ステップワゴンの特徴は?内装や収納力はどのくらい?人気の秘密を徹底解説

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- 【公式】ホンダ「ステップワゴン」
高級ミニバンでなくてもそれなりに居心地の良い、上質さを感じられる車があれば良いですよね。
ステップワゴンであれば、グレードによって居心地の良さ、上質さを感じることができます。この記事では、ステップワゴンの特徴から主に内装についてグレードごとや魅力などをご紹介します。
この記事を読むことでステップワゴンの内装について詳しく知ることができ、車種検討の参考になるでしょう。
- 目次
ステップワゴンの特徴は?

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乗り物酔いしにくい設計をしており、車内の空間を一番に考えている車と言えます。
リビングのように家族全員が心地よく座れるように、1〜3列目まで座り心地にこだわっています。
安全装備は先進のものを含め、ほとんどの車に搭載されているものと差はなく充実しています。

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走行性能も車内の快適性を高めるにあたって工夫されており、e:HEV車であれば減速セレクターにより減速感を4段階に調整することで下り坂なども含め、安定した走りの支えになるでしょう。
ステップワゴンのグレードごとの内装

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ステップワゴンには大きく分けて
「AIR」
「SPADA」
「SPADA PREMIUM LINE」
と3グレードあります。
その中にハイブリッドのe:HEVグレードもあります。
また、AIRはリラックスできる心地良い空間を感じることができたり、SPADAは上質な大人な空間を感じることができたり、SPADA PREMIUM LINEはSPADAよりもより上質な空間を感じることができます。
AIR&e:HEV AIR

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シートヒーターの装備がありません。
しかし、シート表皮は汚れが目立ちにくい、ソファーのようなメランジ調となっており、リラックスしやすい空間を演出します。

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また、AIR4WDにはトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)を装備しています。
この装備は、運転席、助手席、後席の3つのゾーンそれぞれで温度調節ができます。
SPADA&e:HEV SPADA

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SPADAには2列目6:4分割ベンチシート(センターアームレスト付)がオプションで装備できますが、2列目シート座面・背もたれのファブリック部分に撥水・撥油加工が施されています。
また、2列目6:4分割ベンチシート(センターアームレスト付)をオプションで装備した際には、2列目オットマンは装備されません。

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その他、シートヒーターが1列目だけに装備されており、ファブリック×プライムスムース(合皮)を使うことでAIRグレードよりもより上質さを演出しています。

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プライムスムース(合皮)は汚れに強い素材を使用することで、汚れがシートについたとしても拭き取ることで綺麗になります。
SPADA PREMIUM LINE&e:HEV SPADA PREMIUM LINE

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シートヒーターが運転席と助手席、2列目全てに装備されています。
2列目6:4分割ベンチシート(センターアームレスト付)は装備されていません。

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シート素材は、スエード調表皮×プライムスムース(合皮)を装備することでより上質さを高めており、汚れやシワに強いのも特徴です。
ステップワゴンの魅力は?人気の秘密は?

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大人数が乗ったとしても快適性を考えているというのがステップワゴンの魅力でしょう。
収納力も利便性、走行時も含めた快適性能も大人数が乗ってもただのミニバンではなく、居心地の良いリラックスできる空間を作り上げているでしょう。
運転席・助手席まわり
下記のように収納が多数ございます。

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・サングラスボックス

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・インパネアッパーボックス(助手席 ティッシュ箱入る)

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・インパネトレー(助手席)

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・ポップアップフック

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・収納式ドリンクホルダー(インパネ中央中部)

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・スマホトレー&センターロアーポケット(インパネ下部)

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・センターコンソールボックス(タイプ別設定)

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・大型ルーフコンソール(純正アクセサリー)
また、USBチャージャー Type-C (スマホトレー&センターロアーポケットの上、タイプ別設定)があり充電するためにスマホトレー&センターロアーポケットにスマホを置くことができます。

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さらに、ボンネットが見える範囲にこだわるなど座った瞬間に運転しやすいと感じられる見晴らしの良さも運転者にとっては魅力でしょう。

