収納力よりも上質さと高い走行性能のCX-3!内装や人気の秘密を徹底解説

収納力よりも上質さと高い走行性能のCX-3!内装や人気の秘密を徹底解説
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マツダ「CX-3」

国内の自動車市場では、「軽自動車で十分」と言われるほど軽自動車が絶大な人気を集めていますが、CX-3はマツダの一番小さいコンパクトSUVでありながら、走行性能、上質性は他車を侮れません。

この記事では、CX-3の特徴の他、内装について詳しくご紹介します。

この記事を読むことで、cx-3の特徴だけでなく特に内装について細かくグレード別に知ることができます。

CX-3の特徴は?

CX-3の特徴は?
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マツダ「CX-3」

コンパクトなSUVでありながら上質なデザインとキビキビ走る走行性能が特徴の車です。

また、人間が歩く時と同じようにバランスがとれた姿勢を座った時も再現できるような骨盤を支持するシートを装備しており、快適性も向上しています。

エンジンにおいては、SKYACTIV-G 1.5において、レスポンスが速い応答性や伸びやかな加速感が特徴です。

エンジン
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マツダ「CX-3」

さらに、SKYACTIV-D 1.8では、ディーゼルエンジンの特徴を活かし、加速も力強く、ストレスなく快適な運転を楽しむことができます。

ディーゼルエンジン
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マツダ「CX-3」

CX-3のグレードごとの内装

CX-3のグレードごとの内装
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マツダ「CX-3」

コンパクトSUVであり、他の車種と比べると最低限の装備となります。

しかし、上級のグレードになればマツダらしい上質なシートなど内装にこだわった面もあります。

15S Touring&XD Touring

グレードが一番低いので最低限の装備と言えます。

シートはシンプルなブラックの生地です。

シート
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マツダ「CX-3」

その他、内装は下記のような最低限の加飾が施されています。

  • エアコンルーバー加飾(外側/内側):ピアノブラック/シルバー
  • ドアトリム:クロス
  • ドアアームレスト:フロント・合成皮革/リア・樹脂
  • インナードアハンドル:フロントリアともにシルバー
  • インパネデコレーションパネル:樹脂
  • インパネモールディング:シルバー

15S Urban Dresse

15S Urban Dresse
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マツダ「CX-3」

ドアやシートなどに、ブラックの他にライトブラウンとピュアホワイトにより開放的なインテリアを表現しています。

シート素材には、「合成皮革」と「グランリュクス」を採用しており、ベースグレードとの違いを感じられます。

スーパーUVカットガラス(フロントドア)とIRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)やステアリングヒーター、運転席&助手席シートヒーターなども装備されており、上質な内装と快適な車内空間が両立されています。

その他、内装の素材については下記を使用しています。

  • エアコンルーバー加飾(外側/内側):サテンクロームメッキ/ピュアホワイトメタリック
  • ドアトリム:グランリュクス
  • ドアアームレスト:フロント・合成皮革
  • インナードアハンドル:フロントリアともにサテンクロームメッキ
  • インパネデコレーションパネル:グランリュクス
  • インパネモールディング:サテンクロームメッキ

また、安全装備として360°ビュー・モニターやスマートなどを標準装備しています。内装だけを充実にするのではなく、安全面も充実しているグレードです。

15S Vivid Monotone&XD Vivid Monotone

15S Vivid Monotone&XD Vivid Monotone
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マツダ「CX-3」

シートは、合成皮革×スエード調(レガーヌ®)を使用されており、ドット模様やブルーのパイピングといった異素材の組み合わせのほか、リッチな肌触りが特徴です。

その他、内装の素材については下記を使用しています。

  • エアコンルーバー加飾(外側/内側):ピアノブラック/カッパー
  • ドアトリム:合成皮革
  • ドアアームレスト:フロントリアともに合成皮革
  • インナードアハンドル:フロントリアともにサテンクロームメッキ
  • インパネデコレーションパネル:合成皮革
  • インパネモールディング:サテンクロームメッキ

また、運転席10Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブドライビ ングディスプレイ)も標準装備され、運転席の機能性も向上しています。

その他、ステアリングヒーター、運転席&助手席シートヒーターも装備されています。

CX-3の魅力は?人気の秘密は?

