車のサブスクとカーリースの違いは?契約時のポイントやメリットを解説

車のサブスクとカーリースの違いは?契約時のポイントやメリットを解説

カーリースや車のサブスクといったサービスを耳にすることがあるものの、両者の違いがいまいちわからないという人は多いのではないでしょうか。2つのサービスの違いは明確にはなく、同じサービスと認識して問題ありません。

この記事では、車のサブスクとカーリースのサービスの仕組みや契約時のポイント、サービスを利用するメリットなどについて解説しています。車を所有したいものの購入は難しい、初期費用の負担が気になるといった人はぜひ参考にしてください。

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カーリースと車のサブスクの違いは?

カーリースや車のサブスクといったサービスを耳にすることがありますが、厳密にいうと両者には明確な違いはなく、基本的には同じサービスを指していると考えて問題ありません。

車のサブスク・カーリースは、月額料金を支払って車をリース会社から借りるサービスのことです。利用者が希望する車をリース会社が購入してそれを貸し出すという形で行われます。

車のサブスクもカーリースも車を借りるサービスであることに違いはありませんが、自動車メーカーが運営するサービスを車のサブスク、それ以外の会社が運営するサービスをカーリースと呼ぶケースもあります。いずれの場合も、呼び方によってサービス内容に違いがあるわけではなく、運営する各社によって違いがあります。

カーリース・車のサブスクの仕組み

カーリース・車のサブスクは、先述の通り、契約者が希望する車を自動車メーカーやリース会社などが購入し、月額料金を支払うことで貸し出す形のサービスです。月額料金は、車両代金のほか、各種税金やメンテナンス費用、保険代などの合計を契約期間で均等にした金額が設定されます。

自動車メーカーが手がけるサービス、つまり車のサブスクの場合、取り扱う車種はそのメーカーの車のみです。選択肢が限られる点はデメリットといえますが、自社メーカーの車ということで、細部まで精通している整備士によるメンテナンスを受けられる点は大きなメリットです。また、契約期間に関しては、3年や5年など比較的短いケースが多いため、特定の限られた期間だけ車が必要といった人にもおすすめです。

一方のリース会社が提供するサービス、つまりカーリースの場合、国内メーカーの幅広い車種を取り扱っているケースが一般的です。中には全車種を取り扱っているケースもあります。そのため、自分の好きな車を任意で選んで自由に乗れる点は大きな特徴だといえます。契約期間に関しては、7年や9年など長期契約を結べるケースも多いため、乗り換えやライフステージの変化等が予想されない人におすすめのサービスです。

カーリース・車のサブスクで契約を結ぶ際のポイント

ここではカーリースや車のサブスクサービスで契約を結ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。これからこのようなサービスの利用をしようとしている方はぜひ参考にしてください。

原則として中途解約はできない

カーリースや車のサブスクでは、原則として契約期間中の中途解約はできません。これは、契約者の代わりに車を購入しているリース会社が損害を被ることを回避するためです。

ただし、契約者の死亡や病気によって運転できなくなるなど、やむを得ない事情によって中途解約が認められるケースもあります。その場合、違約金を支払うこととなるため注意してください。違約金は中途解約をする時点での残りの契約期間の利用料金分となるケースもあるなど、高額な費用負担となります。

走行距離制限がついている

カーリース・車のサブスクの場合、契約期間中は自分で所有しているのと同じ感覚で車を利用できますが、走行距離制限がついているケースがほとんどである点に注意しなければなりません。

走行距離制限は、車の価値を維持するために設けられるものであり、月額料金の設定にもかかわるものです。そのため、上限を超えて走行すると、車の価値が契約時点の想定よりも下がったとみなされ釣果料金を支払うこととなるため注意してください。

これから契約を結ぼうとしている人は、自分がどのくらいの頻度でどのくらいの距離を運転するのかを検討したうえで走行距離を設定してもらうようにしましょう。走行距離に余裕があれば、いろいろな場所に行きやすくなるため、快適なカーライフを送れます。

メンテナンスの有無を確認する

カーリース・車のサブスクは、プランによってメンテナンスの有無に違いがあるケースも珍しくありません。具体的には、メンテナンスリースとファイナンスリースの2種類があります。

