ロッキーの内装についてグレードごとにご紹介!人気の秘密は?

ロッキーの内装についてグレードごとにご紹介!人気の秘密は?
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ダイハツ「ロッキー」

新しくダイハツロッキーを購入するか検討している人は多いのではないでしょうか。ロッキーは電気とガソリンで動くハイブリッド車です。

そのため、「グレードの違いはあるの?」「グレードで内装・外装に違いはあるの?」「ロッキーの魅力はなに?」と疑問に感じる人もいるでしょう。

たしかに、車種によってはグレードを上げても見た目以上の変化が見えづらいのもあります。ここでは、ロッキーの特徴について5つに分けてご説明します。

他の車種と比較したい人にも参考になる内容です。ぜひこの記事を参考にロッキーの魅力を知ってください。

ロッキーの特徴は?

ロッキーの特徴は?
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ダイハツ「ロッキー」

ダイハツロッキーはダイハツが販売しているハイブリッドコンパクトSUVです。昔はコンパクトSUVで販売されていましたが、2021年にハイブリットモデルが開発され、燃費性能が向上されました。また、19種類のスマートアシスト機能が備えられており、街乗り及び長距離運転でも安心安全に運転ができます。

コンパクトSUVとは思えないほどの広い空間も特徴の1つです。前後乗員間距離は900mmと広く、スムーズに足を組むことができます。そのため収納力も十分にあり、後部座席を倒すことで、絨毯を横に置いても余裕の広さがあるのも特徴です。

ダイハツロッキーはコンパクトSUVとは思えないほどの広さ、街乗りに適した性能の車種と言えます。

ロッキーのグレードごとの内装

ロッキーのグレードは、「L」・「X」・「X HEV」・「Premium G」・「Premium GHEV」の5タイプがあります。そのうちの「HEV」はハイブリッドを指すため内装自体は、そのグレードと同じです。ここでは、グレードの特徴について3つにわけてご紹介しています。

  • L
  • X・X HEV
  • Premium G・Premium G HEV

詳しく見ていきましょう。

L

最もスタンダードなグレードがロッキー「L」です。価格がリーズナブルで初めてSUVを購入したい方におすすめします。また他のグレードと比べ、軽量のため燃費もよく、小回りが利きやすいのも特徴です。

内装についてもシンプルかつ必要十分な装備がそろっており、コストパフォーマンスを重視する方に最適です。無駄を省いた設計でありながら、日常の運転に必要な機能はしっかりと備わっているため、実用性に優れています。

座席はファブリック素材
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ダイハツ「ロッキー」

座席はファブリック素材で、ホコリやシミが目立ちやすく、防水性はありませんが、その反面、通気性が良く夏は蒸れにくく冬はヒヤッとしにくいというメリットがあります。また、滑りにくいため身体がしっかりと固定され、運転中の姿勢も安定しやすいです。

フロントシート
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ダイハツ「ロッキー」

エアコンはマニュアル式で直感的に操作でき、ステアリングやシフトノブにはウレタン素材が使われており、装飾は控えめながらも実用性に優れています。メーターもアナログ式で視認性が良く、必要な情報をしっかりと確認できます。

このように、ロッキー「L」はシンプルながらも使い勝手に優れた内装設計となっており、日常使いやコスト重視の方にぴったりのグレードです。

座席の素材がファブリック素材であるため、ホコリやシミが目立ちやすかったり、防水性がないため染み込みやすかったりします。

その反面通気性が良く、夏は蒸れにくく冬はヒヤッとしにくいです。また、滑りにくいので身体がしっかりと固定されるので、運転中の姿勢が安定しやすいです。

X・X HEV

「L」の次にあるグレードでSUVの「X」とハイブリッドを意味する「HEV」の2種類です。「L」と比べて内外装や快適性がしっかりしているグレードですので、「迷ったらX」をおすすめします。

X・X HEV
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ダイハツ「ロッキー」

内装の見た目もより洗練されており、座席には織り目がしっかりとした上質なファブリック素材が採用されています。肌触りがよく、ワンポイントで赤いステッチが入るなど、デザインにもこだわりが感じられます。

