新車が安く買える時期はいつ?賢いタイミングとその理由を解説

新車が安く買える時期はいつ?賢いタイミングとその理由を解説

新車は決して安いとはいえず、人生における大きな買い物のひとつといっても過言ではありません。そのため、できるだけ安く買いたいと考える人は多いでしょう。しかし、新車はタイミングによって価格や値引き幅が大きく変わることがあり、何も知らずに契約してしまうと本来の予算より数万円〜数十万円も高くなってしまう可能性もあるのです。 

この記事では、新車が安く買える時期や賢く買うためのタイミング、注意点についてわかりやすく解説します。

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なぜ買う時期が重要なのか?

「せっかくなら、少しでもお得に新車を手に入れたい」そう考えるのは当然のことです。ただし、車は頻繁に買い替えるものではないため、「いつ買うか」を意識する人は少ない傾向にあります。

それでは、新車を買う時期について詳しくみていきましょう。

時期で価格に差が出る

新車の場合、同じ車種や同じグレードでも、買う時期によって提示される価格や値引き条件が変わることは珍しくありません。特に、ディーラーや販売店が目標達成に向けて販売を強化する時期には、大きな値引きが期待できるでしょう。

購入時期を見極めるだけで、オプション1〜2点分の費用を浮かせられることもあるのです。

タイミングを逃すと損をする?

安く購入できる時期がある一方、セール時期や決算期などを過ぎてしまうと、値引き交渉が難しくなったり、希望の車種やカラーの在庫が少なくなるケースもあります。「あと1週間早く動いていれば…」という後悔をしないためにも、購入のタイミングは慎重に見極めていきましょう。

安く買うには時期選びがカギ

新車の購入を検討する際、予算をはじめ車種やメーカー、ボディスタイルなどにくわえて、「いつ買うのが良いのか」を考えていきましょう。ディーラーの営業戦略やメーカーの販売計画を知っておけば、より良い条件で契約できる可能性が高まります。さらに、時期によっては有利な価格交渉ができることもあり、納得のいく買い物がしやすくなります。

後悔のない選択をするためにも、価格以外の要素も含めて時期の見極めがポイントになるでしょう。

新車が安くなるタイミングはいつ?

新車を少しでもお得に手に入れたいと考えるなら、値引きの大きな時期を狙うのはひとつの有効な手段です。ただし、安くなるタイミングは年に何度もあるわけではありません。メーカーや販売店の事情、消費者の動きなど、いくつかの要因が重なることで買い時が生まれます。

それでは、新車を買うタイミングの時期について、挙げていきます。

決算期(3月・9月)

3月と9月は、多くのディーラーにとって決算期にあたります。この時期は、営業成績を少しでも伸ばすために、販売店側が値引き交渉に応じやすいです。

特に、3月は「年度末決算」として一年の締めくくりにあたるため、1年を通じても最も大きな値引きが期待できるタイミングといえるでしょう。

ボーナス前(6月・12月)

6月と12月は、ボーナス支給を見越した販売促進がおこなわれる時期です。いわゆる「ボーナス商戦」と呼ばれ、各メーカーが広告やキャンペーンを積極的に打ち出すほか、期間限定のオプション付きパッケージや特別価格の車種が登場することもあります。

まとまった出費が可能な時期だけに、購買意欲が高まる消費者に向けた提案が増えるのが特徴です。

モデルチェンジ前後

フルモデルチェンジやマイナーチェンジの直前には、現行モデル(旧型)の在庫処分が始まります。販売店としては、新型車の導入までに旧型モデルの在庫を減らしておきたいという事情があり、値引き幅を広げたり、無料オプションがつけたりと、普段と違うサービスが受けられるでしょう。

新型にこだわらないのであれば、あえてこのタイミングを狙うことで、コストを大きく抑えることができます。

安く買うために注意するべきこと

新車を安く手に入れるためにはタイミングを見極めることが重要です。しかし、価格だけに目を向けすぎると失敗につながることもあります。注意すべきポイントを押さえておくことで、後悔のない買い物ができるでしょう。

それでは、安く買うために注意するべきことについてみていきましょう。

選べる車種や色が少ない

決算期やモデル末期などのタイミングでは、すでに在庫車に限られている場合が多く、車種やボディカラー、内装などに選択肢が少ないことがあります。

自分好みの仕様にこだわりたい人は、妥協することになるかもしれません。

値引きだけで決めない

値引き額が大きいからといって即決するのは避けた方がよいでしょう。本体価格の割引が目立つ一方で、不要なオプションや高額なローンが組み込まれているケースもあります。

総支払額や維持費まで見据えて比較検討することが大切です。

下取りについてチェックをする

下取り条件の確認も忘れてはいけません。納車までの期間が長引くと、下取り車の査定時期によっては予想より低い金額になることもあります。全体のバランスを考えて判断することが、賢い買い方につながるでしょう。

新車に乗れるカーリース

新車に乗る手段として「購入」が一般的ですが、近年では「カーリース」という選択肢にも注目が集まっています。

カーリースなら、ライフスタイルや家計に合わせて柔軟に新車を利用できるため、初期費用やタイミングに悩まず乗り始めることができます。

まとまった出費を抑えて新車に乗れる

カーリースの大きなメリットは、まとまった出費を抑えられることです。

通常の新車購入では、頭金や登録費用など初期費用が必要になるケースが多いですが、カーリースではこれらが月額料金に含まれているプランも多く、契約時の負担を軽くできます。また、車検やメンテナンス費用も定額に組み込めることがあり、家計の管理がしやすくなる点も見逃せません。

新車を買う時期に迷わない

カーリースであれば、「いつ買うのが得か」を気にする必要がありません。決算期やモデルチェンジのタイミングを待つことなく、自分のタイミングで乗りたい新車に乗れます。さらに、車種やグレードも自由に選べるため、ライフスタイルに合わせた最適な選択が可能です。

まとめ

新車は、購入のタイミングによって大きく条件が変わります。決算期やモデル末期などを狙えば、値引きや特典が期待できますが、こだわりすぎて買い時を逃すリスクもあります。もし、価格やタイミングに悩むのであれば、カーリースという選択肢も検討してください。

ライフスタイルや使い方に合わせて、賢く新車に乗ってみましょう。

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この記事の監修・執筆者
河野みゆき

河野みゆき

自動車業界で26年の経験を持ち、自動車保険募集人資格を保有しています。自動車保険だけでなく、女性目線で車の専門知識を広め、もっと自動車について知ってもらうため、ライターとして積極的に活動しています。