ヴォクシー車中泊完全ガイド!段差解消からマット選び、モデル別アレンジまで

ドライブの楽しみがもっと広がる、トヨタ ヴォクシーでの車中泊。大人も子どももゆったり横になれる広さがあるからこそ、寝心地にはこだわりたいですよね。
この記事では、ヴォクシーでの車中泊を考えている方に向けて、一番の悩みである段差の埋め方や、ぐっすり眠れるマットの選び方、便利なグッズなどを分かりやすくまとめました!
90系や80系、乗車人数ごとのシートアレンジも詳しく解説しているので、お乗りの車にぴったりの方法がすぐに見つかります。この記事を参考に、大人も子どもも笑顔になれる、最高の車中泊デビューを叶えてみませんか?
- 目次
ヴォクシーの車中泊を快適にする「段差対策」のコツ
ヴォクシーで車中泊を思いっきり楽しむなら、まずはシートを倒したときの段差をどうにかするのが一番のポイントです。段差をそのままにすると体が痛くなってしまうので、朝までぐっすり眠るための準備は欠かせません。高価な改造をしなくても、身近なアイテムやちょっとした工夫で解決できる4つのコツを紹介しますね!
市販の段差解消クッション・マット
最も手軽で確実なのが、市販の段差解消グッズを活用する方法ですヴォクシーはとても人気がある車なので、シートの隙間や段差をぴったり埋めてくれる専用のクッションやマットがたくさん売られています。これらを使えば、サイズを測る手間もなく置くだけで簡単にフラットな空間が作れます。種類も豊富なので、自分の好みに合った寝心地のアイテムを見つけやすいのが嬉しいポイント!
メリット
置くだけで段差が埋まる手軽さと、車種専用設計ならではのフィット感が魅力です。
デメリット
専用品は価格がやや高めになる傾向があります。
まずはミニバン全般で使える汎用タイプのクッションで使い心地を試してみて、もしフィット感が物足りないと感じたらヴォクシー専用品を検討するのが賢いステップ!これなら無駄な出費を抑えつつ、自分にぴったりの寝心地を見つけることができます。手軽に始められる方法として、初心者の方にも特におすすめですよ!
DIYで、すのこや合板を使う方法
「できるだけコストを抑えたい」「自分の手で作り上げたい」という方には、ホームセンターで手に入る、すのこや合板を使ったDIYがおすすめ!
メリット
材料費が安く、自分の車のサイズに合わせて自由に設計できるのが最大の利点です!ベッド下に収納スペースを作ることも可能ですよ。
デメリット
採寸やカットなどの手間がかかり、ある程度のDIYスキルが必要になります。
すのこを並べてマットを敷くだけでも、あっという間に簡易的なフラットスペースが出来上がります!もしもっと安定感が欲しいなら、合板を使うことでより頑丈でしっかりとしたベッドスペースになります。
どちらもホームセンターで揃う材料で手軽に挑戦できるのが魅力です。
ホームセンターのマットレスやクッションの活用術
身近なホームセンターやインテリアショップのアイテムも、実は車中泊の強い味方になります。特に、硬めのマットレスや長座布団、クッションなどをうまく組み合わせるだけで、驚くほど手軽に段差を埋めることが可能です。身近なお店で手に入る手頃な寝具を活用するのは、コストを抑えたい方にもぴったりなアイデアです!
三つ折りマットレス
厚みがあり、段差を吸収しやすいのが特徴です。使わないときはコンパクトに畳んで収納できます!
長座布団や硬質クッション
シート間の細かな隙間や凹凸を埋めるのに便利です。
お店で実際に触れて硬さやサイズをチェックできるから、自分のヴォクシーに置いたときの様子をイメージしやすいのが助かりますね。ネット注文と違って、届いてから「思っていたのと違う」という失敗が少ないのも安心できるポイントです。これなら納得感を持って、自分にぴったりの寝具を選べます。
DIYで叶える「理想のフルフラット空間」
もっと本格的に、自分だけの理想の空間を作りたいなら、ベッドキットを自作してみるのもおすすめですよ。木材や金属製のパイプを組み合わせれば、車の中に完全なフラットスペースを作り上げることができます。作るのに時間と手間はかかりますが、その分、既製品では味わえない最高の満足感と寝心地が手に入ります!
