ルーミーの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説

- 出典:
- トヨタ「ルーミー」
トヨタのコンパクトハイトワゴン「ルーミー」は、その名の通り“ルーム(部屋)”のような広々とした室内空間が魅力の一台です。
街乗りにちょうどいいサイズながら、乗る人すべてがゆったりくつろげる室内設計と、家族でのお出かけにも嬉しい多彩な収納、乗り降りのしやすさなど、日常使いに嬉しい工夫が満載の車です。
この記事では、ルーミーの特徴のほか、特に内装についてご紹介します。
この記事を読み終えれば、ルーミーの特徴や内装においての魅力などを把握できるでしょう。
- 目次
ルーミーの特徴は?

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- トヨタ「ルーミー」
積載容量、走行性能ともにコンパクトハイトワゴンの位置付けにある一台です。
また、運転者だけでなくそのほかの乗員にもこだわった内装の造りと言えます。
さらに、小回り性能は、軽自動車に匹敵するため路地や曲がり角も安心して走行でき、駐車もスムーズに行えます。
1.0L 1KR-FE VVT-iエンジンを搭載することで、排気量が1.5L並の走行を実現し、街中のストップアンドゴーや坂道走行、追い越し、高速もスムーズに運転することができます。
スポーツモードを使用すれば、アクセル操作に対するレスポンスが速くなり、スポーティーな走りを実現できます。

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ハイトワゴンでありながら高速走行のコーナリングや車線変更も体がブレることなく安定した走りを可能としています。無駄なステアリング操作がないことはストレスなく走行することができ、快適性が魅力的です。
また、吸遮音材の配置を最適化し、外からの音の侵入を抑制することで、高速道路走行中でも会話を楽しめるほどの静粛性を兼ね備えており、長距離移動でもワイワイ楽しめる車内空間を実現しています。

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ルーミーのグレードごとの内装

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内装に違いのあるグレードとしては、大きく3つに分かれます。
グレードごとにおいて違いが多くはありませんが、カスタムオプションで利便性などを高めることができます。
カスタムG-T、カスタムGの内装
カスタムG-T、カスタムGのシート表皮は、撥水機能付のファブリックです。内装カラーはブラックで、ところどころブルーのように見える箇所があります。

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また、2眼オプティトロンメーター(シルバー加飾付)、オートエアコン(プッシュ式/ピアノブラックパネル)が装備されています。

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G-T、Gの内装
G-T、Gのシート表皮はファブリック。内装カラーはブラックとブラウンです。

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また、2眼オプティトロンメーター、プッシュ式オートエアコン(ブラックパネル)が装備されています。

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カスタムG-TとカスタムGグレードに比べて、シート表皮とカラーが変わります。
Xの内装
Xのシート表皮はファブリック、内装カラーはブラックとブラウンとなっています。
また、単眼アナログメーター、ダイヤル式マニュアルエアコンが装備されています。

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シート表皮はG-T、Gグレードと変わりませんが、メーターとエアコンの装備には違いがあります。
ルーミーの魅力は?人気の秘密は?

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広々とした車内が一番の魅力と言えるでしょう。
フロントシートウォークスルーにより、運転席、助手席の行き来だけでなく、前部座席から後部座席への移動も可能となっています。

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雨天時に車外に出ることなく、後部座席に移動することもでき車内が広いということも、そこからわかるでしょう。
運転席・助手席まわり
エコドライブインジケーター(ランプ)により、エコな運転が可視化され楽しみながらガソリンの節約を行えます。
インパネ中央部にある4.2インチの高精細な液晶に車についての情報が表示されます。可愛らしいキャラクターが出てくるので楽しむことができ、また走行中も少ない視線移で情報を取得できます。

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高いアイポイントと広いガラスエリアなどにより車両前方だけでなく、周囲の状況も把握しやすくなっています。

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グレードによっては、ハンドルが上下30mm、シートが上下46mm、シートが前後240mm動かすことができ、最適なドライバーポジションに調整できます。

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シートのサイド部の角度やクッションの長さにこだわることで、フィット感などの快適性が高くなっています。

