフラット化の手順や段差解消のコツ、おすすめグッズまで詳しく解説します!

自由で快適な車中泊の旅へ出かけるために、ぜひこの記事を参考に準備を始めてみてください。

目次

知っておきたい!ヤリスクロスで車中泊

結論から言うと、トヨタ ヤリスクロスでの車中泊は「工夫次第で十分に快適」です!

もちろん、大型のミニバンやワンボックスカーのような広さはありません。しかし、そのコンパクトさゆえのメリットも多く、ポイントさえ押さえれば一人旅や二人旅で大活躍してくれます!

まずは、ヤリスクロスで車中泊をするメリットと、知っておくべきデメリットを見ていきましょう!

ヤリスクロス車中泊のメリット

ヤリスクロスが車中泊に向いている理由は、その優れた基本性能にあります。

  • 圧倒的な燃費の良さ:ハイブリッドモデルならWLTCモードで28.7km/L(2WD Xグレード)という低燃費を実現!ガソリン代を気にせず、遠くまで足を延ばせます。
  • 運転しやすいコンパクトなサイズ:狭い道や観光地の駐車場でも運転しやすく、ストレスが少ないのが魅力!初めての場所でも安心して運転できます。
  • 気軽に始められる手軽さ:大掛かりな改造をしなくても、シートアレンジとマット一つで寝床が完成します。思い立ったらすぐに出かけられるフットワークの軽さが強みです!

ヤリスクロス車中泊のデメリットと注意点

一方で、快適な車中泊のためには知っておくべきデメリットもあります。

  • 完全なフルフラットにはならない:座席をすべて倒しても、シートの段差や隙間が発生します。快適に寝るためには、この段差を埋める工夫が必須です。
  • スペースの限界:特に身長が高い方や、2人で利用する場合はレイアウトや寝る向きを工夫しないと窮屈に感じることがあります。
  • 荷物の置き場所:寝るスペースを確保すると大きな荷物の置き場所に困ることがあるため、事前の荷物整理や収納グッズの活用が重要になります。

しかしこれらのデメリットは、後ほど紹介する具体的な対策でほとんど解消できるのです!

快適さが変わる!車中泊目線で選ぶヤリスクロスのおすすめグレード

ヤリスクロスで車中泊を楽しむなら、まずは「グレード選び」をしっかりチェックしましょう!

実はグレードによって荷室の作りが全く違い、一番のポイントは床の高さを2段階で変えられる「アジャスタブルデッキボード」があるかどうかです。これがあるだけで、シートを倒したときのフラットさが劇的に変わって、寝心地の良さがグンとアップしますよ。

おすすめのグレード

Z“Adventure”、Z、Gの2WD、GR SPORTにはアジャスタブルデッキボードが標準装備されています。特にこだわりがなければ、これらのグレードを選んでおけば間違いありません。

注意が必要なグレード

X、Uグレードはアジャスタブルデッキボードがメーカーオプションです。中古車で購入する場合や、すでにX、Uグレードにお乗りの方は、装備されているか必ず確認しましょう。

4WDモデルについて

4WDモデルは、2WDモデルに比べてデッキボード下の収納が少し狭くなるなどの違いはありますが、アジャスタブルデッキボードさえ付いていれば同じようにフラットにして使うことができます。

もしデッキボードがない場合でも、後から純正品を取り寄せたり、DIYで自作したりすることも可能です!

寝床作りの基本!ヤリスクロスをフラットにする簡単ステップを解説

ここからは、ヤリスクロスで寝床を作るための基本、フラット化の手順を解説します。アジャスタブルデッキボードが「上段」にセットされていることを前提に進めていきましょう。

手順①前席シートを前方へスライド

まず、運転席と助手席のシートをできるだけ一番前までスライドさせます。背もたれも前に倒しておくと、あとでスペースを最大限に活用できますよ。このひと手間で、確保できる就寝スペースの長さが大きく変わります!

手順②後席シートの背もたれを倒す

次に、後部座席の準備です。

  1. 後部座席のヘッドレストをすべて取り外します。
  2. 肩口にあるレバーを引きながら、背もたれを前方に倒します。

これで、荷室から後部座席にかけて、ひと続きの空間が生まれます。これがヤリスクロスの基本的なフラット状態です!

フラット時の荷室長とスペースのサイズ

この状態で確保できるスペースのサイズについては、まず後部座席の背もたれからバックドアまでの長さが820mmとなります。さらに、前席シートを一番前までスライドさせれば、その背面まで含めて最大で約1,740mmもの長さを確保することが可能です。横幅についても、最も狭いタイヤハウスの間で1,000mm程度あるため、大人1人が寝るには十分な広さと言えます。

身長170cm前後の方であれば、このままでも足を伸ばして寝ることが可能です。ただし、より快適な寝心地を求めるには、次に説明する「段差・隙間」の解消が不可欠です!