具体的な作り方の流れは、こちらの通りです。
- プラン作り:まずは車内の広さを隅々まで測って、どんな形のベッドにするか簡単な図面を書いてイメージを固めます。
- 買い出し:図面を見ながら、ホームセンターで必要な木材や組み立て式のパイプ、ビスなどを揃えていきます。
- 工作と組み立て:材料を必要な長さにカットして、図面通りに一つずつパーツを組み上げて形にしていきます。
- 仕上げと設置:出来上がった土台を車に乗せてみて、ぐらつきやガタつきがないか最終チェックをすれば完成です。
「難しそうだな」と感じたら、まずはシンプルな構造から挑戦してみるのがおすすめです。使いながら自分好みに改良を加えていくのも、DIYならではの楽しみの一つですよ!
モデル別・乗員数ごとのおすすめシートアレンジ
ヴォクシーは、年式(型式)や乗車定員によってシートの構造が異なります。そこで、人気のモデルごとに、一番広くて平らなスペースを作るためのアレンジ方法を詳しく解説しますね。基本的には、2列目と3列目のシートをうまく組み合わせることで、ゆったり横になれる空間を作っていきます。
新型ヴォクシー(90系)のシートアレンジ
2022年1月にデビューしたヴォクシー(90系)は、以前のモデルよりもさらに快適な空間を作りやすい工夫が凝らされています。最新モデルならではの設計を活かせば、車中泊の質をこれまで以上に高めることが可能です。
7人乗りキャプテンシートの場合
- まずは、運転席と助手席を一番前までスライドさせてスペースを空けます。
- 3列目のシートは左右に跳ね上げて、すっきりと収納しておきましょう。
- 2列目シートのヘッドレストを外したら、シートを一番後ろまで下げて、背もたれを後ろに倒します。
- すると、2列目の足元に広いスペースが生まれます。ここにクーラーボックスや収納ケースを置くことで平らな土台を作り、その上からマットを敷くと、広々とした寝床が完成します。
8人乗りベンチシートの場合
- 準備として、運転席と助手席を一番前までスライドさせておきます。
- 3列目シートを左右に跳ね上げて、荷室のスペースをしっかり確保します。
- 2列目シートのヘッドレストを外したら、座面を上に跳ね上げて(チップアップ)、そのまま一番前まで動かします。
- こうすると、2列目の背もたれの後ろ側と荷室の床がひと続きの平らな空間になります。シートのつなぎ目にはどうしても段差ができるので、クッションやマットを使って平らに整えてあげましょう!
ヴォクシー(80系)のシートアレンジ
中古車としてもずっと人気がある80系ヴォクシー(2014年〜2021年)も、ちょっとした工夫を加えるだけで、驚くほど快適な車中泊空間に早変わりします。最新モデルに負けないくらい、自分好みの居心地の良い寝室を作ることができますよ。では、詳しく見ていきましょう。
7人乗りキャプテンシートの場合
- まず、運転席と助手席を一番前までスライドさせておきます。
- 2列目シートを中央に寄せるように横スライドさせてから、一番前まで動かします。
- 3列目シートを左右に跳ね上げて、後ろ側のスペースを広く開けます。
- 2列目シートのヘッドレストを外して、背もたれを限界まで後ろに倒します。
- この手順でもシートの境目に段差や隙間ができてしまうので、クッションや自作の台を使って平らに埋める工夫が欠かせません。
8人乗りベンチシートの場合
- 準備として、まずは運転席と助手席を一番前までスライドさせておきます。
- 次に、3列目シートを左右に跳ね上げて、荷室のスペースをしっかり確保します。
- 2列目シートのヘッドレストを外したら、座面を上に跳ね上げて(チップアップ)、一番前まで動かしましょう。
- 90系と同じように、2列目の背面と荷室の床で広い空間が作れますが、段差が少し目立ちます。厚手のマットや便利な段差解消グッズを使って、平らに整えるのがポイントです。
寝心地が劇的に変わる、事前のひと工夫と仕上げのコツ
どのモデルを選んでも、さらに心地よいフラット空間に仕上げるための共通のコツがあります。
リクライニングの角度を広げる際に邪魔になってしまうので、ヘッドレストはあらかじめすべて外しておきましょう。また、シートベルトの金具が体に当たると痛むことがあるので、クッションの下に隠したりタオルを巻いたりして、直接触れないよう工夫するのがおすすめです!さらに、シート同士の小さな隙間も寝心地を悪くするため、タオルやクッションを詰めてできるだけ平らに整えましょう。
安眠の鍵!後悔しないマット選びのポイント
段差解消ができたら、次はいよいよマット選びです。車中泊の快適さはマットで決まると言っても過言ではありません。ここでは、後悔しないためのマット選びのポイントと、おすすめの種類をご紹介!
