コンパクトカーでも広々!フィットを120%活用する車中泊ガイド

コンパクトカーでも広々!フィットを120%活用する車中泊ガイド

「愛車のフィットで旅をしてみたいけど、狭くて眠れないんじゃ…?」なんて心配はもういりません!シートアレンジをちょっと工夫するだけで、コンパクトな車内があっという間に居心地のいい寝室に早変わりします。

この記事では、気になる段差の埋め方やお手軽なDIY術など、フィットを最高の秘密基地にするコツをたっぷり詰め込みました!

読み終わる頃には、きっと愛車と一緒に新しい冒険へ飛び出したくてワクワクしてくるはずです!ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

フィットでの車中泊は可能?モデル別の特徴

コンパクトなフィットで「大人が足を伸ばして寝るなんて、ちょっと無理があるんじゃない?」と心配される方も多いかもしれません。ですが、実はフィット自慢の多彩なシートアレンジを使いこなせば、同クラスの他の車と比べても、驚くほど車中泊に向いている一台なんです。

より心地よく過ごすためには、自分の愛車のモデル(世代)ごとの特徴を知って、ちょっとした工夫をプラスしてあげるのがポイントですよ!

新型フィット(4代目・GR系)の魅力と快眠のコツ

2020年に登場した4代目フィット(GR系)は、とにかく内装が心地よくてリラックスできるのがいいところ。シートを動かして広々としたスペースは作れますが、どうしても少し段差ができてしまうので、ここを上手に埋めるのが快適に過ごすためのコツです!

前席を倒して後ろと繋げれば、180cm程度の長さはしっかり確保できます。ただ、シートに凹凸があるので、厚めのマットを敷いてあげるなど「ふかふかの土台」を作ってあげると、ぐっすり眠れますよ。

クロスターグレードの魅力と活用法

見た目がワイルドな「クロスター」も、車内の広さやシートアレンジの仕組みは他のグレードと変わりません。

ただ、クロスターの中には撥水加工されたシートを使っているモデルもあるので、外遊びで少し汚れてもサッと拭き取れるのが心強いところ。キャンプや登山など、アウトドアを思いきり楽しんだ後に車内で過ごしたい方には、まさにぴったりの一台です!

フラット化が簡単!3代目フィット(GK系)の魅力

2013~2020年まで販売されていた3代目フィット(GK系)は、歴代モデルの中でも「とにかくフラットにしやすい!」と、車中泊を楽しむ人たちの間で大評判のモデルです。

シートを倒したときの段差が少ないので、初心者でも平らな寝床を作りやすいのが一番のメリット。ちょっとしたDIYや市販のグッズを足すだけで、まるで部屋のような完璧なベッドスペースが出来上がるため、車中泊を目的に中古でこのモデルを探す人も多いんですよ。

工夫が楽しい!初代・2代目(GE系)の車中泊術

2代目(GE系)や初代モデルにお乗りの方も、もちろん車中泊を諦める必要はありません!ただ、新しいモデルと比べると、シートを倒したときに段差や隙間が少し目立ちやすいという特徴があります。

こうしたモデルで心地よい空間を作るなら、手作りのアイテムや便利な段差解消グッズを上手に取り入れるのが一番の近道です。少し手間はかかるかもしれませんが、自分なりに工夫して「秘密基地」のような快適な寝床を完成させるのも車中泊の醍醐味ですよ!

攻略!ぐっすり眠れるフラット化のコツ

フィット車中泊で一番大切なのは「平らな寝床づくり」です。ここさえ攻略すれば、朝までぐっすり眠れますよ。具体的な手順とおすすめのアイデアを解説していきます。

簡単4ステップで完了!ロングモードの作り方

フィットの広さを最大限に引き出すなら「ロングモード」が基本です。以下の4ステップで、助手席から荷室までつながる広々とした空間が作れますよ。

  1. 助手席のヘッドレストを外す:まずは、邪魔にならないよう助手席のヘッドレストを取り外しておきます。
  2. 助手席を一番前まで動かす:シート下のレバーを使って、助手席を最も前方の位置までスライドさせます。
  3. 助手席の背もたれを後ろに倒す:リクライニングレバーを引き、背もたれを完全に後ろへ倒しきります。
  4. 後部座席を前に倒す(ダイブダウン):後席のレバーを引きながら背もたれを前に倒します。座面が沈み込む仕組みのおかげで、低い荷室フロアとつながります。

これで長いスペースは完成ですが、このままだとデコボコしていて快適には眠れません。次は、気になる段差や隙間をきれいに埋めるコツを見ていきましょう!

