USS東京2026年5月のオークション、例年通り上昇傾向へ

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USS系大型会場に出品は集中!!成約率上昇は例年より小さい。。。
5月USS東京の集荷台数は長期休暇もあり63,092台に留まったものの、1開催平均は21,031台で前年同月比114.1%の増加となっています。GW明けの開催では22,440台の集荷となり、出品数、落札台数共に会場新記録を更新、月次(5月)では過去18年で1開催平均20千台を超えたのは初であり、出品台数は非常に偏りを見せています。成約率は60%後半まで回復したものの、前月比2.2%増に留まり、例年に比べ上昇幅は小さかったと言えます。【グラフ1】

成約単価は前年同月比+197千円、前月比では+159千円と大幅に上昇、単月では2026年2月に記録した1,825千円に次ぐ高額単価です。【グラフ2】

台数は膨れ上がっているものの、成約率・成約単価共に上昇しており、この時期らしい動きとなっています。
カテゴリー別の傾向
USS東京全体の成約率が4月から2.2%の微増ながら多くのカテゴリーがプラスとなっています。
特に上昇幅が大きかったのは「ミニバン」で前月比3.9%増、次いで「輸入車」が前月比3.2%増、「コンパクト」が前月比3.0%増と続きます。
反対に下落が目立ったのは、「商用車」で前月比▲4.2%と増減幅ではもっとも大きく、内外需両方に影響していると思われます。その他、「軽自動車」「RV」「ハイブリッド」は横ばいで推移しました。【表1】

6月以降、どーなる?
大型会場を中心に出品台数の偏りが見られるものの、成約率・成約単価共に上昇傾向に入っていることから6月以降においても例年通り、上昇してく可能性は極めて高いと感じられます。
軽自動車に関しては4月平均から微増に過ぎず、上昇幅は限定的であると予測できます。その他に関しては内外需共に相場を新たに形成する時期であるのに対し、中古車を取り巻く環境(中東戦争にホルムズ海峡の管理通行による輸出への影響、ナフサ不足による内外需など、部品や価格高騰による消費マインドの低下など)は複雑化してきています。特に商用車の成約率低下は目立ってきていますので、これまでの異常とも言える高値相場は崩れ始めています。
6月以降、季節指数から上昇傾向で推移していく可能性が高いと言えますが、USS系大型会場の偏り、輸出環境、環境性能割による新下(下取り)の増加も加味すると例年の6月とは違う市場変化が予想ができ、不安定な相場変動も考えられます。
大型会場では台数過多が続く可能性があるため、搬入タイミングによるセリ時間や評価点、コーナーの選定などがより重要となり、これらの条件を外すとノーコールや相場以下までのコールしか入らず、流札も目立ってくる可能性が十分考えられます。
- この記事の執筆者
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倉田 佑一郎
自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。