熟睡の鍵はここにある!「段差」と「隙間」対策

ヤリスクロスのフラット状態には、快適な睡眠を妨げる2つの課題「段差」と「隙間」があります。ここを攻略することが、ヤリスクロスでの車中泊成功のカギです。

車内に潜む2箇所の凹凸ポイント

フラットにした際に、特に気になる段差が2箇所あります。

1つ目は、倒した背もたれと荷室のデッキボードの境目です。わずか数センチの差ですが、この小さな段差が背中への違和感となり、眠りを妨げる原因になります。

2つ目は、倒した背もたれ自体の沈み込みです。背もたれの付け根付近に緩やかな凹みができてしまうため、ここもしっかり対策しておかないと体が安定しません。

デッドスペースを寝床に変える隙間対策

次に、最も大きな課題となるのが、倒した後席と前方にスライドさせた前席との間にできてしまう大きな隙間です。

この空間をどう埋めるかによって、実際に寝られるスペースの長さが左右されるため、ここからはその隙間を上手に活用してフラットにする具体的な方法を紹介します。

  • 市販の隙間埋めクッションを使う:車中泊用の「隙間埋めクッション」が市販されています。空気で膨らませるタイプやウレタン製のものがあり、手軽に隙間をフラットにできます。
  • 収納ボックスやクーラーボックスを置く:キャンプ用のコンテナやクーラーボックスを置けば、収納とスペース確保を同時に叶える便利な土台として活用できます!
  • DIYで台を自作する:DIYが得意な方は、ベニヤ板などを使って隙間にぴったりはまる台を自作するのもおすすめです!安定感があり、快適性が格段にアップします。

段差解消に役立つクッションやタオル活用術

小さな段差であれば、身近なアイテムを使って手軽に解消できます。

具体的にどのような身の回りのものが役立つのか、その解消方法を分かりやすく解説していきます。

  • バスタオルや衣類を詰める:着替えの衣類や使わないバスタオルを畳んで段差部分に敷き詰めれば、簡易的な段差解消になります。
  • クッションや座布団を活用する:家庭で使っているクッションや座布団を持ち込むのも良い方法です!
  • キャンプ用の銀マットを畳んで敷く::折りたたみ式の銀マットは、厚みを調整しやすく、段差解消に便利です。

こうした下準備をしっかりした後に車中泊マットを広げれば、まるで自宅のベッドのように驚くほど心地よい寝床が完成します!

おすすめ車中泊マット・ベッドキット

段差と隙間の処理が終わったら、次はいよいよ寝心地を決定づけるマット選びです。ヤリスクロスのサイズに合った、おすすめのマットやベッドキットを紹介します!

車中泊マット選びで意識したい「厚さ・素材・サイズ」

マットを選ぶときは、これから紹介する3つのポイントを意識してみてください。

まず「厚さ」ですが、床の硬さを感じずにぐっすり眠るなら10cm以上のマットがおすすめです。これくらいの厚みがあれば、気になる段差もしっかりカバーしてくれます。

次に「素材」選びも大切です!準備や片付けを楽にしたいなら、自動で膨らむインフレーターマットが人気です。寝心地にこだわりたいなら高反発のウレタンマット、軽さや手軽さを重視するならエアマットが向いていますが、エアマットは空気の調整に少し手間がかかることも覚えておきましょう。

最後に「サイズ」についてです。ヤリスクロスの荷室は幅が約100cmなので、幅60cmから70cmのシングルサイズを2枚並べるか、少し大きめのセミダブルサイズをギュッと押し込んで使うのが一般的です。

ヤリスクロス専用設計のおすすめマット

車種専用設計のマットは、隙間なくぴったりフィットするのが最大の魅力です。

例えば、専用サンシェードなどで定評のあるメーカーが手がけるマットは、ヤリスクロスの形状に合わせて設計されているため、段差を気にせず快適に眠ることができます。

また、シートカバーで有名なブランドが展開する汎用マットも、ヤリスクロスのラゲッジスペースにちょうど良いサイズ感で、多くのユーザーに愛用されています。

コスパ重視の汎用マット・エアマット

専用品は少しお値段が張るので、まずは手頃な価格の汎用マットから試してみるのも賢い選択です!

例えば、厚さが5cmや9cmから選べるコスパ抜群のキャンプマットは、手に取りやすい価格で人気を集めています。まずは使い心地を試してみて、必要に応じて買い足していくのも一つの方法ですよ。また、バルブを開けるだけで自動的に膨らむインフレーター式のマットもおすすめです。特に厚さ10cmのモデルは、カラーバリエーションが豊富で多くの車中泊ユーザーに支持されています。

本格的な寝心地を求めるベッドキット

「もっと完璧なフラット空間にこだわりたい!」という方には、車中泊専用のベッドキットという選択肢もあります。

これは荷室に専用のフレームを組み立てて、その上に厚みのあるベッドボードを設置する本格的なタイプです。多くの車種向けにベッドキットを製造している専門メーカーの製品もあり、価格は少し高めになりますが、まるで自宅のベッドで寝ているかのような、平らで極上の寝心地を手に入れることができますよ!