上質なファブリック素材
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ダイハツ「ロッキー」

後部座席は足元スペースが広く設計されており、大人が乗ってもゆとりをもって快適に座れる点も魅力です。家族や友人との長距離ドライブでも、乗る人すべてにとって居心地の良い空間が広がっています。

ステアリングホイールは本革巻きとなっており、握り心地がアップ。インパネ部分や内装のパネルにも上質な加飾が施されていて、車内全体の雰囲気がワンランク上に感じられます。USBポートも前後に設置されているため、スマートフォンなどの充電にも便利です。

このように、「L」グレードでは少し物足りなさを感じる方や、実用性にこだわりたい方にとって、「X」「X HEV」はバランスの取れた非常におすすめのグレードです。価格と装備のバランスが良く、日常の使い勝手に優れた一台です。

内装の見た目もかっこ良く、織り目がしっかりした上質なファブリック素材の席は、肌触りもよくワンポイントだけ赤い刺繍が入っています。

また、後部座席は足元のスペースが広くゆとりをもって座れるため、長時間乗っていても居心地よいです。

「L」だと物足りないが、ハイグレードの「Premium G」までは手を出すことが難しいかたや、実用性にこだわる方にはおすすめです。

Premium G・Premium GHEV

ロッキーの中で最上級に位置づけられるのが、「Premium G」と「Premium G HEV」の2つのグレードです。これらのモデルは、内装の質感や装備の充実度において明確にハイグレードであることが感じられる仕上がりとなっています。

シートには、質感の高いファブリックとレザー調素材を組み合わせたコンビシートが採用
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ダイハツ「ロッキー」

シートには、質感の高いファブリックとレザー調素材を組み合わせたコンビシートが採用されており、デザイン性と快適性を両立しています。座った瞬間にわかる柔らかさとホールド感、そして丁寧な縫製が、上質な室内空間を演出します。カラーやステッチにもこだわりが感じられ、視覚的にも高級感があります。

フロントシート
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ダイハツ「ロッキー」

快適装備としては、オートエアコンを標準装備しており、温度調整を自動で行ってくれるため、車内を常に快適な状態に保つことができます。また、前席にはシートヒーターが備わっており、寒い季節でも快適なドライブが可能です。細かな気配りが感じられる装備内容は、日常の使用はもちろん、ロングドライブでも快適さを保ちます。

インテリアパネルやステアリング、シフトノブなども質感の高い素材で仕上げられており、触れるたびに上質さを実感できます。メーターまわりやディスプレイも先進的なデザインが採用され、操作性と視認性を兼ね備えた作りとなっています。

収納面でも配慮が行き届いており、ドリンクホルダーやコンソール、ドアポケットなど、使い勝手の良い位置にしっかりと配置されています。USBポートも複数設置されており、乗員全員の利便性にも配慮された設計です。

このように、「Premium G」および「Premium G HEV」は、素材・装備・空間設計のすべてにおいて、ロッキーシリーズの中でも特別な存在感を放っています。乗る人すべてに、ワンランク上の快適性と満足感を提供する内装が大きな魅力です。

ロッキーの魅力は?人気の秘密は?

ロッキーの魅力はグレードだけではなく、運転席・助手席・後部座席と細部まで作られたのが魅力の1つです。ここでは3つに分けてご紹介します。

  • 運転席・助手席まわり
  • 後部座席
  • 荷室スペース

詳しく見ていきましょう。

運転席・助手席まわり

運転席・助手席まわり
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ダイハツ「ロッキー」

コンパクトSUV車なのに視界が広いのが特徴です。コンパクトSUVは視界が狭く運転がしづらい車が多かったですが、ダイハツのロッキーは視界の狭さを解消し見晴らしのよい作りになっています。運転席だけでなく、助手席も広く、同乗者も広い視界で楽しめるのも特徴です。

