初めてでも分かる車の購入方法まとめ!費用や必要書類も解説します
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【初心者向け・車の購入方法】
- 予算を明確に決める
- 使用目的を踏まえて選ぶ
- 複数の購入先を比較・検討する
車を購入する際、「どこで買えばいいのか」「手続きは何をすればいいのか」と悩む方は少なくありません。特に初めて車を買う方や久しぶりに運転する方は相談先に迷うケースが多いのではないでしょうか。
本記事では、ディーラーや中古車販売店、オンライン販売など、購入先の特徴を比較しながら、自分に合った車を選ぶためのポイントやおすすめの車種について分かりやすく解説します。
- 目次
車の購入先おすすめ5選

車の購入方法はさまざまで、それぞれにメリット・デメリットがあります。予算やライフスタイル、アフターサポートの重視度によって最適な購入先は変わってくるため、特徴を押さえて比較することが重要です。
ここでは、主な5つの購入先について詳しくご紹介します。
ディーラー(正規ディーラー)
ディーラーは自動車メーカーから正式に認定された販売店で、新車や純正オプションが揃っている点が特徴です。車に関する知識が豊富なスタッフから丁寧な説明を受けることができ、購入後のメンテナンスや保証などのアフターサービスも充実しています。
価格帯はやや高めですが、安心感を重視したい方や長く同じメーカーの車に乗り続けたい方に向いています。基本的に一つのメーカーのみを扱っているため、複数メーカーの車を比較できない点には留意しましょう。
自動車販売店(サブディーラー)
サブディーラーは、特定のメーカーに縛られず複数のメーカーの車を取り扱っている販売店です。価格が比較的抑えられていることが多く、オプションの組み合わせなどにも柔軟に対応してくれるのが魅力です。
注意点は、正規ディーラーではないので店舗ごとに接客の質やアフターサービスの充実度にかなり差がある点です。口コミや実績を確認し、信頼できる販売店を見極めることが大切です。
中古車販売店
新車よりもリーズナブルに車を購入したい場合は、中古車販売店が選択肢に入ります。年式や走行距離、状態に応じて価格の幅が広く、自分の予算に合った車を探しやすい点が魅力です。
一方で、車の状態によっては整備や修理が必要になるケースもあるため、購入前にはしっかりと車両の状態を確認しましょう。認定中古車を取り扱う店舗など、信頼できる販売店の選定も重要です。
オンライン販売
近年注目されているのが、オンラインで車を購入できるサービスです。自宅にいながら車選びから契約までを済ませられるため、忙しい方や店舗へ足を運ぶのが難しい方には便利な選択肢となります。
特に新車であれば品質のばらつきが少なく、オンライン購入との相性が良いとされています。ただし、中古車の場合は実際に車を確認できないため、細部の状態や装備にこだわる方には不向きなこともあるでしょう。
カーリース
カーリースは購入ではなく厳密には「借りる」というスタイルですが、毎月の定額料金に車両代や税金、保険料、メンテナンス費用などが含まれており、実質的にローン購入に近い方法で車を手に入れることができます。
初期費用が少なく済み、突発的な出費が発生しにくいことから、家計管理のしやすさを重視する方に人気があるサービスです。
契約期間や走行距離に制限があることもあるため、契約内容をよく確認してから利用するようにしましょう。
車を購入する際の流れ

