トヨタライズの魅力とは?内装や収納力を徹底紹介!
車を選ぶときに、外観の見た目やデザインだけでなく、内装もチェックする方が多いのではないでしょうか。日常使いやレジャーユースなど、目的に合わせて車を選ばれる方もいるでしょう。
そこで、今回は、トヨタライズの内装についてご紹介します。グレードごとの内装に加え、収納力についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
- 目次
ライズの概要と特徴
ライズは、トヨタのコンパクトSUVのひとつであり、ダイハツロッキーの兄弟車です。5ナンバーサイズでありながら、どっしりとした迫力のある見た目が特徴的で、SUVらしさを楽しめるトヨタの代表的なコンパクトカーです。
ライズには、ガソリンモデルに加え、ハイブリッドモデルも展開されており、予算や使い勝手に合わせて選べます。また、3つのグレードから選択できるので、必要な装備を兼ね備えたグレードを選ぶといいでしょう。
ライズのグレードごとの内装
ライズは、シート素材やメーター周りなど、グレードによって異なります。ここでは、ライズの内装をグレードごとに詳しく見ていきましょう。
X
ライズのエントリーモデルとなる「X」の内装は、シンプルなデザインとブラックに統一された配色が特徴的で、全体的にシックで落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
シートにはブラックのファブリック素材が使用されており、インパネやメーター周り、センターコンソールなどの色味とマッチしています。いい意味でアクセントや飾り付けがされておらず、シンプルさが特徴といえるでしょう。
また、メーターには「2眼/LCDマルチインフォメーションディスプレイ付オプティトロンメーター」が採用されています。なお、エアコンはダイヤル式のマニュアルエアコンとなっています。
G
ミドルグレードの「G」では、シート素材は「X」と同じファブリックですが、アクセントカラーとしてレッドパイピングが前席に採用されています。
サイドレジスターリングはレッドとシルバーのツートーンになっているほか、センターコンソールには赤色のサイドポケットが装備されており、SUVらしい雰囲気に仕上がっています。
Z
最上級グレードの「Z」の基本的な内装は、「G」グレードと同じです。レッドパイピングのシートに加え、LEDデジタルスピードメーター、プッシュ式のオートエアコンが採用されています。
ただ、ハンドル周りについては、「G」グレードと異なります。「G」ではウレタン3本スポークであるのに対し、最上級グレードの「Z」では本革巻きのステアリングが採用されています。
ライズの内装の魅力とは?
ライズの内装はグレードによって特徴が異なります。エントリーモデルの「X」はモノトーンカラーで統一されており、全体的に落ち着きのある雰囲気に仕上がっています。
一方、「G」や「Z」グレードでは、アクセントカラーとして赤色が配色されているほか、エアコンの吹き出し口周りがシルバーとなっており、SUVらしさと、上質さを兼ね備えた仕上がりになっています。
ただ、ライズの内装がグレードによって変わるというのは理解できたものの、実際、運転席周りや後部座席、荷室スペースがどうなっているのか気になる方もいるでしょう。
ここでは、ライズの内装の魅力について、各項目に分けて詳しく紹介します。
運転席・助手席まわり
では、まずは運転席・助手席まわりから見ていきましょう。
運転席と助手席のエアコンの吹き出し口には、カップホルダーが装備されています。引き出し式が採用されているので、使用しないときは収納できるのが特徴です。
助手席側にはグローブボックスが標準装備されています。グローブボックスには、車検証やメンテナンスノートに加え、取扱説明書などを入れておけます。
さらに、マスクやティッシュなども入れておけるので、使い勝手がいい収納スペースといえるでしょう。
シフトノブの前側には、センターオープントレイが装備されており、スマートフォンや財布などの小物を置くことができます。さらに、LED照明付きなので、夜間でも使いやすいのが魅力といえるでしょう。
後部座席
次に、後部座席の内装を見ていきましょう。
後部座席も、前席同様にファブリック素材が採用されています。ブラックを基調としたシックなデザインとなっており、老若男女問わず幅広い層から人気があります。
後席のドアポケット部分にはボトルホルダーが設けられているので、ペットボトルや水筒を収納できます。左右の扉に、それぞれ1本ずつ収納できるので、4名乗車時も置き場所に困らないのがライズの内装の魅力です。
助手席側には、シートバックポケットが付いており、書類などを収納できます。運転席側には安全面を考慮して付いていませんが、助手席側のシートバックポケットだけでも、書類を収納するだけであれば、十分な容量といえるでしょう。
荷室スペース
前席、後席いずれにも、さまざまな種類の収納スペースが確保されているライズですが、ここからは荷室スペースを詳しく見ていきましょう。
ライズの荷室スペースには、デッキフックが4つ付いており、ロープなどをかけることで、荷物を固定することが可能です。日常使いはもちろん、アウトドアなどのレジャーユースにも非常に使い勝手のいいアイテムといえるでしょう。
ライズの収納力はどれくらい?
ライズの内装は、クラストップレベルの容量を誇ります。荷室高は865mm、荷室長は755mm、荷室幅は1,000mmであり、広々とした荷室スペースが特徴的です。
また、荷室容量は最大369Lであり、コンパクトSUVの中でも非常に大きな容量となっています。また、2段デッキボードが採用されているので、積み込む荷物の種類によって、使い分けられます。
さらなる積載スペースを確保できるシートアレンジ
ライズはコンパクトSUVの中でも、トップレベルの荷室容量を誇ります。さらに、シートアレンジによっては、長尺物も積載できることから、非常に使い勝手のいい車ということがわかるでしょう。
左右両方の後部座席を倒すことで、ほとんどフラットな荷室スペースを作ることができ、大きな荷物を載せることが可能です。
また、座席を確保しつつ、長尺な荷物を載せたいときは、後部座席の左右どちらかを倒すことで、乗車シートと荷室スペースを確保できます。
まとめ
コンパクトSUVの代名詞ともいえるトヨタライズ。SUVらしいエクステリアに加え、シックで落ち着いたインテリア空間により、幅広い層から絶大な人気を誇っています。
また、クラストップレベルの荷室容量を誇り、日常使いはもちろん、アウトドアなどのレジャー目的にもぴったりの車といえるでしょう。
コンパクトな車を検討しているものの、しっかりと荷物を載せたいという方は、トヨタライズを検討してみてはいかがでしょうか。
- この記事の執筆者
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岡本 修
自動車業界歴10年。輸入車ディーラーの営業アシスタント、自動車部品メーカーの海外営業を経て、自動車ライターとして活動。カーリースや新車情報の記事執筆を担う一方、中古車買取や自動車輸出ビジネスを展開。さらに、リセールを意識した車の選び方や、お得に新車に乗る方法などを発信している。