マット選びの3つのポイント
マットを選ぶ際にチェックしておきたい3つの重要なポイントをまとめました。
まずはサイズです。ヴォクシーの荷室に合わせるなら、幅120cmから130cm、長さは200cmほどあると大人2人でもゆったり横になれます。専用品なら隙間なくぴったり収まりますが、汎用品をうまく組み合わせるのも一つの手です。
次に大切なのが厚さです。シートの段差や地面の硬さを気にせず眠るためには、最低でも5cmは欲しいところです。より上質な寝心地を追求するなら、10cm厚のマットを選ぶとさらに安心です!
そして、素材によって寝心地は大きく変わります。自動で膨らむバランスの良いインフレーターマットが一番人気ですが、コンパクトさ重視ならエアマット、寝心地の良さなら高反発ウレタンマットが向いています!それぞれ収納サイズや音などの特徴があるため、自分のスタイルに合わせて選びましょう。
究極のフラットを実現する専用マット
何よりもフィット感にこだわりたいなら、ヴォクシー専用に設計されたマットが一番の近道です。シートを倒したときの凹凸にぴったり合うよう作られているので、敷くだけで隙間のないフラットな寝床がすぐに出来上がります。他のマットに比べて少し値は張りますが、準備の手間を減らして最高に心地よい眠りを楽しみたい方には、間違いなく満足できる選択肢です。
手軽に手に入る市販マットレスの選び方
コストを抑えたい場合は、キャンプ用のインフレーターマットや、家庭用の三つ折りマットレスなどがおすすめ!ヴォクシーの室内に2枚並べて敷けるサイズのものを探しましょう。エアマットは価格が安く、コンパクトに収納できるため、荷物を減らしたい場合に便利です。
おすすめマット比較表
おすすめのマットを比較表にまとめました。
| 種類 | 価格目安 | 厚さ目安 | 収納性 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|---|
| 専用設計マット | 20,000円~ | 5~10cm | △ | フィット感が最高、設置が楽 | 価格が高い、かさばる |
| インフレーターマット | 8,000円~ | 5~10cm | 〇 | 自動膨張で楽、寝心地が良い | 収納時に空気を抜くのが大変 |
| エアマット | 3,000円~ | 10cm以上 | ◎ | 収納がコンパクト、安価 | 穴あきリスク、寝返りで揺れる |
| 高反発ウレタンマット | 10,000円~ | 5~10cm | × | 寝心地が家庭用に近い | 非常に大きい、収納が困難 |
快適性UP!車中泊グッズ・アイデア集
ぐっすり眠れる場所が整ったら、次は車内での過ごしやすさをさらに高めていきましょう。持っているだけで快適さが劇的に変わる、便利なアイテムやちょっとした工夫のアイデアをいくつかご紹介します。
スタイルに合わせた目隠しの選び方
車中泊を安心して楽しむためには、外からの視線をしっかりガードするシェードやカーテンが欠かせません!これらはプライバシーを守るだけでなく、街灯の光を遮って安眠を助けたり、外気の影響を和らげる断熱効果も発揮してくれます。
まず、窓にぴったり合う車種専用のサンシェードは、吸盤で留めるだけで隙間なく目隠しができる優れものです。特に断熱性能に優れた素材を選べば、夏や冬の温度管理がぐっと楽になりますよ!
一方、車内にレールを取り付けて使うカーテンは、家の窓のようにスムーズに開閉できるのが大きな魅力です。使いたい時にサッと広げられる手軽さがあり、車内をよりお部屋のような落ち着いた雰囲気に演出してくれます。
スマホ充電に必須のポータブル電源
エンジン停止中のスマホ充電や電化製品の使用に、ポータブル電源は欠かせません。ライトや充電メインなら300Whから500Wh、電気毛布も使うなら700Wh以上のモデルを選ぶと安心です。
賢い収納術とおすすめ収納方法
限られた車内空間を有効活用するには、収納の工夫が欠かせません。
ルーフキャリア
キャンプ道具や着替えといったかさばる荷物は、ルーフボックスにまとめて収納してしまいましょう!車外のスペースを有効活用することで、車内をゆったりと広いまま保つことができます。
コンテナボックス(RVボックス)
丈夫なコンテナボックスは、荷物をきれいに片付けられるだけでなく、シートの段差を埋める土台としても大活躍してくれます。一つで収納とフラット化の両方をこなしてくれるので、車内を広く使うための心強い味方になってくれますよ。
シートバックポケット
フロントシートの背中に取り付けるポケットがあれば、ティッシュやちょっとした本などの小物をきれいにまとめておけます。使いたい時にすぐ手が届く場所に置いておけるので、車内がより過ごしやすい空間になります!