車の購入は誰にとっても大きな買い物です。満足のいく選択をするためには、順序立てて段階を踏むことが大切です。
ここでは、一般的な購入の流れを3つのステップに分けて解説します。
①予算決定と車選び
最初に行うべきは、購入に充てられる予算の設定です。無理のない支払いを続けるためにも、年収の半分程度を上限とするのがひとつの目安とされています。現金購入かローンかも含めて、支払い方法に合った予算を見極めましょう。
その上で、車の使用目的(通勤・買い物・レジャー・家族の送迎など)を明確にすることが大切です。目的に応じて、必要なサイズや燃費性能、安全装備などが見えてきます。用途と条件を照らし合わせながら、候補となる車種を絞り込みましょう。
②試乗と見積もり
候補が決まったら、販売店での試乗を行いましょう。運転のしやすさや視界の良さ、座席の感触など、カタログだけではわからない部分を体感することができます。試乗は予約が必要なことが多いため、事前に確認しておくとスムーズです。
試乗後は、グレードやオプションを含めた見積もりを依頼します。諸費用や値引き額を含めた総額を確認して同じ条件で複数の販売店から見積もりを取って比較すると、より納得のいく価格で契約しやすくなります。
③契約と納車
見積もりに納得できたら、いよいよ契約です。必要書類(印鑑証明・住民票・車庫証明など)を準備し、ローン利用の場合は審査や頭金の支払いも進めます。
あわせて、自賠責保険の手続きと任意保険の加入も忘れずに行いましょう。納車日が決まったら、当日は車体や装備品に不備がないかを確認したうえで受け取り、購入完了となります。
車を購入するまでの流れは以上の通りです。なお、車を購入する流れについては【初心者向け】車を買うときの流れは?予算決めと支払い方法が重要でさらに詳しく解説しています。気になる方はそちらもご参照ください。
車購入に必要な書類

車を購入する際は、車の種類(軽自動車か普通自動車か)によって提出が必要な書類が異なります。あらかじめ準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。
軽自動車の場合
①住民票・印鑑
軽自動車の購入では、印鑑証明書の提出は不要で、住所確認のために住民票が必要です。取得は市区町村の役所やコンビニで行えます。印鑑については認印で問題ありません。
②保管場所届出(一部地域)
軽自動車では原則として車庫証明は不要ですが、一部地域では「保管場所届出書」の提出が必要です。
ナンバー交付後、所轄の警察署へ届け出を行います。
普通自動車の場合
①印鑑証明書・実印
普通車の購入には、実印とそれに対応する印鑑証明書の提出が必要です。
印鑑証明書は市区町村の窓口のほか、マイナンバーカードがあればコンビニでも取得可能です。
②車庫証明書(自動車保管場所証明書)
車庫証明書は車を保管する場所が確保されていることを証明する書類です。申請は所轄の警察署で行い、発行までに数日かかることがあります。
申請者の住所と駐車場所が異なる場合は、追加で使用承諾書などが必要です。
委任状
軽自動車・普通車にかかわらず、登録手続きなどを販売店に代行してもらう際には委任状が必要です。
通常は販売店側で委任状のフォーマットが用意されており、印鑑を押すだけで済むケースがほとんどです。
車購入時にかかる費用

車を購入する際には、車両本体の価格だけでなくさまざまな費用が発生します。
ここでは代表的な費用項目を紹介します。
車両価格
もっとも基本的な費用が「車そのものの価格」です。
選ぶグレードやオプションの内容によって数十万円単位で価格が変わることもあるため、予算と希望の機能を照らし合わせて検討しましょう。
オプション費用
車両本体に加えて、カーナビやETC、ドライブレコーダー、ボディコーティングなどのオプション装備を追加すると別途費用がかかります。
あらかじめ必要な装備を決めておくことで、無駄な出費を防げます。
登録諸費用
車を所有するためには、登録などの各種手続きが必要になります。これらを販売店に代行してもらう場合は手数料が発生します。
- 登録代行手数料
- 車庫証明手数料(普通自動車の場合)
- 納車費用
これらの金額は販売店によって異なるため、見積もり時に確認しておくことが大切です。
各種税金
車を購入するときには、いくつかの税金もあわせて支払う必要があります。
「自動車税(種別割)」は、普通自動車なら排気量に応じて金額が決まり、軽自動車は一律で課税されます。
また「自動車重量税」は、車の重さに応じてかかる税金で、購入時のほか車検のタイミングでまとめて支払うのが一般的です。
これらの税金は購入時の初期費用に含まれていることが多いため、車両価格だけでなく、トータルの支払い額も意識しておくと安心です。
自賠責保険料
すべての車に加入が義務づけられている保険で、事故による対人賠償をカバーします。
新車購入時には通常、3年分を一括で支払うのが一般的です。
頭金(ローン契約時)
ローンを組んで車を購入する場合、頭金の支払いが必要になるケースが多くあります。
特に高額な車を購入する際には、頭金を多めに支払うことでローン審査に通りやすくなることもあります。
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失敗しない車の購入方法