CX-3の魅力は?人気の秘密は?
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最低限のドライバーズカーと感じられるほど、ナビやスピードメーター、電源接続などが充実しています。また、アクセサリーを装備することでより上質であったり、利便性を高めたりすることができます。

運転席・助手席まわり

ペダルレイアウト
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マツダ「CX-3」

左右対象になるような誰もが自然な姿勢で運転に集中できるドライビングポジション

通常どうしても左足がフットレストに置くため、少し姿勢がずれてしまいますが、フットレスト・ブレーキ・アクセルの位置を適正化することで姿勢をずらすことがなくなりました。

また、アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(カラー)により、わざわざスピードメーターを見たり、カーナビを見なくても一定の情報を取得でき、運転に集中できます。

また、8.8インチセンターディスプレイではナビゲーションやApple CarPlay、Android Auto™ にも対応しています。

8.8インチセンターディスプレイ
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マツダ「CX-3」

さらに、12V電源ソケットや小物を置くところがあり、スマホの充電などもできます。

12V電源ソケットや小物入れ
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マツダ「CX-3」

アクセサリーでは、ドアオープン時に運転席と助手席の足元を照らすフットランプに、スモールランプ連動のイルミネーション機能があります。

このアクセサリーを追加することで足元に物が落ちた時に探しやすく、ナイトドライブ演出を感じさせます。

ライトの色は、上質感のあるホワイト色、スポーティなブルー色の2つから選べます。

ライトの色
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マツダ「CX-3」

そして、ナビでは燃費や各種メンテナンス情報なども確認でき、マツダと365日24時間サポートしてくれるコネクティッドサービスもあります。

コネクティッドサービス
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そのほか、運転席と助手席上部にはSOSコールボタンがあり、エアバック作動時や後突時にボタンを押すことで代わりに救急や警察を手配してくれます。

SOSコールボタン
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重大な故障が起こった際もナビから「オペレーターへ相談」を選択することで、アドバイスを受け落ち着いて対処することができます。

オペレーターへ相談
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後部座席

リアシートには6:4分割可倒式シートバックを採用しているため、より収納能力を高められます。

6:4分割可倒式シートバックを採用
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マツダ「CX-3」

荷室スペース

最大容量約350L(VDA方式、サブトランク含む)荷室幅990mm、荷室長690mmを確保し、コンパクトSUVでも荷室量は十分です。

荷室スペース
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また、フレキシブルボードをとると収納量が増えます。

フレキシブルボード下段装着時
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マツダ「CX-3」

さらに、アクセサリーでは、荷室スペースにあるライトをLEDバルブ(ラゲッジルームランプ)に替えることで大幅に明るくなり、より広範囲が見えるようになります。

LEDバルブ(ラゲッジルームランプ)
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マツダ「CX-3」

そのほか、LEDラゲッジランプを装備することで荷物を積載する際に影を作らず見えやすくしてくれます。

LEDラゲッジランプ
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マツダ「CX-3」

リアゲート開閉時にも連動して点灯し、使わない際はスイッチで消灯することができます。

そして、濡れた物や汚れ物も気にせずおけるラゲッジルームトレイや積荷などから車内を保護する専用カーペットを採用したラゲージルームマット、揺れなどによる荷崩れを防ぐラゲッジルームネットも装備できます。

ラゲッジルームトレイ
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マツダ「CX-3」
ラゲージルームマット
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マツダ「CX-3」
ラゲッジルームネット
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マツダ「CX-3」

CX-3の収納力はどれくらい?

CX-3の収納力はどれくらい?
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マツダ「CX-3」

フロントセンターアームレストにはペットボトルをおけるほどのスペースがあり、リアシートセンターアームレストはカップホルダー2個ついています。

リアシートセンターアームレストはカップホルダー2個ついています
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マツダ「CX-3」

また、各席のドアにはそれぞれ計4箇所ボトルホルダーが装備されています。

各席のドアにはそれぞれ計4箇所ボトルホルダーが装備
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マツダ「CX-3」

さらに、シートバックポケットが助手席に装備されています。

シートバックポケット
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マツダ「CX-3」

このような収納力などを総合的に判断すると、CX-3の収納力はさほど多いとは言えません。軽自動車でさえ、様々なところに少しでも収納箇所があります。

荷室スペースはコンパクトSUVとしては大きめとは言えます。

まとめ

まとめ
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マツダ「CX-3」

上質さと走行性能は軽自動車とは比べものにならないほどです。

ただ、収納力が高いとは言えず、アクセサリーを装備することで利便性の向上が期待できます。

また、アルミペダルなどアクセサリーを身につけることでより上品さを演出することができます。収納力よりも走行性能、上質感を求めるのであればおすすめできるコンパクトSUVの1つでしょう。

この記事の執筆者
今井祐樹

今井祐樹

Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。