知らないと損する?新車購入時につけがちないらないオプションの落とし穴

知らないと損する?新車購入時につけがちないらないオプションの落とし穴

新車を購入するとき、ワクワクする気持ちと同時に「せっかくなら便利に使いたい」と思うものです。そこで必ずといっていいほど提案されるのが各種オプションです。しかし、オプションの中には、不要だったり、市販品で十分代用できたりするものも少なくありません。

この記事では、新車購入時につけがちでもいらないオプションについて整理し、無駄な出費を避けるための考え方を解説していきます。

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新車購入時のオプションとは?

新車を買うとき、必ずといっていいほど提案されるのがオプションです。快適性やデザイン性を高めるものから、安全性を補う装備まで幅広く用意されています。しかし「オプションとは何か?」の疑問を解決しておかないと、不要なものまで契約してしまう原因になります。

ディーラー純正オプションと社外オプションの違い

新車購入時のオプションには大きく2種類あります。ディーラー純正オプションは、車種専用設計でフィット感が高く、保証が受けられる点では安心です。ただし、価格は高めで数十万円の追加になることもあります。一方、社外オプションは、カー用品店やネット通販で購入可能です。価格は安く、種類も豊富ですが、商品保証や取り付け精度は自己責任となります。

価格と品質のバランスを考えると「純正でなければならない」装備以外は社外品でも十分です。

必須オプションと好みで選ぶオプション

新車購入時に必須とされるのは、安全に直結する装備や利便性が高いETCなどです。一方で、エンブレムやイルミネーションのような装飾品は好みで選んでも問題ありません。この区別を明確にすることが、いらないオプションを避ける第一歩です。

新車購入時のいらないオプションとは?

「新車購入時 いらないオプション」が契約に含まれてしまう背景には、販売側の事情や心理的なトリックがあります。これを理解しておくと、不必要な出費を防ぎやすくなります。。特に、初めて新車を購入する人は、営業トークに流されやすいため注意が必要です。

ディーラーの利益構造とオプション販売

新車本体の利益率は高くありません。そのため販売店はオプションや点検パックを積極的にすすめます。顧客にとって不要でも、営業にとっては利益源だからこそ強く提案されるのです。

その結果、「必要最低限だけ契約したつもりが、気づけば余計なオプションまでついていた」というケースが少なくありません。

セット販売や割引のからくり

「ナビ・ETC・ドラレコをまとめれば割引」といったセット販売や割引にも要注意です。一見するとお得に見えますが、個別に購入すれば半額以下で済むケースも少なくありません。

さらに、高性能すぎるナビや高機能ドライブレコーダーを無理にセットで付けてしまい、実際には使いこなせず宝の持ち腐れになることもあります。「割引だから得」という思い込みだけで契約するのは危険で、必要な機能と自分の使い方を見極めることが大切です。

付いていて当然という心理的圧力

「フロアマットやサイドバイザー、ナンバーフレームも純正を付けて当然ですよ」といった誘導も典型例です。しかし、市販品なら半額以下で同等の品質が手に入ります。当然だから付けるといった心理は、不要オプションを抱える原因になります。

つけて後悔しやすいオプション例

新車購入時に「便利そう」「勧められたから」と契約したものの、実際にはほとんど使わず後悔するケースが多いオプションがあります。

それでは、不要だったと感じやすいオプションの代表例を挙げていきます。

高額なフロアマットやサンシェード

純正品は品質が高い反面、市販品に比べて価格が数倍することも珍しくありません。カー用品店やネット通販では、純正に近いフィット感と耐久性を備えた商品が安価に購入可能です。フロアマットやナンバーフレームなどは、市販品の方がコストを抑えることができます。

ディーラーのガラスコーティングや防錆加工

見積書に組み込まれやすい代表例ですが、コーティングは専門店や市販品でも十分対応可能です。防錆加工も地域や保管環境によっては不要な場合が多く、雪国や海沿いでなければ割高に感じる人が少なくありません。

市販品で代用できる電装品

ナビやETC、ドライブレコーダーなどは純正を選ぶと高額になりがちです。近年は社外品でも性能が向上しており、アップデートや買い替えも容易です。後付けの方が費用を抑えられるだけでなく、最新機能を選べるメリットもあります。

延長保証やメンテナンスパック

安心のために契約しても、利用せずに期限切れとなることが多いオプションです。保証対象外の項目も多く、コストに見合わないことがあります。短期間で乗り換える予定がある人や、信頼できる整備工場を持っている人には不要といえるでしょう。

本当に必要なオプションの選び方

すべてのオプションが不要なわけではありません。安全性や快適性に直結するオプションは、新車購入時に選んでおくべき重要ポイントです。

それでは、後悔しないために押さえておきたい選び方の基準についてみていきましょう。

安全性・快適性に直結するものだけ残す

先進安全装備(予防安全ブレーキ、バックカメラ、駐車支援システムなど)は事故防止や日常の運転負担軽減に直結します。後付けできないケースも多いため、新車購入時に検討すべき優先度の高いオプションです。

自分で用意できるものは後から購入

フロアマットやナンバーフレーム、ドライブレコーダーなどは市販品や専門店を利用する方が安く抑えられる場合がほとんどです。純正で揃えなくてもよいという柔軟な視点を持ちましょう。

見積書を精査して不要なオプションをカット

見積書にはセット販売やキャンペーン割引を装った不要オプションが含まれることがあります。契約前に「これは本当に必要か?」「市販で代用できないか?」を一つひとつ確認することが大切です。

まとめ

新車購入時には、ディーラーからさまざまなオプションを勧められますが、オプションの取捨選択や見積書の精査は手間がかかり、専門的な知識も必要になります。

そこで、近年注目されているのがカーリースです。カーリースなら、車両代金や税金、メンテナンス費用があらかじめパッケージ化されており、不要なオプションを削除する手間がありません。さらに月額料金が明確なため、家計管理も楽になります。

新車の購入を検討している人は「どこまでが必要なオプションなのか」を考えるよりも、最初から整ったプランで契約できるカーリースを選択肢に入れてみましょう。

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この記事の監修・執筆者
河野みゆき

河野みゆき

自動車業界で26年の経験を持ち、自動車保険募集人資格を保有しています。自動車保険だけでなく、女性目線で車の専門知識を広め、もっと自動車について知ってもらうため、ライターとして積極的に活動しています。