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そして、純正アクセサリーですがカーナビを9センチのものを11.4インチのものにすることができ、より画面を見やすくしてCDやDVDを用いて楽しむこともできます。
もちろん、appleやandroidの連携も可能です。
後部座席

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2列目シートは運転席側、助手席側どちらも内寄せに75mmずつスライドでき、助手席側は最大115mmスライドすることができます。(115mmスライドさせた場合運転席側はスライドすることができません。)
また、内寄せ時前後に760mmスライドすることができます。シートの角度もレバーで簡単に好みの位置に調整可能です。

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さらに、2列目シートの背面のレバーからも容易に前後にスライドができ、乗り降りが楽です。
そして、2列目オットマンはタイプ別設定ですが、広々と足を伸ばして快適に過ごせます。

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その他、2列目シートが1列目のシート側にスライドされていても、前席後方にスライドドアのスイッチがあるため、わざわざドア付属のスイッチを使用しなくても便利に開閉ができます。

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2列目、3列目のシートクッションを厚くし、リアサスペンションのストローク量を増加することで路面からの衝撃を緩和し、乗り物酔いしにくい心地良い座り心地を実現しています。

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2列目、3列目は自由にスライドできるためその時々でスライドして、個々でゆったりしたり、複数人でワイワイと楽しむこともできます。
荷室スペース

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パワーテールゲートによりドアの開く角度を決めることができ、開閉操作もゲート付属のスイッチだけでなく、スマートキーからも可能です。(テールゲート先端が地上から約1.5m以上で設定可能となります。)
駐車箇所が狭くても荷室スペースの荷物の出し入れが可能です。

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また、荷室スペースは開口部が大きく、床が低いため大きな荷物であっても積載しやすいです。(テールゲート開口部最大高約1,195mm、3列目シート格納時荷室幅約1,195mm、2WDのみ地上高530mm )

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さらに、3列目の片口のストラップを引き上げることで背もたれが前に倒れ、容易に3列目がフラットになり、収納スペースを確保できます。(片方ずつのシートを倒すことも可能)

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そして、純正アクセサリーではありますが、ラゲッジトレーやラゲッジソフトトレー、ラゲッジアンダーマットなどにより濡れたものでも気にすることなく積載することができます。
ステップワゴンの収納力はどれくらい?

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運転席、助手席周りの収納についてはご紹介しましたが、2列目シート、3列目シートの収納も豊富です。

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2列目では、運転席、助手席上部に小さめのポケットがあり、助手席下部にも大きめのポケットがあります。

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ドリンクの収納はもちろん、3列目も同様にあり、コートフックもあります。
特に1列目の収納に力を入れているように感じます。
ミニバンサイズの大きさなのである程度の収納はできるかと思いますが、人気の軽自動車に負けないほどの収納力でしょう。

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もちろん、1〜3列目まで片側だけシートを倒せばサーフィンボードも積載できます。
まとめ

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いかがでしたでしょうか?
居心地の良い車を目指して作られていることを感じると思います。
その空間作りという上でPM2.5などの微小粒子物質を浄化するシステムを標準装備することにより快適に過ごせることでしょう。
高級ミニバンでなくても快適な空間を感じられるステップワゴン、グレードに応じて上質さを高めることもでき、収納や装備も申し分ないでしょう。
また、純正アクセサリーでも利便性が高まるものがあるので検討してみるのも良いでしょう。
- この記事の執筆者
-
今井祐樹
Tire1外資系自動車部品メーカーでシステムエンジニアとして7年の勤務経験があり、自動車業界に関する幅広い知見と過去にはレーシングカー開発にも従事した経験などから、記事執筆や監修を行う。プライベートでは、週末にドライブやモータスポーツを楽しむなど、様々なカーライフに沿った提案が得意。また、本業の傍らWebマーケターとして業界問わずWebを活用した集客支援なども行っており、約半年で売上を前年比2倍以上にした実績なども持ち合わせている。