今すぐできる!身近なアイテムで寝心地をアップ

せっかくのロングモードも、寝てみた時に体が痛いと台無しですよね。 家にあるものを活用して、今日からでも試せる簡単な工夫をいくつか紹介します。

  • バスタオルや毛布を詰める:一番手軽で効果的なのがこの方法です。古くなったタオルなどを固めに丸めて、シートの沈み込んでいる部分にギュッと詰めるだけで、嫌な凹凸がかなり気にならなくなりますよ。
  • クッションや座布団を活用する:普段お家で使っているクッションも大活躍します。特に後部座席を倒した時にできる段差には、四角い座布団を敷くと驚くほどフィットすることがあるので、ぜひ試してみてください。
  • 銀マットやヨガマットを重ねる:キャンプでお馴染みの銀マットやヨガマットを何枚か重ねて敷くのもおすすめです。安く手に入りますし、好きなサイズに切れるのも便利。地面からの冷気を防ぐ断熱効果まで期待できる、一石二鳥のアイテムです。

一石二鳥⁉便利な隙間の活用術

助手席と後部座席の間にできる隙間は、寝ている間に体がはまったり物が落ちたりするので、しっかり埋めておきましょう。

一番のおすすめは、高さの合うコンテナボックスやクーラーボックスを置くことです。隙間がフラットになるだけでなく、荷物置き場としても使えるので一石二鳥ですよ。もちろん、市販の隙間埋めクッションを活用して手軽に塞ぐのもアリです。

手軽に解決!おすすめの車中泊アイテム

DIYはちょっと苦手という方は、置くだけで解決する市販グッズに頼るのが一番の近道です。

  • 車種専用の段差解消マット:フィットのシートの形に合わせて作られているので、置くだけで凹凸がなくなるのが魅力。とにかく手軽に平らなスペースを作りたい方にぴったりです。
  • 車中泊専用の極厚マット:厚さが10cmある高性能なマットなら、これ一枚敷くだけでシートの段差がほとんど気にならなくなります。少しお値段は張りますが、最高の寝心地にこだわりたい方から支持されているアイテムです。
  • エアクッション:空気で膨らませて使うタイプで、使わない時は小さくたためるのが便利。後部座席の足元の空間を埋めてくれる専用のものなどもあり、隙間対策にも大活躍します。

さらに心地よく!揃えておきたい旅の道具

フラットな空間が作れたら、次は快適性をさらに高めるグッズを揃えましょう。ここでは目的別に必須&おすすめアイテムを紹介します。

最優先アイテム!マット選びのポイント

段差を解消した床の上に敷くマットは、寝心地を左右する最も重要なアイテムです。

フィット専用設計マット

フィットの室内の形にぴったり合うように作られたマットです。隙間なくきれいに敷けるので、見た目もすっきりしますし、なにより置くだけで設置が終わるのがとっても楽。お値段は少し張りますが、これから何度もフィットで車中泊を楽しみたい!と思っているなら、手に入れる価値は十分にありますよ。

汎用インフレーターマット

バルブを開けるだけで勝手に膨らむインフレーターマットは、クッション性もしっかりあって、使わないときは小さくしまえる人気アイテムです。選ぶときのポイントは、厚さが5cmから10cmくらいあるものにすること。これくらい厚みがあれば、下の凹凸を感じることなく朝までぐっすり眠れますよ。幅は60cmくらいあれば、大人一人がゆったり横になるのにちょうどいいサイズです。

キャンプ用コット

キャンプでおなじみの折りたたみベッド「コット」を車内に持ち込むのも一つの手です。これさえあれば、シートのデコボコを一切気にせず、真っ平らな場所でぐっすり眠れるのが最大の魅力です。

