【専門家監修】審査なしのカーリースは存在する？審査に通りやすいカーリースも紹介

審査のないカーリースはあるのか？

結論から言うと、審査がないカーリースサービスは、私の知る限りでは存在しません。
カーリースが分割払い（月払い）という性質である以上、お客様がご契約を全うできるだけの支払い能力を持っているかどうかを確認すること、すなわち審査は必要不可欠であるからです。

ただし、一部の短期間のカーリースに関しては、審査プロセスが異なる場合があります。（短期間とは、月単位で契約を更新していく形のカーリースなどです。マンスリーレンタカーに近いですね。）

短期間のカーリースの場合は、リース期間中の料金を現金一括で支払えばOKだったり、有効なクレジットカードを登録すればOKだったりすることもあるようです。

しかし、これはあくまで例外的なケースであり、一般的には年単位のカーリース契約においては、しっかりとした審査プロセスが存在します。

カーリースの審査で聞かれること

カーリースの審査を行う場合に顧客側が提供する情報は、一般的なローン審査などとほとんど同じです。カーリース特有の項目があるわけではありません。
主には以下の３つに分類されます。

1. （１）個人情報

   氏名、住所、電話番号、および家族構成など、その人に関わる基本的な個人情報が求められます。

2. （２）職業と収入の情報

   勤務先の名称、職種、勤続年数、および収入に関する情報が求められます。
   場合によっては、現在のローンの有無と借入金額なども必要になります。

3. （３）公的証明書の提出

   運転免許証などの個人を証明する書類の提出が求められます。
   場合によっては、収入証明書や公共料金支払いの領収書などが求められることもあります。

審査が通らない3つのパターン

審査が通らないケースには、いくつかの代表的なパターンがあります。

1. （１）過去の金融トラブル

   ローンやクレジットカードの支払い遅延はもちろん、携帯電話や公共料金の支払い遅延をしたことがあると、審査に通過できない確率が高くなります。
   ただし、一度支払い遅延を起こしたらずっと審査に通らないというわけではありません。信販会社（保証会社）の判断によりますが、過去3年から5年の間の金融履歴が参照されることが多いです。例えば、過去に支払い遅延があった場合でも、その後の支払い履歴が良好であれば、審査に通る可能性は高まります。

2. （２）契約しようとする車が高すぎる

   現在の収入に対して、契約しようとする車が高すぎると審査通過ができません。一般的には、年収を大きく超えるような価格の車を契約しようとする場合に注意が必要になります。

3. （３）勤続年数が短すぎる

   現在の職場に就職または転職してからわずかしか経過していない場合は、審査通過が難しくなることもあります。法人名義で契約する場合は、会社設立からの経過年数も大きなポイントです。

審査に通りやすいカーリース

実は私自身も、過去に支払いの遅延を起こしてしまい、いわゆるブラックリストとなってしまった経験があります。クレジットカードは使えず、車が必要なのにローンもリースも組めず…本当に苦労をしました。

そのような経験から、私が事業責任者を務めるカーリースの「ニコノリ」では、少しでも審査に通りやすくなるよう次のような仕組みを用意しました。

1. （１）複数の信販会社と提携している

   ローンやクレジットカードの支払い遅延はもちろん、携帯電話や公共料金の支払い遅延をしたことがあると、審査に通過できない確率が高くなります。
   ただし、一度支払い遅延を起こしたらずっと審査に通らないというわけではありません。信販会社（保証会社）の判断によりますが、過去3年から5年の間の金融履歴が参照されることが多いです。例えば、過去に支払い遅延があった場合でも、その後の支払い履歴が良好であれば、審査に通る可能性は高まります。

2. （２）特別な条件のリースを用意している

   現在の収入に対して、契約しようとする車が高すぎると審査通過ができません。一般的には、年収を大きく超えるような価格の車を契約しようとする場合に注意が必要になります。

ニコノリに限らず、このような審査に通りやすい仕組みづくりを行っているリース会社はありますので、どうしても審査に通らない場合はそういった会社へ相談してみることをお勧めします。

ニコノリではオンラインでの審査にも対応していますので、もしご興味があればホームページから審査をお申し込みください。

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まとめ

カーリースの審査は、リース会社がお客様の信用状況を評価するための重要なプロセスです。そのため、原則として審査のないカーリースはありません。特に長期のリース契約においては、顧客の信用状況を評価するための審査が不可欠です。

審査に通らずお困りの方は、審査に通りやすい仕組みを用意しているリース会社へ相談をしてみることをお勧めします。