車の購入時に失敗を防ぐには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
初めて、もしくは久しぶりに車を買う方でも安心して選べるよう、失敗しないための基本的な考え方をご紹介します。
予算を明確に設定する
まずは、無理のない予算を立てることが大切です。一般的には「年収の半分以内」に収めるのがひとつの目安とされており、生活に支障をきたさない範囲で車の価格を決めると安心です。
また、現金一括で購入するのか、ローンを利用するのかといった支払い方法もあらかじめ考えておくと、スムーズに検討を進められます。
使用目的を考慮する
車選びでは「何に使うか」を明確にしておくことが重要です。通勤や買い物が中心なのか、家族でのお出かけやアウトドアが多いのかといった使用シーンによって、車のサイズや必要な機能も変わってきます。
用途に合った車を選ぶことが、長く快適に使い続けるためのポイントになります。
複数の購入先を検討する
ディーラー、中古車販売店、オンライン購入など、それぞれにメリット・デメリットがあり、どこで買うかによって価格やサービスの内容に違いが出ます。
車に詳しくない方やあまりこだわりがないという方は、アフターサービスの充実度も含めて慎重に購入先を選ぶと安心です。
目的×予算で選ぶ!おすすめ車種10選

車を選ぶとき、「何に使いたいか」と「どのくらいの予算で考えているか」を明確にすると、自分に合った一台が見つかりやすくなります。ここでは目的・予算別におすすめの車種を紹介します。
通勤・買い物など日常使い向け(予算100~200万円)
おすすめ車種:ムーヴキャンバス、ミライース
通勤や買い物などの毎日の移動には、コンパクトで扱いやすい軽自動車が最適です。燃費が良く、維持費も抑えられるため、トータルコストを気にする方にも人気があります。
特にムーヴキャンバスとミライースはコストパフォーマンスと利便性を兼ね備えており、幅広い年代に支持されています。
子育て・家族の送迎向け(予算150~250万円)
おすすめ車種:N-BOX、スペーシア
子育て世代に人気なのは、スライドドアを備えた軽自動車。広々とした室内空間に加え、チャイルドシートの乗せ降ろしや買い物時の荷物の出し入れもスムーズです。
特にN-BOXとスペーシアはスライドドアと高い利便性で、ファミリーカーとしての機能が充実しています。
街乗り・遠出バランス派向け(予算165~300万円)
おすすめ車種:ライズ、WR-V
普段の街乗りに加えて、週末のちょっとしたドライブや旅行にも対応できる車を探している方には、コンパクトSUVがおすすめです。
特にライズやWR-Vは取り回しのしやすさと走行性能のバランスが良く、価格も比較的抑えめ。運転に不慣れな方にも扱いやすいモデルです。
レジャー・アウトドア向け(予算200~600万円)
おすすめ車種:ジムニーノマド、デリカD:5
キャンプやアウトドアが趣味という方には、走破性と積載力を備えたSUVがおすすめです。
2024年に登場した「ジムニーノマド」はアウトドア向けのSUVとして近年特に注目を集めています。またデリカD:5もミニバンの利便性とSUVの力強さを併せ持ち、家族でのアウトドアにぴったりな車種です。
快適性・デザインこだわり派向け(予算275~650万円)
おすすめ車種:ハリアー、プリウス
乗り心地や内外装のデザイン性を重視する方には、ミドル~ハイクラスのSUVやクロスオーバー車が適しています。
ハリアーやプリウスは快適性や静粛性に優れ、最新の安全装備も充実。購入価格はやや高めですが、カーリースなどを活用すれば月額で無理なく乗ることも可能です。
まとめ
車の購入は選択肢が多く、比較や準備が欠かせません。購入先の特徴や契約までの流れ、必要な費用を事前に理解しておくことで、納得のいく買い物ができます。
車選びで失敗しないためには、予算やライフスタイルを明確にし、複数の選択肢を検討することが重要です。車への知識に自信がない、という方は車に詳しいアドバイザーに相談してみるのもよいでしょう。
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- この記事の監修・執筆者
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倉田 佑一郎
自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。