ただ、車内で組み立てるのに少し手間がかかるのと、ベッドの高さがある分、天井が近くなって少し窮屈に感じるかもしれない点は注意してくださいね。

安心を確保!視線を遮る目隠し対策

ぐっすり安心して眠るためには、外からの視線をしっかり遮るプライバシー対策が欠かせません。カーテンやシェードで目隠しをすれば、自分だけのプライベート空間が完成します。

さらに、これらは断熱効果も期待できるので、夏の暑さや冬の冷え込みを和らげてくれる心強い味方にもなりますよ。

フィット専用サンシェード

フィットの窓の形に合わせて作られた専用のサンシェードが一番のおすすめです。吸盤でピタッと貼るだけで、外からの光や視線をしっかり防いでくれます!

キルティング素材のものを選べば、外の暑さや寒さを和らげてくれるだけでなく、窓に水滴がつく結露も防げるので、車内の快適さがグッと上がりますよ!

自作カーテン

費用を安く抑えたいなら、自分でお好みのカーテンを作ってみるのも楽しみの一つですよ。

  • 材料:遮光タイプの布、突っ張り棒2本、カーテンクリップ、ワイヤーなどを用意します。これらはすべて100円ショップで手に入ります。
  • 取り付け方:ドアの上にある取っ手(アシストグリップ)に突っ張り棒やワイヤーを通し、そこにクリップで布を挟んで吊るすだけ。これだけで、あっという間に手作りカーテンの完成です。

年中楽しめる!季節に合わせた備え

季節に合わせた工夫をするだけで、フィットでの車中泊が驚くほど心地よいものに変わります。春や秋の過ごしやすい時期はもちろんですが、厳しい暑さや寒さへの備えをしっかりしておくことで、どんな季節でも安心してぐっすり眠れるようになりますよ!

車用網戸とUSB扇風機

夏の車中泊を安全に楽しむなら、熱中症対策と虫除けのための換気が欠かせません。窓にサッと被せるタイプの車用網戸を使えば、嫌な虫をシャットアウトしつつ、外の空気を取り込めるので安心です。

さらに、ポータブル電源につないだUSB扇風機やサーキュレーターで風を送れば、車内の空気が回って体感温度がぐっと下がります。これがあるだけで、寝苦しさが全然違います!

ポータブル電源と電気毛布

冬の寒さを乗り切るなら、ポータブル電源と電気毛布のコンビが一番の味方になってくれます。エンジンを止めたままでも安全にあたたまれますし、これがあれば凍えるような夜でも朝までぐっすり眠れますよ。

電源の容量は、電気毛布を一晩中しっかり使うことを考えると、500Wh以上あるものを選んでおくと安心です。これくらいの余裕があれば、スマホの充電なども気兼ねなくできて心強いですね。

理想を形に!DIYで作る本格ベッド

「お店で売っているものだけでは物足りない」「自分にぴったりの空間を手に入れたい」というDIY好きな方には、本格的なベッドキットを自作するのがおすすめ!

フィットの限られたスペースを最大限に活かし、自分好みの使い勝手を追求したベッドを組み立てる方法をご紹介します。

コンパネを使ったベッドキットの作り方

車中泊DIYで人気なのが、コンパネ(構造用合板)を使ったベッド作り!ホームセンターで手に入る12mm厚の板をフィットの形状に合わせてカットし、脚を付けるだけで、頑丈でフラットな寝床が完成します。

安定感が抜群なうえに、ベッドの下を広い収納スペースとして活用できるのが大きな魅力です。

イレクターパイプで作る車中泊仕様

イレクターパイプは、軽くて丈夫なプラスチックコーティングの鉄パイプです。専用のパーツを組み合わせるだけで、自由な形で骨組みを作れるのが魅力。設計の自由度が高いので、ベッドと棚を一体にするなど、自分だけのオリジナルな車内空間を目指したい方に最適です!

すのこを活用した簡易フラット化

一番手軽なDIYは、ホームセンターの「すのこ」を活用する方法です。後部座席に並べるだけで、あっという間に平らなスペースが作れます。

通気性が良くて湿気がこもりにくいのも嬉しいポイント!もし強度が心配なら、下に木材を置いて支えると安定感がアップします。

広々使う!体格や人数に合わせた空間活用術

高身長でも足を伸ばして眠るための工夫

「身長180cmでも寝られる?」という疑問もありますが、工夫すれば大丈夫です!

