タイヤ交換はいくらかかる?費用相場や主な依頼先を紹介

タイヤ交換はいくらかかる?費用相場や主な依頼先を紹介

車のタイヤを交換したいものの、いくらかかるのかわからないという人は多いのではないでしょうか。この記事では、タイヤの交換費用がいくらかかるのかその相場や費用に影響を与える要素などについて解説しています。また、費用を抑えるためのポイントについても解説しているため、タイヤ交換を検討している方はぜひ参考にしてください。

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タイヤ交換の依頼先

タイヤ交換は以下のようなさまざまな場所で行えます。

  • 自動車ディーラー
  • 自動車整備工場
  • カー用品店
  • タイヤ専門店
  • ガソリンスタンド

など

ディーラーは、メーカーの純正品を取り扱っている点が大きな特徴です。他の依頼先と比べるとタイヤの選択肢は少なくなりますが、純正品にこだわりたい方にはおすすめだといえます。

また、自動車整備工場は、整備を専門とする工場ですが、必要に応じてタイヤ交換に対応できるよう在庫を整えているケースが一般的です。また、点検や車検の際に併せて依頼できる点もポイントです。

カー用品店やタイヤ専門店は、タイヤの種類が豊富な点が特徴だといえます。サイズやメーカーも多種多様であることに加え、大量入荷することで販売価格・交換費用が安い傾向にあります。

ガソリンスタンドでもタイヤ交換に応じているケースがあります。ガソリンスタンドは全国各地にあるため、交換の依頼をしやすい点が特徴です。

いくらかかる?タイヤ交換の費用相場

タイヤ交換でいくらかかるかは、依頼先に加えタイヤの交換方法によって異なります。タイヤの交換方法は大きく分けて、店舗で購入したタイヤを交換するか、自分でタイヤを持ち込んで交換するかの2つです。それぞれのタイプの依頼先別のタイヤ交換にかかる費用相場は以下のとおりです。

店舗で購入して交換する場合

  • ディーラー:2,000~8,000円
  • タイヤ専門店:2,000~3,000円
  • カー用品店:1,500~2,000円
  • ガソリンスタンド:1,000~5,000円

持ち込んで交換する場合

  • ディーラー:3,000~12,000円
  • タイヤ専門店:3,000~7,500円
  • カー用品店:2,000~4,000円
  • ガソリンスタンド:2,000~6,000円

なお、上記の金額は工賃であり、それとは別に費用が発生する可能性もあるため、詳しくは見積もりを取得するなどして確認してください。

タイヤ交換の費用に影響する要素

ここではタイヤ交換の費用に影響する要素にはどのようなものがあるのか解説します。要素を押さえておくことで、どうすれば費用を抑えられるかといった点も考えやすくなるため、ぜひ参考にしてください。

作業内容

どのような作業を行うかは、タイヤ交換の費用に大きく影響します。作業内容には大きく分けて脱着と組み換えがあります。脱着はタイヤとホイールを交換する作業のことです。また、組み換えはホイールからタイヤを外して新しいタイヤに交換します。組み替えの方が作業にかかる工数が多くなるため、費用が高い傾向にあります。

窒素ガス

空気圧の安定を目的としてタイヤに窒素ガスを入れることがありますが、これも費用に影響する要素の1つです。窒素ガスはその名の通り窒素から構成されたガスのことで、水蒸気や酸素などが含まれていないガスです。窒素ガスを充填し空気圧が安定することでタイヤの空気が抜けにくくなり、結果的に燃費の悪化を防いでくれるというメリットがあります。燃費性能を考えると窒素ガスを充填して損はありませんが、費用面が気になる場合は必ずしもしなくても問題ありません。

タイヤの種類

タイヤと一言でいってもその種類はさまざまであり、価格も異なります。一般的にタイヤの性能が高いほど価格も高くなるため、高性能のタイヤに交換したい場合は費用がかかるつもりで考えておきましょう。ただし、性能が高いタイヤは初期費用こそ高くなりますが、耐摩耗性に優れているものであれば長持ちするため、ランニングコストとしては抑えられる可能性があります。

また、タイヤのサイズも費用に影響する要素の1つです。タイヤのサイズが大きくなるほど価格も高くなります。また、タイヤの厚みを意味する偏平率が低いほど価格は高くなるため注意してください。

タイヤ交換にかかる費用の内訳

タイヤ交換にかかる費用の内訳は以下のとおりです。

  • タイヤ本体代
  • 交換作業の工賃
  • バランス調整の工賃
  • ゴムバルブの交換工賃
  • タイヤ廃棄料

タイヤを交換する場合、まずタイヤ本体代が発生します。これは交換費用全体の中でも大部分を占めるものです。先述の通り、タイヤの性能や大きさなどによって価格が異なる点がポイントです。

