長期レンタカーの中途解約したらどうなる?返金はある?違約金の相場や走行距離制限の「日割り」による落とし穴を徹底解説!

長期レンタカーを1ヶ月単位で契約した際、急な仕事の終了や予定の変更で「予定より早く返却したい」という場面は珍しくありません。しかし、そこで気になるのが「中途解約すると損をするのか?」「違約金は取られるのか?」という点です。
そこで、今回は、長期レンタカーの中途解約にまつわる返金ルールや違約金の相場、そして解約時に見落としがちな落とし穴について詳しく解説します。
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- 目次
長期レンタカーの契約期間と中途解約の基本
ここでは、長期レンタカーの契約期間と中途解約の概要について見ていきましょう。
予定より早く車が不要になったらどうする?
長期レンタカーは、本来1ヶ月単位の利用を前提として料金が大幅に割引されています。そのため、予定より早く返却する場合、単純に「使わなかった日数分が丸々返ってくる」とは限りません。まずは「契約途中でも返却は可能だが、精算ルールは会社ごとに異なる」という基本を押さえましょう。
短期レンタカーとは異なる「長期契約」ならではのルール
1日〜2日の短期レンタルでは、早く返しても差額が戻らないことが多いですが、長期契約の場合は「中途解約手数料」を支払うことで、残りの期間の料金が一部返金されるケースがあります。この「精算の仕組み」を理解しておくことが、トラブルを防ぐ鍵となります。
長期レンタカーの中途解約は原則可能!ただし「精算」が必要
長期レンタカーを中途解約すると、精算が必要なのが一般的です。
ほとんどの会社で中途解約は認められている
多くのレンタカー会社では、契約期間の途中であっても車両を返却(解約)することができます。ただし、無断で返却して放置するのではなく、必ず「事前に連絡」を行い、所定の手続きを踏む必要があります。
「解約」と「返却」の手続き上の違い
解約を申し出ると、返却日までの料金を再計算する「精算」の手続きが行われます。多くの場合、返却の24時間前や3日前といった「解約予告期間」が設けられており、その予告を過ぎてからの申し出だと、1日〜数日分の追加料金が発生することもあります。
中途解約した際のお金はどうなる?(返金と精算の仕組み)
長期レンタカーを中途解約したら、残りのレンタル期間の費用がどうなるのか気になる人も多いでしょう。ここでは、未利用期間分などについて詳しく見ていきましょう。
未利用期間分が返金される「日割り・週割り」精算
レンタカー会社やサービスによっては、中途解約手数料(数千円程度)を差し引いた後、残りの日数を日割り、あるいは週割り(ウィークリー料金への組み替え)で返金してくれます。
「格安レンタカー」に多い、返金なしの「使い切り」ルール
一方、月額料金を極限まで安く設定している「格安系」の一部店舗では、「いかなる理由でも中途解約による返金は一切行わない」というルールを設けている場合があります。この場合、10日で返却しても30日分の料金を支払うことになり、実質的な「使い切り」となります。
マンスリー料金からウィークリー料金への「再計算」による差額精算
精算の際によくあるのが、「利用した期間に最適なプラン料金で計算し直す」というルールです。例えば、15日で返却した場合、「マンスリー料金の半額」ではなく「ウィークリー料金2回分+日割り」という高い単価で再計算されるため、手元に戻る金額が予想以上に少なくなるケースがあります。
違約金(中途解約手数料)の相場と発生条件
ここでは、違約金の相場や条件について見ていきましょう。
中途解約手数料が発生する理由
レンタカー会社は、その車両が1ヶ月間借りられることを想定してスケジュールを組んでいます。急な解約は会社にとって「次の貸し出し先が見つかるまでの空白期間」という損害を生むため、その補填として手数料が設定されています。
- 定額制:一律3,000円〜10,000円程度
- 割合制:「未利用期間の料金の50%」など
違約金の相場:定額制(数千円)から未利用分の割合計算まで
一般的には、「未利用期間の料金の50%以内、かつ上限を1ヶ月分の料金とする」といった制限が設けられていることが多いです。
解約時に注意すべき「走行距離制限」と「割引」の落とし穴
走行距離制限と割引について見ていきましょう。
走行距離制限も「日割り」で短縮されるリスク
ここが最も重要な盲点です。例えば「1ヶ月3,000km」の制限があるプランを10日で解約した場合、制限距離も3分の1の「1,000km」に短縮されることがあります。10日間で2,000km走っていた場合、解約した瞬間に1,000kmの超過となり、高額な超過料金を請求されるトラブルが発生しやすいため、注意が必要です。
長期割引(セット割)が消滅して高くなるケース
「3ヶ月以上の契約で20%OFF」といった長期割引を適用していた場合、途中で解約するとその割引が遡って無効になり、通常料金との差額を精算時に徴収されることがあります。
スムーズに中途解約を進めるための手続きフロー
ここでは、中途解約を進めるためのフローについて詳しく見ていきましょう。
いつまでに連絡すべき?解約予告のタイミング
「返却したい」と思ったら、まずは電話で連絡しましょう。多くの会社では「返却希望日の24時間前まで」に連絡が必要です。急な当日返却は、中途解約手数料が割増になることもあります。
車両返却時の注意点
ガソリンを満タンにする、車内の清掃を行う、忘れ物を確認するといった基本は通常の返却と同じです。中途解約だからといって雑に扱うと、原状回復費用を請求されることもあります。
損をしないための長期レンタカー契約のコツ
ここでは、長期レンタカーの契約のコツについて見ていきましょう。
利用期間が未定な場合:「延長」と「解約」どちらがお得?
期間がはっきりしない場合は、まず「最短で必要な期間」だけ契約し、必要に応じて「延長」を繰り返す方がリスクを抑えられます。長期契約の「解約」は、返金されないリスクや手数料のリスクが常につきまとうからです。
延長料金の仕組みを知って、最短期間で契約するテクニック
マンスリー(30日)ではなくウィークリー(7日)から始め、延長時にマンスリーへの切り替えが可能かを確認しておくのが賢い利用方法です。
まとめ
長期レンタカーの中途解約は、決して珍しいことではありません。しかし、そのルールを知っているかどうかで数万円の差が出ます。
契約を結ぶ前に「返金はあるのか?」「手数料はいくらか?」「走行距離の計算はどうなるのか?」の3点については必ず確認しましょう。これらを把握していれば、万が一予定が変わっても、落ち着いて最も損の少ない方法で返却することができます。
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- この記事の監修・執筆者
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岡本 修
自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。