実際の広さは?身長・人数に合わせた寝床の広さを徹底シミュレーション

次に、「理屈はなんとなく分かったけれど、実際に寝てみた時の広さはどうなの?」という気になる疑問に、詳しくお答えしていきますね。

1人利用時のレイアウトと広さ

1人での車中泊なら、ヤリスクロスは非常に快適な空間です。

片側に寝るスペースを作り、空いた助手席側や足元に荷物を置くことができます。寝返りも十分に打てる広さがあり、ソロキャンプや一人旅には最適なサイズ感です。

2人利用時のレイアウトと注意点

2人での利用も可能ですが、ややタイトになります。

荷室幅いっぱいにマットを敷くことになり、寝返りを打つ際には少し気を使うかもしれません。また、2人分の荷物をどこに置くかが課題になります。使わない荷物は前席の足元やルーフキャリアなどを活用して、寝室スペースをスッキリさせることが快適に過ごすコツとなります!

身長180cmの寝心地と快適に寝る工夫

「身長が180cmあっても大丈夫ですか?」という質問をよくいただきますが、工夫次第でゆったり眠ることができます!

ポイントは、前席との隙間をしっかり埋めて、最大で約180cmのスペースを確保した上で少し斜めに体を向けて寝ることです。対角線上に横になれば、つま先から頭までまっすぐに近い状態でリラックスして過ごせます。

安全・快適な車中泊を支える必須アイテムと心得

最後に、安全で快適な車中泊にするための必須グッズと基本的な注意点を紹介します。

プライバシー確保の目隠し・サンシェード

外からの視線をしっかり遮ってプライバシーを守るために、目隠しの準備は欠かせません。

一番のおすすめは、窓の形にぴったりフィットする車種専用のサンシェードです!光を遮るだけでなく、断熱性も高いので、夏の日差しや冬の冷気を防いで車内を快適に保ってくれますよ。また、車内にレールを取り付けてカーテンを設置する方法もあります。こちらは、思い立った時にサッと開け閉めができる手軽さが大きなメリットです。

もっとコストを抑えたいなら、100円ショップなどで手に入る銀マットを窓の形にカットして自作するのも一つの手です!手作りでも十分に立派な目隠しとして役立ってくれます。

スマホ充電・家電利用のための電源確保

エンジンを切った状態でスマホを充電したり、小さな家電を使ったりするにはポータブル電源があると非常に便利です!容量は、スマホの充電やLEDランタンの使用がメインなら300Wh~500Wh程度、電気毛布などを使いたい場合は700Wh以上あると安心です。

季節別の暑さ・寒さ対策と換気方法

そして車中泊を安全に楽しむためには、季節に合わせたしっかりとした対策がとても大切です。

  • 夏の暑さ対策:窓用の網戸やUSBで動く小型扇風機が役立ちます。駐車場所は日陰を選び、日中の車内温度上昇に注意しましょう!
  • 冬の寒さ対策:断熱性の高いシェードに加え、冬用の寝袋(シュラフ)や電気毛布(ポータブル電源が必要)を用意しましょう。
  • 換気:一酸化炭素中毒や結露を防ぐために、寝るときも必ず2箇所以上の窓を少しだけ開けて、空気が通るようにしておきましょう。防犯や虫除けのことを考えて、網戸などを取り付けておくとより安心して過ごせますよ。

限られた車内を広く使うための「吊るす・積む」収納術

限られたスペースをより有効に使うために、便利な収納グッズも揃えておきたいですよね。

例えば、車内に収まりきらないキャンプ道具などは、ルーフキャリアやルーフボックスを使って屋根の上に積載することができます!また、ヘッドレストの金具に取り付けるポールやネットがあれば、上着やちょっとした小物を掛けておくのに重宝しますよ。

さらに、前席の背面に設置するシートバックポケットを活用すれば、本やタブレット、飲み物などもスッキリ整理できて、寝る場所を広く保つことができます。

まとめ

今回は、ヤリスクロスでの車中泊について詳しく解説してきました。

最後に、これまでの内容を振り返って大切なポイントをまとめてみますね。

  • ヤリスクロスでの車中泊は、工夫次第で十分に快適に楽しめる
  • フラット化には「アジャスタブルデッキボード」付きのグレードが有利
  • 寝心地の鍵は「段差と隙間の解消」と「厚さ10cm以上のマット」
  • 身長180cmの方や2人利用も、レイアウトの工夫で対応可能
  • プライバシー、電源、温度管理の対策をすれば、さらに快適性がアップする

コンパクトなヤリスクロスだからこそ実現できる、フットワークの軽い自由な旅。まずは身近なもので段差を埋めて、お気に入りのマットを探すことから始めてみませんか?

あなただけの快適な「移動式秘密基地」で、安全に楽しい車中泊ライフを過ごしてくださいね!

この記事の執筆者
山岸ゆい

山岸ゆい

大学院で社会学を専攻し、身の回りにある「なぜ?」という疑問を掘り下げてきました。卒業後は、その探究心を生かしながら、地域コミュニティや人々の暮らしに寄り添う活動に取り組んできました。 専門的な知識を誰にでもわかりやすく伝えることが得意です。これまでの経験とスキルを活かし、車やカーリースに詳しくない方の「これってどうなの?」という疑問に寄り添い、納得のいく答えを見つけるお手伝いをしていきます!