また、脱着や組み換えなどの交換作業にかかる工賃も発生します。交換する際、車高が低い車だとリフトアップする必要があるため、工数が増え工賃が高くなる傾向にあります。

バランス調整とは、ホイールバランスにズレがないか確認し、調整する作業のことです。ホイールバランスがずれていると、走行が安定しない、偏摩耗が生じるなどのトラブルの原因になるため注意しなければなりません。

さらに、空気の注入口を閉めるために使用するゴムバルブは使用年月が長くなるとヒビが入ることがあるため、場合によっては交換することとなり、工賃が発生します。

そして、タイヤ排気量はその名の通り、交換して取り外したタイヤを廃棄するのにかかる費用のことです。タイヤは適正処理困難物に指定されているため、多くの自治体では粗大ゴミとして回収してもらうことはできず、タイヤ回収業者や不用品回収業者などに廃棄を依頼しなければなりません。自分で依頼することもできますが、手間がかかるため、タイヤ交換の際に併せて廃棄もお願いするのが一般的です。

タイヤ交換にかかる費用を抑えるポイント

ここまで説明したように、タイヤ交換費用はさまざまな要素から構成されており、内容によっては費用が高くなることもあります。そこで続いてはタイヤ交換にかかる費用を抑えるポイントを紹介します。

見積もりを複数の会社から取る

最初に説明したように、タイヤ交換の依頼先はさまざまであるため、複数の依頼先候補から見積もりを取得することをおすすめします。各社の見積もりを比較したうえで最も安いところに依頼する、もしくは他社の方が安い旨を伝えた上で値段交渉をすることで費用を抑えられる可能性があります。

タイヤを店舗で購入して交換する

タイヤの交換方法は、店舗で購入するか購入して持ち込むかの2つですが、一般的に持ち込んで交換する方が費用は高い傾向にあります。そのため、特定のタイヤじゃないとダメといったケース以外は、基本的に依頼先で交換の際に併せてタイヤを購入することをおすすめします。

追加サービスは断る

費用を抑えることを重視したい場合は、最低限のサービスにとどめておき、追加サービスは断るのもおすすめです。例えば、先ほど紹介した窒素ガスの充填は追加サービスの1つであり、タイヤ交換の際にしなければならないものではありません。窒素ガス充填により燃費性能の向上等が期待できますが、費用を抑えるためにあえてしないのも1つの方法です。

タイヤ交換が手間に感じるならカーリースもおすすめ

ここまでタイヤ交換にかかる費用について解説しましたが、そもそもタイヤ交換の費用を気にすること自体が煩わしいという人もいるかもしれません。そのような場合はカーリースの利用を検討してみてください。

カーリースとは、リース会社が購入した車を毎月定額料金を支払うことで自分の車と同じような感覚で使用できる車のサブスクリプションサービスのことです。車を購入する場合、初期費用として高額な料金が発生しますが、カーリースは月額料金のみの支払いとなるため、費用面で不安に感じている人でも自分の車を持つことができます。

また、月額料金には車両代や車検代、メンテナンス費用、各種税金なども含まれているため、タイヤ交換をする場合でも別途費用を支払う必要がありません。

リース会社によっては1年間など短期の契約に対応しているケースもあるため、まずは試しに利用してみるのもおすすめです。

カーリースサービスを提供している企業はさまざまですが、ここではおすすめのサービスとしてニコノリを紹介します。ニコノリは、さまざまなメーカーの車種を取り扱っており、車種によっては短期での納車も可能です。また、複数の信販会社とのつながりがあるため、一度審査に落ちたとしても、別の会社で審査を受けることもできます。カーリースに興味のある方は、ぜひニコノリも検討してみてください。

まとめ

今回はタイヤの交換にいくらかかるのか、その費用内訳や費用に影響する要素などについて解説しました。タイヤの交換はディーラーや整備向上、カー用品店などさまざまな場所で行えます。依頼先によって費用が変わってくるほか、タイヤの種類やサイズ、作業内容なども費用に影響を与える要素となります。費用を少しでも抑えたい場合は、複数の会社から見積もりを取得して比較するほか、不要なサービスは断るなどすることが大切です。また、交換費用を考えるのが面倒といった場合は、ニコノリなどのカーリースサービスの利用も検討してみてください。

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この記事の監修・執筆者
柴田 和也

柴田 和也

大学院を卒業後ライターとしての活動を開始し、7年目を迎えました。現在は海外に住んでおり、自動車をはじめとしてさまざまなジャンルの記事を作成しています。複雑な内容も噛み砕いてわかりやすく解説することをモットーとしており、自動車にあまり詳しくない人でも理解できるような記事作成を心がけています。