トールの内装についてグレードごとにご紹介!人気の秘密は?

- 出典:
- ダイハツ「トール」
軽自動車の人気が高いため、コンパクトカーにあまり関心がないという方もいるかもしれません。
軽自動車は、維持費が安く、コストパフォーマンスに優れています。
しかし、トールのようなコンパクトカーも軽自動車並に匹敵する機能性を備えており、快適性の面でも優れています。
この記事では、トールの特徴やグレードごとの内容も含め、主に内装についてご紹介します。
この記事を読み終えるとトールについて、特に内装について詳しく知ることができます。
- 目次
トールの特徴は?

- 出典:
- マツダ「トール」
トールはルーミーの兄弟車であり、コンパクトカーに分類されます。
機能的には軽自動車の方が上回るかもしれませんが、走行面、室内の広さが軽自動車よりも大きく、高いのが特徴の車です。
一言で言えば軽自動車が大きくなった車といえます。
装備面でも同じようなコンパクトカーとしては収納箇所が多く、軽自動車にも引けを取らない造りです。
特にエンジンは1.0Lのエンジンを使用し、軽自動車よりも400cc程度向上しているため、追い越しや加速に優れています。
また、1.0Lのターボエンジンは1.5L相当のトルクを発生させるため、さらにストレスのない走行を期待できるでしょう。
トールのグレードごとの内装

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- マツダ「トール」
ここからはグレードごとの内装の違いをご紹介します。
Gターボ、Gグレード

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- マツダ「トール」
- 自発光式2眼メーター(タコメーター付)
- ウレタン3本スポークステアリングホイール(メッキオーナメント/シルバー加飾付)
- ドブラック×アッシュブラウン(内装色)
- フルファブリック(シート表皮)
- TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- 電動パーキングブレーキ ※メーカーオプション
- オートブレーキホールド ※メーカーオプション
- スーパーUV&IRカット機能付ウインドシールドグリーンガラス
メーターやステアリングホイールの機能性とデザイン性がXグレードよりアップしています。
Xグレード

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- マツダ「トール」
- 単眼メーター
- ウレタン3本スポークステアリングホイール(メッキオーナメント)
- ブラック×アッシュブラウン(内装色)
- スーパーUV&IRカット機能付ガラス(フロントドア/フロントクォーター)※メーカーオプション
- シートアンダートレイ(助手席)※メーカーオプション
Gグレードと比べると装備内容を必要最小限に絞ったグレードです。
シートリフターはオプションとなっています。
カスタム

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- マツダ「トール」
- 自発光式2眼メーター(タコメーター付・カスタム専用)
- 本革巻3本スポークステアリングホイール(メッキオーナメント/シルバー加飾付)
- フルファブリック/撥水加工(シート表皮)
- ブラック(内装色)
- TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- スーパーUV&IRカット機能付ウインドシールドグリーンガラス
- シートバックポケット(助手席)
- デッキサイドランプ左右(スイッチ付)ほかのグレードは左側のみ装備
メーターのデザインが変わり、機能性も高いです。
ステアリングホイールもGターボ、Gグレードと同じで、内装色がブラックになり少し大人な感じのデザイン。シートには撥水加工がされています。
トールの魅力は?人気の秘密は?

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- マツダ「トール」
人気の軽自動車に劣らない機能性とコンパクトカーならではの広さが魅力です。
積載量も軽自動車と比べると多くなるので、長旅でも容量に困ることがないでしょう。
運転席・助手席まわり

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- マツダ「トール」
アイポイントが高く、水平基調のインパネにより視界がよくなっています。また、ガラスやドアミラーは、死角を減らすような配置となっています。

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- マツダ「トール」
シートは体圧を分散するサイドサポート形状で、ロングドライブでも疲れにくくなっています。

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- マツダ「トール」
運転席にのみシートリフターがあり、ハンドルは上下30mm、シートは前後スライド240mm、上下は46mmに調節することができます。

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- マツダ「トール」
電動パーキングブレーキは指先だけで操作でき、オートモードにするとシフトを「P」に入れるだけで自動でパーキングブレーキが作動します。(アクセルを踏めば自動的に解除)オートブレーキホールドでは「HOLD」スイッチを押してシステムをONにしておくことで、ブレーキを踏んで停車した際にブレーキから足を離してもブレーキを保持してくれます。