「X」以上のグレードはメーターがデジタル表示は近未来的な印象を与えるうえ、スピード表示もデジタルで見やすいため、走行の速度を調整しやすいのも安全運転がしやすいのも特徴の1つといえます。

また、ナビの画面もワイドと大きいサイズを使用することで、走行中のカーナビも見やすく安全に運転できるのも特徴です。

運転席・助手席まわりは、全体的に安心安全に走行できる工夫が多数施されているロッキーが選ばれる1つです。

後部座席

後部座席
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ダイハツ「ロッキー」

ゆとりのある足元のスペースは大人2人が窮屈に感じづらく座れます。座席はクッション性もあり、疲れにくくリラックスして乗車できます。

また、後部座席の床はほぼフラットで、座る人も足元が自然な姿勢を保てるのがポイントなうえ、リアドアの開口部が広く子供でも乗り降りがしやすいのが特徴です。

ISOFIX対応によりチャイルドシートの取り付けも簡単で、子育て世代にも安心できます。グレードによりますが、USBポートが装備できるため、快適性を高めてくれます。

ロッキーの後部座席は、快適性と使いやすさが備わった魅力的な空間です。

荷室スペース

荷室スペース
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ダイハツ「ロッキー」

コンパクトSUVでありながら、十分な荷室スペースを確保している点が大きな魅力であり、街乗りでの買い物はもちろん、遠出や長距離外出も幅広く対応してくれるのが特徴です。

荷室の容量は最大で約369Lと、このクラスではトップクラスの広さを持ち合わせ、開口部が広く、荷物の出し入れがしやすい設計となっております。大きめの買い物袋などもスムーズに積み込むことができるのも特徴です。

また、荷室床下にはサブトランクも備わっており、工具や小物類を収納するのに便利です。床下収納を活用することで、見た目もスッキリできるのが好評だったりします。

さらに、後部座席は6:4の分割可倒式になっており、片側だけ倒して長いものも置ける週の力があり、両方倒せば、フラットに近いラゲッジスペースが広がり、収納力が上がるのも特徴です。

このように、ロッキーの荷室は、日常の利便性だけでなく、レジャーや趣味のシーンにも柔軟に対応できる設計がなされており、「ちょうどいいサイズ」でありながら頼れる積載力を発揮してくれます。

ロッキーの収納力はどれくらい?

ロッキーの収納力はどれくらい?
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ダイハツ「ロッキー」

荷室容量は、2WD車で約369リットル、4WD車でも約303リットルを確保しており、一般的なスーツケースなら2〜3個、ゴルフバッグであれば1〜2本程度をラクに積むことが可能です。さらに、荷室の床下にはサブトランク(床下収納)も備えられており、工具や小物類、非常用品などをスマートに収納できます。

また、両側を倒すと、フラットで広い荷室が生まれ、長尺物の収納にも対応できるため、最大で約700リットル相当の空間を確保することができるのが特徴です。

さらに、車内全体にも収納スペースが豊富に用意されており、グローブボックスやセンターコンソール、ドアポケット、シートバックポケットなど、乗る人それぞれの手元に使いやすい収納が配置されています。ドリンクホルダーやスマホ置き場などもあり、普段の使い勝手が非常に良好です。

このように、ロッキーの収納力は、コンパクトなボディサイズからは想像できないほど充実しており、買い物、旅行、子育て、アウトドアと、さまざまなライフスタイルに柔軟に対応できる頼もしいパートナーとなっています。

まとめ

ダイハツのコンパクトSUVロッキーをご紹介しました。5種類のグレードのうち2種類はハイブリットタイプを揃えており、自分に気に入ったグレードを購入してください。

外装はグレードによって違いがありグレードの「L」と「Premium G」ではタイヤの大きさやライトの明るさなど相違点がみえるので、利用目的を考えたうえで、選びましょう。また、内装も座席シートには違いはありますが、全グレード座席の空間は広く快適で使いやすい点は魅力的です。

19種類のスマートアシストがついている点や収納力が優れているロッキーは、子育て世代にもおすすめできる車種です。

この記事の執筆者
今井祐樹

今井祐樹

Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。