カーリース利用者必見!失敗しない保険会社の選び方とおすすめ補償ポイント

カーリースを利用する人が増える一方で、「どの保険会社を選べば安心なのか」「どんな補償を付けるべきか」と悩む声も多くあります。リース車は、所有者がリース会社となるため、万が一の事故では通常の自家用車とは異なる対応力や補償内容が不可欠です。
この記事では、カーリース利用者が失敗しないための保険会社の選び方と、押さえておきたい補償ポイントを分かりやすく解説します。
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カーリース利用時に押さえておきたい保険会社の選び方
カーリースを安全に利用するためには、月額料金だけでなく「どの保険会社を選ぶか」も大きなポイントです。リース車は所有者がリース会社となるため、事故時の責任範囲や修理方針が明確で、対応力の高い保険会社を選ぶ必要があります。
それでは、リースと相性の良い保険会社の特徴や、選ぶ際に必ず確認すべきポイントについてみていきましょう。
リースと相性の良い保険会社
カーリースの場合、事故が起きた際の修理窓口が自分だけでなく、リース会社になることもあります。そのため、リース会社との連携に慣れている保険会社を選ぶと、代車手配や修理見積もり、支払い処理がスムーズに進みます。
また、指定工場ネットワークが広い会社は修理対応が早く、納車後のトラブルでも安心です。
事故対応力のチェックポイント
事故対応の質は会社ごとに大きく差があります。365日24時間の受付体制はもちろん、初動の早さ、専門スタッフの質、進捗報告の頻度などを確認しておきましょう。口コミや第三者評価を参考にすると、実際の事故対応力が見えやすくなります。
リース契約の場合、修理期間が長引くと費用負担が増える可能性もあるため、迅速な対応がとても重要です。
リース車に強い保険会社の特徴
リース車に強い会社は、リース会社との協力体制が整っており、車両返却時の原状回復基準を理解しています。この点が弱い保険会社だと、修理内容の認識ずれが起き、返却時に追加費用が発生することもあります。また、リース車特有の高額修理にも柔軟に対応できる車両保険商品を持っているかも重要です。
リース車に合った補償内容を選ぶコツ
カーリースでは、補償内容の選び方によって返却時の費用や自身の負担額が大きく変わります。同じ任意保険でも、リース車に向いているプランとそうでないプランがあるため、項目ごとに最適な選択肢を見極めることが大切です。
車両保険を付けるべき理由
リース車は、所有者が自分ではありません。そのため、事故の損傷が激しいほど高額の修理費を自己負担する可能性があります。車両保険があれば、車両価値の高い新車リースでも安心して利用できます。また、自然災害や当て逃げなど、自分に過失がないケースでも補償を受けられるため、リース車には必須といえる補償です。
業務・通勤・日常レジャーの違い
使用目的の設定は、保険料と補償範囲に直接影響します。業務使用は保険料が高めですが、営業先への移動など頻度の高い使用に対応します。通勤使用は自宅と職場の往復が中心で、最も多い設定です。日常レジャー使用はもっとも安く、休日中心の利用に向いています。実態と異なる設定にすると保険金が出ない場合があるため、正しく申告しましょう。
免責金額の設定
免責金額とは、事故時に自己負担する金額のことです。リース車の場合、修理費が高額になりやすいため、免責を低めに設定しておくと負担を小さくできます。逆に保険料を抑えたい場合は高めに設定する手もありますが、返却時の修理費を考えるとバランスを重視した設定が安心です。
任意保険に必ず入るべき理由とリースとの相性
事故を起こした際の賠償責任やリース車特有の高額修理リスクを考えると、補償なしでの利用は非常に危険です。ここでは、リース車と任意保険の相性の良さを具体的に解説します。
対人・対物が無制限であるべき理由
対人・対物補償は、最も重要な補償内容です。万が一、人を傷つけてしまったり高級車や建物を壊した場合、数千万円〜数億円の賠償が発生することも珍しくありません。
無制限に設定しておくことで、想定外の高額賠償から確実に身を守れます。
自損事故リスクと補償の必要性
自損事故とは、ガードレールや壁への接触、電柱への衝突など、相手のいない状況で起きる事故のことです。この場合、対人補償ではカバーできず、ケガをした本人の補償は「人身傷害保険」が支える重要な役割を持ちます。
自分自身が負傷して長期間働けなくなったとしても、リース料は契約どおり払い続けなければならず、収入減と固定費のダブル負担になる点が大きなリスクです。人身傷害に加入しておくことで、治療費だけでなく休業損害も補償され、経済的な不安を大きく軽減できます。
車両保険なしのリスク
車両保険に入っていないと、単独事故や当て逃げなどの修理費を全額自己負担しなければなりません。リース車は返却基準が厳しいため、わずかな傷でも費用が大きくなりがちです。長期リースほど車両保険なしのリスクは高まり、結果的に損をするケースが多いため注意しましょう。
運転者条件で注意すべき点
リース車は、契約者以外でも運転することが可能です。そのため、運転者年齢条件や家族限定などの設定を誤ると、事故時に保険金が支払われないことがあります。家族が運転する、職場の人が運転するなど、運転者が複数いる場合は必ず確認し、想定される利用者を補償範囲に含めておくことが重要です。
カーリースと任意保険をセットで契約するメリット
カーリースと任意保険を別々に契約することも可能です。しかし、セットで契約すればさまざまなメリットがあります。
それでは、セットで契約するメリットについても見ていきましょう。
支払い管理が楽になる
リース料と保険料をまとめて支払えるため、管理が非常に楽になります。毎月の支出が固定化しやすく、家計管理もシンプルになる点が大きなメリットです。
事故時の対応がスムーズ
リース会社と保険会社が連携しているため、事故時の窓口が一本化され、手続きが非常にスムーズです。修理手配や代車手配などもスピーディーで、利用者の負担が大幅に軽減されます。
保険料の割引が受けられる
リース会社によっては、セット契約にすることで、独自の団体割引や特別料率が適用される場合があります。個別契約より保険料が安くなるケースも多く、コストを抑えたい人にもおすすめです。
まとめ
カーリースを安心して利用するためには、リース車の特性を理解したうえで最適な保険会社と補償内容を選ぶことが欠かせません。なかでも、車両保険や無制限補償は、返却時や事故後のトラブルを避けるための重要なポイントです。リースと保険をセットで契約すれば、管理の手間が減り、万が一の時の対応もスムーズになります。
これらを踏まえ、自分の利用状況に合った保険選びをすることで、カーリースをより安心、快適に活用できるでしょう。
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- この記事の監修・執筆者
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河野みゆき
自動車業界で26年の経験を持ち、自動車保険募集人資格を保有しています。自動車保険だけでなく、女性目線で車の専門知識を広め、もっと自動車について知ってもらうため、ライターとして積極的に活動しています。