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運転席と助手席に、 座面と背もたれをすばやく温めるシートヒーターを搭載(全グレードメーカーパッケージオプション)

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エアコンは、プッシュ式パネルやダイヤル式を装備、見やすい液晶表示のため操作しやすくなっています。

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エアコンに搭載されているナノイーXは、ウイルスや菌の抑制、脱臭の効果が期待できます。(グレードにより装備が変わります)
また、肌や髪に優しい弱酸性のため車内環境の向上が期待できます。

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後部座席
余裕のある足元と頭上で、小さな子供であれば中で立って移動しても余裕がある室内高となっています。

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ドアには開閉に連動して足元に明かりがつくようになっており、暗い場所でも乗降をサポートしてくれます。

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乗降用大型アシストグリップ(大人用グリップ+子ども用グリップ)により子供の高さでも大人の高さでも握りやすいようになっており、グリップの太さもそれぞれ合わせて造られています。

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シートのクッションの厚みにこだわっており、前席と同じように快適性を重視しています。
インパネトップなどリヤシート足元に温風を送る複数のダクトにより、暖房効果が高まっています。

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ドアの窓付近にある格納式サンシェードにより眩しさを軽減することができます。

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荷室スペース
1,077mmのバックドア開口幅と527mmの荷室フロア高により積載がしやすいようになっています。

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多機能デッキボード(防汚シート付)により、汚れたものでも気を遣うことなく積載できます。

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デッキボードを荷物の高さや状態に合わせて動かすことで積載することができます。
リヤシートを折りたたんで収納しても防汚シートを展開することができるため、より大きなものを積載する時も気を遣うことがありません。
ルーミーの収納力はどれくらい?

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別々にスライド可能な6:4分割可倒式リヤシートを採用し、最大240mm前後に動かせるため、乗員や荷物に合わせて積載することができます。
後席シートのスライドもシートバックのレバーで荷室側からも容易です。
70度リクライニングできるリヤシートを最大まで倒し、フロントシートも倒すことでフルフラットモードにより横になってくつろいだり、車中泊も可能です。

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後席を折りたたんで収納する事で自転車やカーペットなど丈の長いものや大きなものを積載できます。

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大型助手席オープントレイは、ティッシュケースが入るほどの大きさです。
回転式カップホルダー(運転席・助手席)では、紙パックや水筒のようなものも入るほどの大きさです。

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買い物フック(助手席側・デッキサイド左右)にあり、ちょっとした買い物袋をかけることができます。

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センタークラスターポケットはハザードボタンの左右にあり、それぞれスマホが入るほどのサイズです。

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センターコンソールの下部に脱着式の大型のボックスがあり、500mlのペットボトルが4本ほど入ります。

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フロントドアプルハンドルポケット(運転席・助手席)は小物が入ります。

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フロントドアポケットとボトルホルダー(運転席・助手席)は書類などが入ります。

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運転席と助手席の間にあるセンターフロアトレイは、バックなども置くことができます。

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買い物フック・ドリンクホルダー2個付のシートバックテーブル(運転席・助手席)ではちょっとした食べ物を置いて食事も可能です。

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助手席シートバックポケットは、冊子などが入ります。

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助手席シートアンダートレイは、靴を入れることができます。

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トレイ式デッキサイドトリムポケットはメモ帳や200mlほどの飲み物を置くことができ、デッキサイドランプにより車内を明るくしてくれるでしょう。

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荷室下部にあるデッキボックスは、ちょっとした洗車ブラシやタオルなどを収納できるでしょう。

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まとめ

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ルーミーは、コンパクトなサイズ感ながらも驚くほどゆとりある室内空間と、日常の使い勝手を高める多彩な工夫が魅力の一台です。
シートの座り心地や収納の豊富さ、後席のスライド機能など、毎日の移動を快適にしてくれる要素が随所に散りばめられています。
スポーティさが欲しければGRパーツをつけることもおすすめします。
他にもアクセサリーやカスタマイズパーツがあるため、より充実した装備でより満足できるでしょう。
- この記事の執筆者
-
今井祐樹
Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。