メンテナンスリースは、月額料金に車検費用や各種メンテナンス費用も含まれている点が特徴です。一方のファイナンスリースは月額料金に車検費用やメンテナンス費用などは含まれておらず、車両代金や税金などのみで構成されています。

メンテナンスリースの方が月額料金が高い傾向にありますが、2年に1度の車検のタイミングでまとまった費用負担をする必要がありません。ファイナンスリースは毎月の費用負担は抑えられますが、車検の際は自己負担となるため、車検に合わせて予算を確保しておく必要があります。

契約満了時の選択肢の違い

カーリース・車のサブスクは、契約満了時に車を返却するのが原則ですが、プランによっては利用していた車をそのままもらえたり、買い取れたりするケースもあります。複数年にわたって利用してきた車に愛着が沸いている人も少ないと考えられるため、契約満了時の車の扱いがどうなるのかといった点もチェックしておきましょう。

カーリース・車のサブスクを利用するメリット

ここでは、カーリースや車のサブスクサービスを利用することでどういったメリットがあるのか解説します。車を購入するかそれともサブスクサービスを利用するか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。

初期費用がかからない

カーリースや車のサブスクの場合、初期費用をかけることなく車を所有できる点が大きな特徴です。車を購入するとなると、購入段階で車両本体代金だけで数百万円単位の費用負担が発生するケースが珍しくありません。また、購入時には登録諸費用も発生します。これは、自賠責保険料や各種税金、販売手数料などで、軽自動車であっても10万円前後となるケースが一般的です。そのため、車に乗りたいものの、初期費用が高額で手が出ないといった場合、月額料金のみで初期費用がかからないカーリースや車のサブスクが選択肢となります。ただし、サブスクサービスであっても頭金が若干発生するケースもあるため、詳しくは各社のプランや契約内容を確認してください。

メンテナンス費用が含まれている

先述の通り、メンテナンスリースであれば、月額料金の中に車検代に加え、オイル交換や消耗品交換、定期的なメンテナンスといった各種メンテナンス費用が含まれています。

車を所有するにあたっては、購入時だけでなく維持にも費用がかかります。特に車検やメンテナンスなどは高額になりがちです。これらの支払いが発生するタイミングは出費が多くなるため、費用をうまく捻出できるように工面しなければなりません。

一方で、カーリースや車のサブスクのメンテナンスリースであればこれらの費用も月額料金に含まれているため、車検のタイミングでいつもより出費が増えることはありません。そのため、毎月の支出の管理もしやすいでしょう。

手続き関連はリース会社が行う

車を所有するにあたっては、さまざまな登録や税金の支払いなど書面での手続きが発生しますが、カーリース・車のサブスクの場合、車のオーナーはあくまでもサービスを提供する会社であるため、手続き関連は全て任せることが可能です。そのため、手続きを忘れてしまった、期限までに手続きをしないといけないといった事態になる心配がありません。

また、任意保険にリース会社経由で加入している場合、任意保険の更新手続きも会社経由で行ってくれるなど、手間がかかりません。

初めて車を所有する人で、手続き関連がうまくできるか不安といった人でも、基本的にはリース会社の案内に沿って対応すれば問題ないため安心です。

まとめ

今回は、カーリースと車のサブスクの違いについて解説しました。両者には明確な違いはなく、基本的には呼び方が異なると理解すれば問題ありません。ただし、中には自動車メーカーが提供するサービスを車のサブスク、それ以外の会社が提供するサービスをカーリースと呼ぶケースもあります。

いずれの場合も、契約にあたっては、原則として中途解約ができないこと、走行距離制限があること、メンテナンスの有無などを確認しておきましょう。

カーリース・車のサブスクに興味のある方は、ニコノリの利用を検討してみてください。新車を頭金0円で所有できるほか、契約満了後には車をそのままもらうことも可能です。即納車に対応しているほか国産の全メーカー・全車種から選べる点も嬉しいポイントです。興味のある方は、ぜひご相談ください。

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この記事の監修・執筆者
柴田 和也

柴田 和也

大学院を卒業後ライターとしての活動を開始し、7年目を迎えました。現在は海外に住んでおり、自動車をはじめとしてさまざまなジャンルの記事を作成しています。複雑な内容も噛み砕いてわかりやすく解説することをモットーとしており、自動車にあまり詳しくない人でも理解できるような記事作成を心がけています。