雪道に強い車の特徴は?おすすめの車や安く乗る方法を徹底紹介!

雪が降るエリアに住んでいる人や、雪道を運転する機会がある人の中で、雪道に強い車が欲しいと思う人もいるでしょう。ただ、どういった車を選べばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は雪道に強い車の特徴について解説します。さらに、おすすめの車や雪道に強い車に安く乗る方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 【貯金0円でもOK】新車が月額5,500円~
- ニコノリ 公式サイト
- 目次
雪道に強い車の特徴とは?
雪道に強い車の主な特徴は以下の通りです。
- 駆動方式が4WD・AWD
- 車高が高い
- 寒冷地仕様
ここでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
駆動方式が4WD・AWD
雪道を走行するうえで重要なのが駆動方式です。4WDやAWDは、すべてのタイヤに駆動力を伝えることで、滑りやすい路面でも安定した走行ができます。雪道や泥道など、路面状態がよくないところを走行するときでも、4つのタイヤに動力を伝えられるので、スムーズに走行できるケースが多いです。
車高が高い
積雪道路では、走行中に車体の底やバンパーが雪に接触してしまうことがあります。車高が低い車の場合は、走行中に雪に接触してしまってバンパーが割れることも少なくありません。一方、SUVなどの車高が高い車は、地上高が高めに設計されており、雪を乗り越えて走りやすい構造になっています。
寒冷地仕様
気温が低くなる地域では、バッテリー性能が落ちてしまってエンジンがかかりにくくなることがあります。さらに、エアコンをフルで稼働することから、電力消費量が大きくなります。
そのため、雪道を走行する機会が多い方は寒冷仕様の車を選ぶのがおすすめです。寒冷地仕様の車は、バッテリーの容量が大きくなっていることが多いです。容量の大きいバッテリーが搭載され、始動性が向上します。
そのほか、フロントウィンドウに凍結防止ヒーターが搭載されることがあったり、後部座席用のリアヒーターや、電熱式ドアミラーが搭載されていたりする車もあります。
雪道に強い車に装備されている電子制御とは?
技術の進歩に伴い、昨今の車には最新技術が搭載されています。ここでは、雪道に強い車に搭載されている電子制御について詳しく見ていきましょう。
ESC(横滑り防止装置)
正式名称は「Electronic Stability Control」または「VSC(Vehicle Stability Control)」とも呼ばれます。
カーブや急ハンドル時に車が横滑りしそうになると、自動的にブレーキやエンジン出力を制御して、車の進行方向を安定させる装置です。雪道でのスピンを防ぎ、安全性が高まります。
最近の車ではほとんどすべての車に装備されている電子制御機能です。
TCS(トラクションコントロール)
発進時や加速時にタイヤが空転すると、トラクションコントロールシステムがエンジン出力を抑えたり、ブレーキを使ってタイヤの空転を抑制したりします。
トラクションコントロールシステムが作動することで、タイヤの空転が抑えられてスリップを防げるといった効果があります。
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
ABSは滑りやすい路面で急ブレーキを踏んでも、タイヤがロックせず、ハンドル操作が可能になる仕組みです。
ABSが作動することで、スリップしなくなり、ハンドル操作ができるようになって事故を防げる可能性が高まります。
雪道に強いおすすめの車5選
雪道に強い車の特徴は理解できたものの、具体的にどういった車を選べばいいかわからない人も多いでしょう。
ここでは、雪道に強いおすすめの車5選を紹介します。
トヨタ・RAV4
雪道に強い車の一台として挙げられるのが、トヨタRAV4です。RAV4は、トヨタ独自の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が搭載されており、優れた悪路走破性を実現しています。
走行状況に応じて、前後だけでなく左右の駆動力も最適に配分するシステムで、雪道でも安定感のある走行が可能です。さらに「スノーモード」など、雪道専用の走行モードがあるのも魅力といえるでしょう。
スバル・フォレスター
次に紹介するのはスバルのフォレスターです。
スバルの代表格ともいえるシンメトリカルAWDに加え、X-MODE(雪道・悪路モード)が合わさることで、滑りやすい路面でも安定感のある走りができます。さらに、車体の重心バランスも良く、雪道におけるカーブでの安心感も期待できます。
また、アイサイトによる先進安全装備も搭載されているので、安心して運転できるでしょう。
三菱・デリカD:5
ミニバンとクロカンを組み合わせて作られたのが三菱のデリカD:5です。「スーパーセレクト4WD」という本格的な4WDシステムと、約210mmの最低地上高で、雪深いエリアの走行にも対応しています。室内は広く、家族や荷物が多くても安心です。
なお、デリカはヒーテッドドアミラーやサードシートヒーターダクト、スタートアップヒーターなどの寒冷地仕様ともいえる機能が全グレードで標準装備となっています。
日産・エクストレイル
日産のエクストレイルには「インテリジェント4×4」と呼ばれるAWD制御が搭載されており、雪道でのトラクション性能に優れています。
悪路走破性だけでなく、燃費性能や室内の快適さも兼ね備えているので、日常使いはもちろん、アウトドアユースやウィンタードライブにもおすすめです。さらに、グレードによってはアドバンスドヒルディセントコントロールが搭載されており、雪道のような滑りやすい路面でも、一定のスピードで走行することが可能です。
スズキ・ジムニーシエラ
スズキのジムニーシエラは、コンパクト設計ながらも本格的なオフロードSUVです。ラダーフレーム構造に加え、副変速機付き4WDが搭載されており、まさに雪道に強い車といえるでしょう。
また、急な登り坂や、深雪でも走行できる駆動力とパワーがあることに加え、狭い道でも小回りが効くことから、除雪の進まない悪路にも強いのが特徴です。
雪道に強い車に安く乗る方法
雪道に強い車が欲しいものの、金額が高くてなかなか手が出ない人もいるでしょう。ここでは、雪道に強い車に安く乗る方法について紹介します。
雪道に強い車に安く乗るにはカーリースがおすすめです。カーリースは、車両代はもちろん、各種税金や自賠責保険料などが月額料金に含まれているので、毎月定額料金で車に乗れるのが特徴です。新車を購入するときのように大きな出費が必要なく、サブスク感覚で車に乗れるのが魅力といえるでしょう。
4WDやAWD仕様の車は、同じ車種の2WDと比べると価格が上がりますが、カーリースであれば毎月定額料金なので、手が届かなかった車種やグレードに乗れる可能性が高まります。
また、プランによっては車検費用やメンテナンス代も料金に組み込まれているので、突発的な費用がかからないのもカーリースの魅力です。維持費の見通しが立てやすいので、計画的に車を所有することができます。
なお、初期費用が0円のカーリースもあり、そういったサービスを選べば、頭金を用意することなく、車に乗れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「雪道に強い車」をテーマに、雪道に強い車の特徴やおすすめの車種を紹介しました。さらに、雪道に車に安く乗る方法としてカーリースの魅力も紹介しました。
雪道を走行する機会が多い人は、4WDやAWDの車種を選ぶのがおすすめです。また、ジムニーシエラやデリカD:5などの最低地上高が高い車種を選ぶといいでしょう。
4WDや寒冷地仕様が備わった車の価格は高いというイメージがあるかもしれませんが、カーリースであれば毎月定額で車に乗ることができます。初期費用がかからないプランもあるので、ぜひカーリースを検討してみてはいかがでしょうか。
- 【貯金0円でもOK】新車が月額5,500円~
- ニコノリ 公式サイト
- この記事の監修・執筆者
-
岡本 修
自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。