ガソリン代を安くするには?今日からできる簡単節約テクニック7選

ガソリン代を安くするには?今日からできる簡単節約テクニック7選

近年、物価高騰が続き、家計への負担も大きくなっています。なかでも、毎月のガソリン代は頭を悩ませている家計費のひとつです。通勤や買い物など、車は日常生活に欠かせない存在だからこそ、少しでも燃料費を抑えたいところですが、どうすればガソリン代を節約することができるのでしょうか。

この記事では、今日からすぐに実践できる簡単なガソリン代の節約テクニックを7つご紹介します。

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ガソリン代が高くなる原因とは?

ガソリン価格の上昇には、世界的な要因と国内のコスト要因の両方が関係しています。しかし、単に価格の問題だけでなく、車の使い方や生活スタイルによっても、給油の負担が大きくなるのです。

それでは、ガソリン代が高くなる背景をみていきましょう。

原油価格や為替レートの影響

ガソリンの元となる原油は、海外からの輸入に頼っており世界情勢や円安の影響を受けやすいです。そのため、産油国の減産や国際的な紛争などで原油価格が上がると、日本国内のガソリン価格も上昇します。

税金や輸送コストなど国内要因の上昇

ガソリンには揮発油税や消費税など複数の税金が含まれており、これらが価格の大部分を占めます。また、運搬費や人件費の高騰もガソリン代に反映されるため、価格が高止まりしやすいのです。

車の燃費や運転方法による影響

ガソリン代は、車の燃費や日々の運転方法によっても大きく変わります。同じ距離を走っても、運転や車の状態次第でガソリンの消費量が変わるため、無意識のうちにガソリン代が高くなってしまうのです。

ガソリン代を安くするための節約術7選

車を使う以上避けられないガソリン代ですが、ちょっとした工夫で月々の出費を抑えることが可能です。ここからは、給油のタイミングや運転方法、車の管理など簡単に実践できる節約術を6つご紹介します。無理なく続けられる方法ばかりなので、ぜひ取り入れてみましょう。

給油日や給油場所を決める

ガソリン価格は曜日や給油する場所によっても変動します。土日や連休前は高めになる傾向があるため、週の中頃に給油するのがおすすめです。また、普段利用するガソリンスタンドを決めることで、お得な情報をいち早く知ることができます。

ガソリンスタンドの会員カードやアプリ割引を活用する

スタンドの会員カードやアプリのクーポン、ポイント還元などを活用することで、給油1回あたりのコストを削減できます。また普段から利用するガソリンスタンドを決めて会員登録すると、割引やポイント還元を積み重ねることが可能です。

アイドリングを減らしてムダな燃料消費を防ぐ

停車中にエンジンをかけっぱなしにしていると、無駄にガソリンを消費してしまいます。信号待ちや渋滞、駐車時など、ちょっとした停車でもアイドリングを減らすことで燃料の消費量を抑えられます。最近の車ではアイドリングストップ機能が搭載されているものもあり、機能を活用するだけでも効果的です。短時間でも意識的にエンジンを止める習慣をつけることが、長期的なガソリン代節約につながります。

急発進・急加速を控える

急加速や急ブレーキは、燃料を多く消費する原因です。アクセルは穏やかに踏み、加速も一定速度を意識するだけで燃費が向上します。さらに、渋滞時や信号待ちの減速もスムーズにおこなうと無駄なガソリン消費を防ぐことが可能です。

エコドライブを意識すれば、年間のガソリン代を大幅に節約できるだけでなく、ブレーキやタイヤへの負担も減り、安全運転にもつなげられます。

タイヤの空気圧を定期的にチェックする

空気圧が不足するとタイヤの転がり抵抗が増え、燃費が悪化する原因になります。月に1回ほど、適正な空気圧を確認・調整しておけば、無駄な燃料消費を防げます。ディーラーや整備工場に行かなくても、給油ついでに簡単に計測することが可能です。

不要な荷物は積まない

「使うかもしれない」という気持ちから荷物を積んだままにしている車は少なくありません。しかし、車両重量が増えると燃費が下がり、その結果ガソリン代がかさんでしまいます。トランクや車内を整理して軽量化を意識するだけで、燃料消費を抑えられるので、こまめに荷物の積み下ろしをしていきましょう。

不必要なエアコンや電装品の使用を控える

意外と思われがちですが、エアコンやヒーター、車内の電装品は燃費に影響します。特に、エアコンは燃料消費を増やす要因のひとつです。必要ないときはオフにするか風量を調整することで、燃料の無駄を減らせます。また、窓を開けることで走行風を利用するなど、工夫次第で快適さを保ちながら節約できます。

ガソリン代を長期的に抑えるための工夫

ガソリン代を一時的に節約するだけでなく、長期的に支出を抑えるためには、車の選び方や使い方を見直すことも大切です。燃費の良い車を選ぶ、利用スタイルを工夫する、メンテナンスを怠らないなど、日常のちょっとした工夫が継続的な節約につながります。

燃費の良い車やハイブリッド車を選ぶ

車を買い替える際は、燃費性能を重視して選ぶことで大きな節約につながります。ハイブリッド車や軽自動車はガソリン消費が少なく、燃料代を長期的に抑えられます。多少の購入費がかかっても、数年単位で見ればランニングコストの差は大きく、トータルでお得になるケースが多いです。

定期的なメンテナンスで燃費を維持する

車の性能を保つためには、日々のメンテナンスが欠かせません。エンジンオイルやエアフィルターの交換、タイヤの点検を怠ると燃費が悪化し、余分なガソリンを消費してしまいます。定期的な点検で車を良好な状態に保てば、燃費効率を維持しながら安全にもつながります。

カーリースやカーシェアを上手に利用する

車を使う頻度が少ない人は、カーリースやカーシェアの利用も効果的な節約方法です。維持費や車検代、保険料などをまとめて抑えられるため、ガソリン代を含むトータルコストの見直しに役立ちます。必要なときだけ車を使うスタイルに変えることで、無理なく支出を減らせます。

まとめ

ガソリン代を安く抑えるには、日々の運転習慣や給油の工夫に加え、車のメンテナンスやライフスタイルの見直しも欠かせません。小さな積み重ねでも、長期的に見ると大きな節約につながります。

近く車の乗り換えを検討している人は、燃費の良い車を選んだり、カーリースなどの新しい利用スタイルを取り入れたりしてガソリン代を抑えていきましょう。

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この記事の監修・執筆者
河野みゆき

河野みゆき

自動車業界で26年の経験を持ち、自動車保険募集人資格を保有しています。自動車保険だけでなく、女性目線で車の専門知識を広め、もっと自動車について知ってもらうため、ライターとして積極的に活動しています。