長期レンタカーに走行距離制限はあるのか?長期レンタカーの特徴や超過料金の仕組みを徹底解説!

長期レンタカーを1ヶ月単位で借りる際、見落としがちかつ返却時にトラブルになりやすいのが「走行距離制限」の問題です。
格安の料金に惹かれて契約したものの、返却時に数万円の追加料金を請求されては元も子もありません。そこで、今回は、長期レンタカーの走行距離制限の有無から、超過料金の仕組み、損をしないためのプラン選びまでを解説します。ぜひ、参考にしてください。
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- 目次
長期レンタカー利用者が知っておくべき「走行距離」の重要性
ここでは、長期レンタカーを利用するときに知っておきたい走行距離の重要性について見ていきましょう。
長期利用ならではの「走行距離」の悩み
1日単位の短期利用であれば、走行距離を意識することは少ないでしょう。しかし、1ヶ月(マンスリー)以上の長期利用となると話は別です。日々の通勤、週末のお出かけ、仕事での外回りなどが積み重なると、走行距離は想像以上のスピードで伸びていきます。
長期レンタカーには制限が設けられている理由
レンタカー会社にとって、車両は大切な「資産」です。走行距離が伸びれば伸びるほど、エンジンの摩耗やタイヤの消耗が進み、車両のメンテナンス費用が増大します。また、将来的に中古車として売却する際のリセールバリュー(再販価格)も低下します。そのため、とくに低価格を売りにしている会社では、一定の制限を設けることでコストを抑えているのです。
長期レンタカーの走行距離制限は「ある」のが一般的
ほとんどの長期レンタカーサービスでは、走行距離制限が設けられているのが一般的です。ここでは、その内容や特徴を詳しく見ていきましょう。
格安系レンタカー会社の場合:ほぼ全ての会社で制限あり
ガッツレンタカーやニコニコレンタカーに代表される格安レンタカー会社では、中古車を活用することで月額料金を安く設定しています。こうした会社では、1ヶ月(30日間)で1,500km〜3,000km程度の走行距離制限が設けられているのが一般的です。
大手レンタカー会社の場合:無制限が多いが価格に反映される
一方、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー、ニッポンレンタカーなどの大手の場合、マンスリープランでも走行距離が無制限に設定されているケースが多く見られます。ただし、その分、月額のレンタル料金は格安系に比べて2倍〜3倍近く高くなる傾向にあります。
マンスリーレンタカーの仕組みと車両価値の関係
長期レンタカーのビジネスモデルは、「貸し出しによる利益」と「車両の資産維持」のバランスで成り立っています。制限があるプランは、いわば「あまり走らないからその分安くしてほしい」というニーズに応えるためのプランなのです。
走行距離制限の「相場」と「ルール」の詳細
ここでは、走行距離制限の相場とルールについて見ていきましょう。
1ヶ月あたりの走行距離制限の目安(1,500km〜3,000km)
多くの長期レンタカー会社が採用している基準は以下の通りです。
- 1,500km制限:主に軽自動車や、非常に安価なプラン
- 3,000km制限:一般的なコンパクトカーや、仕事向けの商用車プラン
1日あたりの走行距離に換算するとどれくらいか?
3,000kmと聞くと長く感じますが、30日で割ると1日あたり100kmです。往復50kmの通勤を毎日行い、週末に少し遠出をすれば、あっという間に到達してしまう数字であることに注意が必要です。
「月間制限」と「累計制限」の違いを理解する
会社によって、「1ヶ月ごとにリセットされる制限」と、契約期間全体の「累計制限」があります。複数月借りる場合は、このルールの違いで総額が変わってくる可能性があるので注意が必要です。
万が一「走行距離制限」を超過してしまったら?
ここでは、走行距離制限を超過してしまったらどうなるのかについて見ていきましょう。
超過料金の計算システムと1kmあたりの単価相場
制限を超えて走行した場合、返却時に精算が行われます。
- 相場:1kmにつき10円〜50円程度
この単価は車種やプランによって異なりますが、輸入車や大型車の場合は1kmあたり100円近い高額な設定になっていることもあります。
超過料金の具体例:3,000km制限で4,000km走った場合のシミュレーション
たとえば、1kmあたり15円の超過料金設定で、制限を1,000km超えてしまった場合、15,000円(税別)の追加支払いが発生します。格安で月額3万円の車を借りていても、最終的な支払額が跳ね上がってしまうリスクがあるのです。
走行距離制限があるプランと無制限プランとではどちらがお得?
走行距離制限があるプランと無制限プラントでは、どちらがお得なのでしょうか。
制限ありプランが向いている人(通勤・買い物メイン)
- 移動範囲が市内や近隣県に限られている
- 週末のみの利用や、送り迎えがメイン
- とにかく月々の固定費を安く抑えたい
無制限プランが向いている人(長距離出張・観光・帰省メイン)
- 営業車として毎日広範囲を移動する
- 片道数時間をかけるような遠方への旅行・帰省を予定している
- 精神的に「あと何km走れるか」を気にせず運転したい
主要な長期レンタカー・サービス各社の走行距離制限パターン比較
ここでは、主要レンタカーサービスの走行距離制限の比較をしていきましょう。
格安中古車レンタカー(ガッツ・ニコニコ等)の距離制限傾向
これらの会社は、主に地域密着型の利用を想定しているため、1,500km〜3,000kmの制限が厳格に適用されます。契約書に明記されているため、必ず事前に確認しましょう。
大手(トヨタ・オリックス・ニッポン等)のマンスリープラン
「安心」と「自由度」を優先するならこちらです。基本料金にすべて含まれているため、長距離を走れば走るほど、1kmあたりのコストは下がることになります。
契約前に必ずチェック!走行距離に関する落とし穴と注意点
ここでは、契約前に押さえておきたい注意点を見ていきましょう。
途中解約した場合の距離制限はどう計算されるか?
1ヶ月契約を途中で解約した場合、制限距離も日割りで計算されるケースがあります。「1ヶ月3,000km制限だから、最初の10日間で3,000km走って返せばいい」という理屈が通らないことがあるので注意してください。
「走行距離無制限」という言葉の裏にある「車両消耗費」の有無
稀に、基本料金は無制限と謳いながら、走行距離に応じて別途「消耗品代」を請求する形態の業者も存在します。規約の隅々まで目を通すことが重要です。
走行距離超過を避けて賢く長期レンタカーを利用するコツ
ここでは、賢く長期レンタカーを利用するコツを見ていきましょう。
Googleマップを活用した月間走行距離の事前シミュレーション
契約前に、普段のルートをGoogleマップで測定しましょう。「自宅から職場まで往復〇km × 22日」+「週末の買い物〇km × 4回」+「予備」といった計算を行い、自分の「月間想定距離」を把握しておくのが最も確実な防衛策です。
「走行距離緩和オプション」の検討
会社によっては、月額+数千円で制限距離をプラス500kmできるようなオプションを用意していることがあります。超過料金を払うよりも、事前のオプション加入の方が安上がりになるケースが多いです。
まとめ
長期レンタカー選びにおいて、走行距離制限は「安さ」と「自由度」のトレードオフです。毎日の移動が予測の範囲内に収まるのであれば、走行距離制限のある格安レンタカーは非常に強力な味方になります。
一方、予測不能な移動が多い場合は、最初から無制限プラン、あるいは余裕のある制限を設けているプランを選ぶのが、最終的な支払額を抑える「急がば回れ」の選択となります。
- 【貯金0円でもOK】新車が月額5,500円~
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- この記事の監修・執筆者
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岡本 修
自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。