夏・冬の暑さ寒さ対策アイテム紹介!
次に、季節に応じた対策で、一年中快適な車中泊を楽しみましょう。
夏の暑さ対策
網戸(ウインドーネット):虫の侵入を防ぎながら、窓を開けて換気できます。
USB充電式扇風機:ポータブル電源と組み合わせて使えば、熱帯夜も快適!
標高の高い場所を選ぶ:夏の車中泊は、涼しい高原などがおすすめですよ。
冬の寒さ対策
電気毛布:ポータブル電源があれば使える、冬の車中泊の最強アイテム!
冬用シュラフ(寝袋):保温性の高い冬用シュラフがあれば、エンジンを止めても朝まで暖かく眠れます。
断熱シェード:窓からの冷気をシャットアウトし、車内の温度低下を防いでくれます。
何人で泊まる?人数別のゆったり快適レイアウト
ここでは、人数に合わせた具体的なレイアウト例をご紹介します。
大人2人+子供1人(3人)のレイアウト
大人2人と子ども1人の3人なら、ヴォクシーの広さを最大限に活かして心地よく過ごせます。2列目と3列目をフルフラットにすれば、3人で並んでゆったりと横になれますね!荷物は助手席や足元のスペース、ルーフキャリアなどを活用して、寝室となる空間を広く保つのがポイントです。
大人2人+子供2人(4人)のレイアウト
大人2人と子ども2人(幼児から小学校低学年)の4人で過ごす場合も、工夫次第で楽しい車中泊になります。2列目と3列目を平らにしたスペースに全員で横になると少しタイトに感じるかもしれませんが、運転席と助手席の間に設置できるキッズベッドや、簡易的なコットを取り入れることで、スペースを上手に広げられます。
大人2人での広々レイアウト
大人2人での車中泊は、ヴォクシーの広さを最大限に活かせる贅沢なスタイル!後部座席をすべてベッドスペースにしても良いですし、半分をベッド、もう半分をテーブルなどを置くリビングスペースとして使うことも可能ですよ。
ヴォクシー車中泊のよくある質問
最後に、ヴォクシーでの車中泊のよくある質問にお答えします!
運転席や助手席で仮眠できる?
短時間の仮眠なら大丈夫ですが、体が伸ばせないため長時間の睡眠には向きません。健康への影響も考え、しっかり眠るときは後部座席のフラットなスペースを活用しましょう。
ハイブリッド車でのエンジン停止時の注意点は?
ハイブリッド車はバッテリーがあがりやすいため、エンジンを切った状態での電気の使いすぎには注意!室内灯や電装品を長時間使うときは、ポータブル電源を頼るのが一番安心です。
車中泊中の換気はどうすればいい?
就寝中も安全のために必ず換気を行いましょう。窓を少し開けるだけで、二酸化炭素の充満や結露を防げます。虫が気になるときは、窓用の網戸(ウインドーネット)を使うと快適に外気を取り込めますよ。
まとめ
今回は、ヴォクシーで心地よい車中泊を楽しむための工夫を、段差の埋め方から便利なアイテムまで幅広くご紹介しました!
快適に過ごすためのポイントは、大きく分けて2つです。
- 身近なものや専用グッズを使って、シートの段差をしっかり平らにすること!
- 10cmほどの厚みがあるマットを選んで、寝心地を整えること!
この2つを準備するだけで、愛車のヴォクシーは大人も子どももワクワクするような「移動式の秘密基地」へと生まれ変わります。最初からすべてを揃えようとせず、まずは近くのRVパークなどで気軽に体験してみるのがいいかもしれません。
ぜひこの記事をヒントに、安全に気をつけながら、大切な人たちとの素敵な車中泊の思い出を作ってくださいね!
- この記事の執筆者
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山岸ゆい
大学院で社会学を専攻し、身の回りにある「なぜ?」という疑問を掘り下げてきました。卒業後は、その探究心を生かしながら、地域コミュニティや人々の暮らしに寄り添う活動に取り組んできました。 専門的な知識を誰にでもわかりやすく伝えることが得意です。これまでの経験とスキルを活かし、車やカーリースに詳しくない方の「これってどうなの?」という疑問に寄り添い、納得のいく答えを見つけるお手伝いをしていきます!