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- マツダ「トール」
そして、カーナビゲーションの上部にあるTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイは、4.2インチの高精細な液晶画面で車についての様々な情報を表示、可愛らしいキャラクターも出現します。
カーナビでは、スマホアプリを大画面で使うことができ、ハンズフリー通話も可能です。
カーナビ周辺には、HDMI、USBソケットもあり、カーナビとの接続もできて機能性があります。

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- マツダ「トール」
そのほか、フロントガラスはウインドシールドグリーンガラスで、フロントドアとフロントクォーターのガラスは紫外線(UV)を約99%カットし、赤外線(IR)もカットしてくれます。
後部座席

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- マツダ「トール」
リヤシートスライドは、左右別々にスライド可能です。
6:4分割可倒式リヤシートを採用し、最大240mm前後に動かせるので乗車人数や荷物の大きさに合わせて操作が可能です。
また、後席シートバックのレバーで荷室側からも簡単にスライドさせることができます。

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- マツダ「トール」
さらに、後席にはサンシェードがドアに格納されています。日差しが眩しい時に引き出すことで、眩しさを軽減できます。
荷室スペース

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- マツダ「トール」
下記、荷室スペースの大きさになります
- 開口幅1,077mm
- 奥行きリヤシートダイブイン時1,540mm
- 開口高1,080mm
- 荷室の奥行500mm~740mm
また、荷室容量はリヤシート使用状態(フル乗車時)205L、リヤシート格納状態(両側ダイブイン時)958Lとなっています。

- 出典:
- マツダ「トール」

- 出典:
- マツダ「トール」
デッキボードは通常時でも優れた収納力があり、多くの荷物を収納できます。さらに、デッキボードを跳ね上げれば、ベビーカーのような高さのある物や、汚れた物も積載可能です。
また、シューズなどを収納できるデッキボード下の収納スペースや、小物を整理できるラゲージアンダーボックス、左右に備えたショッピングフックなど、多彩な収納機能により、さまざまな荷物をすっきりと収納できます。

- 出典:
- マツダ「トール」
そのほか、デッキサイドランプ(左右)により荷室の荷物整理時の明るさも確保できます。
トールの収納力はどれくらい?

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- マツダ「トール」
大きい収納から小さな物の収納まで豊富で収納箇所に気づかないくらい収納スペースがあります。
・インパネアッパートレイ(助手席)

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- マツダ「トール」
・回転式カップホルダー

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- マツダ「トール」
・ショッピングバッグフック(フロント助手席側)

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- マツダ「トール」
・ハザードボタン左右にポケット

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- マツダ「トール」
・インパネセンター下部大型ボックス(脱着式)

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- マツダ「トール」
・ドアポケット&ボトルホルダー(運転席/助手席)

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- マツダ「トール」
・センターフロアトレイ

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- マツダ「トール」
・シートバックテーブル

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- マツダ「トール」
・ショッピングフック・ボトルホルダー2個付(運転席/助手席)※全グレードメーカーオプション

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- マツダ「トール」
・シートバックポケット(助手席)

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- マツダ「トール」
・トレイ式デッキサイドトリムポケット&ボトルホルダー
回転式カップホルダーは、紙パックやペットボトルも収納でき、閉じることでスマホも収納できます。

- 出典:
- マツダ「トール」
また、リヤシートダイブイン機構により、6:4分割可倒式のリヤシートを前方に折りたたんで収納(ダイブイン格納)することで、2人掛けソファのような大きな荷物も積載可能です。
さらに、片側だけをダイブイン格納すれば、長さのある荷物を積みながら、3人が乗車することも可能です。
まとめ

- 出典:
- マツダ「トール」
トールは軽自動車よりも走行、収納力の面で魅力的な車です。
パックオプションでインパネ周辺のカラーやイルミネーションなどもつけることができ、デザイン性もさらにオシャレにすることができます。
内装は軽自動車の方がオシャレなものが多いですが、軽自動車では走行性能、収納力が物足りないという人にはおすすめできるでしょう。
- この記事の執筆者
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今井祐樹
Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。