コツは、助手席から荷室にかけて斜めに寝ること。これで約200cm以上の長さを確保できるので、背が高い方でも足を伸ばせます。さらに、足元の隙間を荷物などで埋めれば、より広く快適な寝床になりますよ。

二人でもぐっすり眠るための荷物整理と配置

フィットに大人二人で寝ることはできますが、スペースはかなりタイトになります。

快適に過ごすなら、マットを2枚並べたうえで、お互いの寝る向きを逆に(一人は前、一人は後ろ)するのがおすすめ。こうすると肩がぶつかりにくくなります。また、荷物を前席やルーフキャリアに移して、寝る場所を広く空けるのがポイントです。

リラックス空間を確保する整理整頓のポイント

狭い車内だからこそ、片付けのコツを知っているだけでリラックス度がガラッと変わります。

  • 運転席・助手席:寝る時に使わない前席は、メインの荷物置き場として大活躍します。
  • ベッド下の空間:DIYベッドの下は最大の収納場所です。低いコンテナを使うと整理しやすくなります。
  • ラゲッジアンダーボックス:荷室の床下にある隠れたスペースも、予備の道具入れにぴったりです。
  • ルーフキャリア:荷物が多い時は、屋根の上にキャリアを載せて車内を広く保つのも一つの手です。

フィットの車中泊に関するQ&A

最後に、フィットでの車中泊に関するよくある質問をまとめました!

夏や冬の快適な過ごし方は?

夏は「風通し」、冬は「冷気を入れない・熱を逃がさない」を一番に考えましょう。夏は車用の網戸と扇風機を組み合わせて空気を動かし、なるべく標高の高い涼しいスポットを選ぶのが快適に眠るコツです。冬は窓を断熱シェードで覆い、電気毛布などでしっかり暖を取れば、凍えるような夜も怖くありません。

どちらの季節も、一酸化炭素中毒や騒音の危険があるため、エンジンをかけたまま眠るのは禁物。ルールを守って、安全に夜を過ごしてくださいね!

防犯面で気をつけるべきことは?

安全に楽しむために、防犯意識は常に高く持ってください!

  • 就寝時は必ず全てのドアをロックする。
  • カーテンやシェードで外から中が見えないようにする。
  • 貴重品は車外から見える場所に置かない。
  • できるだけ「RVパーク」や「オートキャンプ場」など、公認された場所を利用する。
  • 道の駅などで仮眠する場合は、周りの迷惑にならないよう静かに過ごす。

食事やトイレはどうすればいい?

車内での火の使用は、火災のリスクがあるため絶対に控えましょう。食事は外食やコンビニなどを活用して、手軽に済ませるのが安全でスマートです。

また、トイレは道の駅やサービスエリアなどの公衆施設を利用することになります。夜中に慌てないよう、あらかじめ近くのトイレの場所をチェックしておくと、安心して夜を過ごせますよ。

まとめ

ホンダ フィットはコンパクトながら、シートアレンジ次第で驚くほど快適な寝室に早変わりする、車中泊にぴったりな一台です!

まずはマットやシェードなどの基本アイテムを揃えて、段差をしっかり解消することから始めてみましょう。よりこだわりたいなら、DIYで自分だけのオリジナル空間を作るのも楽しいですよ。ご自身のフィットでシートを倒して、クッションなどを敷いて横になってみてください。

きっと「これならどこへでも行ける!」とワクワクしてくるはずです。自由な旅の第一歩を、ぜひ踏み出してみてくださいね。

この記事の執筆者
山岸ゆい

山岸ゆい

大学院で社会学を専攻し、身の回りにある「なぜ?」という疑問を掘り下げてきました。卒業後は、その探究心を生かしながら、地域コミュニティや人々の暮らしに寄り添う活動に取り組んできました。 専門的な知識を誰にでもわかりやすく伝えることが得意です。これまでの経験とスキルを活かし、車やカーリースに詳しくない方の「これってどうなの?」という疑問に寄り添い、納得のいく答えを見つけるお手伝いをしていきます!