車の試乗はこれで安心!予約・試乗時の流れ・注意点・マナーまとめ

車の試乗はこれで安心!予約・試乗時の流れ・注意点・マナーまとめ

「車の試乗に行きたいけれど、どんな流れで進むのか不安…」「予約は必要?持ち物は?」と迷っていませんか。試乗は新車購入前に必ず体験しておきたいですが、初めてのことに緊張する人も少なくありません。安心して試乗をするには、事前の確認が必須です。

そこでこの記事では、試乗の予約方法から当日の流れ、確認すべきポイント、マナーまでわかりやすく解説していきます。

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試乗は予約が基本!いつ・どうやって申し込む?

試乗は気軽に行ける印象がありますが、基本的には事前予約が必要です。予約しておくことでディーラー側も試乗車の準備ができ、スムーズな対応を受けられます。

試乗予約は電話・Webから可能

試乗予約は、ディーラーへの電話もしくは各メーカー・ディーラーの公式Webサイトから可能です。Web予約は24時間受付が多く、希望車種・日時を入力するだけなので忙しい人でも気軽に予約ができます。

人気車種や土日祝は混雑しやすいため、予約時には希望車種・グレード・希望日時を正確に伝えましょう。

希望日時は余裕をもって設定する

試乗の所要時間は30分〜1時間程度が一般的です。当日は、説明やアンケート記入などで時間がかかる場合もあるので、予定の前後に余裕をもたせることで焦らず試乗体験が可能になります。

また、天候によっては運転しやすさが変わるため、晴れの日、雨の日それぞれで乗り心地を体感したい場合は日を分けて試乗するのもおすすめです。

当日の持ち物を忘れずに

試乗当日は以下の持ち物を準備しましょう。

  • 運転免許証(必須)
  • 印鑑(アンケート記入用に必要な場合も)
  • メモ帳・スマートフォン(気づいた点をメモできる)
  • 家族の意見が欲しい場合は同乗予定者

特に運転免許証は提示が必須で、忘れると試乗できませんので注意が必要です。

車の試乗はどう進む?流れを知って不安を解消しよう

試乗当日はどんなことをするのか、流れを知っておくだけで「何を準備すればいいのか」「どんなポイントを見ればいいのか」がはっきりし、落ち着いて試乗に臨むことができます。

それでは、試乗当日のステップを順番にみていきましょう。

試乗前の受付と免許証提示

ディーラー到着後、受付で予約名を伝え、運転免許証を提示しましょう。免許証のコピーを控えとして求められることがあります。その後、試乗に関する簡単な説明やアンケートを記入しながら順番を待ちます。

このタイミングで試乗予定の車種・グレード、オプション装備が希望通りかも確認しましょう。

試乗コースの説明と事前確認

試乗前にスタッフから試乗コースの説明があります。コースは、周辺の一般道路や幹線道路を中心に10〜15分程度が多く、「コース外は原則走れない」と定めている店舗もあります。

気になる動きや性能がある場合は、「坂道や狭い道も走ってみたい」など希望を伝えると対応してくれることもあるので事前に確認しておきましょう。

試乗中のポイントと試乗後の流れ

試乗中は単なる運転ではなく、以下のポイントを意識してチェックしましょう。

  • ハンドルの重さ・応答性
  • 加速する時の力強さ・エンジン音
  • ブレーキの効き具合
  • シートの座り心地
  • 荷室の広さ

試乗後は感想のヒアリングや説明がありますが、購入を即答する必要はありません。わからなかった点は遠慮なく質問し、納得してから検討しましょう。

試乗時の注意点:確認すべきポイントはここ!

試乗では車の外観だけでなく、実際の使いやすさを細かくチェックすることが大切です。購入後に「思っていたのと違った」と後悔しないためにも、試乗中に確認しておきたいポイントを押さえておきましょう。

乗り心地・静粛性をチェック

乗り心地は路面状況によって変化します。舗装の悪い道や段差を走行してみて、サスペンションの衝撃吸収性・揺れの大きさを感じ取ってください。また、エンジン音やロードノイズの大きさも確認ポイントです。静粛性は、長距離運転の快適性に大きく影響するため、同乗者の意見も参考にしましょう。

視界・運転のしやすさを確認

運転席からの視界の広さや死角の有無など、安全面のチェックも重要です。駐車場での切り返しやバック時の感覚、車幅感覚が掴みやすいかどうかも確認しましょう。

特に、女性ドライバーや運転が苦手な人はハンドルの重さやシート位置調整のしやすさも試すことをおすすめします。

家族の乗り降り・荷室容量もチェック

家族で使う場合、後部座席の足元スペース、ドアの開閉のしやすさ、チャイルドシートの設置可否などの確認は不可欠です。荷室容量も日常使いに直結するポイントなので、実際に荷室を開け閉めして使い勝手を確かめましょう。

試乗のマナーを知っておこう!好印象を与えるポイント

ディーラーとの関係を良好に保つためにも、試乗時の基本マナーは押さえておきましょう。マナーを意識することで、担当スタッフも親身に対応してくれやすくなり、試乗体験がより快適になります。

時間厳守で訪問する

試乗予約時間に遅れるとディーラーのスケジュールにも影響します。万が一遅れそうな場合は必ず連絡を入れてください。時間通りに訪問することでスムーズに試乗へ移れ、説明や質問の時間も十分に確保できます。

服装と靴に注意

服装はカジュアルでも問題ありませんが、動きやすく安全に運転できる服装や靴を選ぶことが大切です。サンダルやヒールは操作ミスにつながる可能性があるため避けましょう。

試乗車は丁寧に扱う

試乗車は他のお客さんも利用するため、ドアの開閉やシートへの乗り降り、ハンドル操作は丁寧に行いましょう。ゴミを残さない・車内を汚さないことも大切です。

試乗後は「ありがとうございました」と一言伝えるだけで印象が大きく変わります。

まとめ

車の試乗は購入前に必ず体験しておきたい大切なステップです。予約・当日の流れや確認ポイント・マナーを知っておくことで、緊張せず試乗に臨めるようになります。運転だけでなく、乗り心地・運転のしやすさ・荷室の使いやすさは、カタログやWeb情報だけではわからないポイントです。

気になる車がある人は、実際に試乗し自分に合う車であるか体感して選びましょう。

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この記事の監修・執筆者
河野みゆき

河野みゆき

自動車業界で26年の経験を持ち、自動車保険募集人資格を保有しています。自動車保険だけでなく、女性目線で車の専門知識を広め、もっと自動車について知ってもらうため、ライターとして積極的に活動しています。