【保存版】カーリース会社おすすめ10社比較｜失敗しない選び方を解説

会社の歴史を比較

カーリースの特徴や強み、信頼度を把握するには、会社の成り立ちや歴史を知ることが重要です。各社どのような事業を行っていた企業なのか、どのようにカーリースを提供してきたのか確認してみましょう。

ニコノリ（株式会社MIC）の特徴

ニコノリは「ニコニコレンタカー」を運営している株式会社MICが2016年に開始したカーリースです。株式会社MICは石油販売事業主（ガソリンスタンド）を主な対象としたマーケティングコンサルティングを行いながら、直営・フランチャイズのガソリンスタンドでレンタカーやカーリースなどのサービスを提供しています。

2008年から提供しているニコニコレンタカーはガソリンスタンドと車両整備工場などに併設されている店舗が多いのが特徴で、ニコノリ（カーリース）では店舗契約ならガソリンスタンドでの割引が付帯するなどのメリットがあります。

1986年から35年以上続く自動車事業で培ってきた強いネットワークと専門知識を生かして車選び～契約後の管理まで幅広くサポートをしてくれるのが特徴。ニコノリが打ち出している強みは裏打ちされた実績があるのです。

「車のことはよくわからない」という方でも自分にぴったりの車種を選び、安心して乗り続けるためのサポートをしてくれます。全国の新車ディーラーと業務提携をしており、優先的な値引きや納期を提供しているのも他と比べて優位なニコノリの強みなのです。

元々は店舗を中心にカーリースを展開していましたが、近年はオンラインでの対応も充実しており、店舗と同じように豊富な知識で車選びをサポートしてくれます。

（ニコノリについて詳しく見る）

定額カルモくん（株式会社ナイル）の特徴

定額カルモくんはWebマーケティング会社である株式会社ナイルが2018年に「自動車産業DX事業」としてスタートしたサービスです。DX、つまりデジタル化によって自動車事業を展開するというコンセプトで始まったサービスであり、開始から現在まで店舗はなくオンラインでのサービス提供を行っている点が一貫しています。

定額カルモくんの大きなメリットは明確な料金設定です。カーリースは車種選びや契約期間、メンテナンス費用などさまざまな設定が絡むため、単純に価格比較するのがやや難しい側面があります。定額カルモくんはマーケティング会社としての知識を生かして「オンラインでもパッと見て分かりやすい」情報発信や料金設定が評判です。

（定額カルモくんについて詳しく見る）

SOMPOで乗―る（DeNA SOMPO Carlife）の特徴

SOMPOで乗―るはDeNAとSOMPOホールディングスが共同で設立した合弁会社であるDeNA SOMPO Carlifeが提供しているカーリースです。

保険事業を展開するSOMPOホールディングスと、インターネット事業を手掛けるDeNAの強みを生かし、オンラインとオフラインを融合させたサービスを提供しています。サービス開始は2019年と有名なカーリース会社の中では新しいサービスですが、大企業2社の子会社ですので信頼度は問題ないと言えるでしょう。

販売はオンラインのほかSOMPOの保険代理店でも行っており、SOMPOの保険契約・更新時などに提案されるケースが多いようです。契約時の任意保険（自動車保険）への加入は任意ですが、SOMPOの任意保険に加入した場合、現在の等級を引き継げるのは保険会社のメリットを生かした強みだと言えます。

（SOMPOで乗―るについて詳しく見る）

（カーリースおすすめ10社の徹底比較はこちら）

カーリースとは

カーリースとは車をリース会社から借りるという形で所有できるサービスのこと。

リース会社はディーラーから車両を購入し、リース会社を通じてディーラーから利用者へ納車されます。

車両の所有権はリース会社にありますが、利用者は購入した時と同じように車を利用することができます。リース会社が支払った車両代金と車税、自賠責保険料などを含んだ利用料金を月額制で支払うのがカーリースの仕組みです。

カーリースのメリット

カーリースの利用料金は毎月決まった金額を支払うのが特徴です。維持費や保険料、車検代などすべての料金が含まれているため、突発的な出費が発生しないのがメリットだと言えるでしょう。

また、銀行ローンと比較すると審査に通りやすい傾向にあります。車種や会社による部分もありますが、リースの方が早く納車されるケースも多いです。

カーリースのデメリット

カーリースのデメリットは走行距離やカスタマイズの制限があることだと言われていますが、実はこの制限には抜け穴があります。カーリースでも契約終了後にそのまま車を使い続ける「もらえるプラン」を選べば、カスタマイズ等の制限が適用されません。走行距離などのデメリットが気になる方はもらえるプランを検討してみましょう。

また、カーリースは基本的に中途解約ができないのもデメリットの一つであると言われます。これはカーローンにおいて支払い途中に契約を勝手に終わらせることができないのと同じで、サービスの信頼性を維持するために必要な仕組みです。裏を返せば期間を決めてリースしているからこそ、価格を抑えて車に乗ることができると言い換えることもできます。

契約期間内で解約する場合は違約金が必要になる会社がほとんどですので、プランの内容も含めて間違いがないようあらかじめ契約条件をしっかり確認しておきましょう。

購入・カーローンとの違い

個人向けのカーリースは比較的最近有名になったサービスですが、実のところ購入する時とそこまで大きな違いはないと言えます。

選択できる車種も自由に選べ、ナンバーの指定などもないため、街を走っている車がカーリースかどうか見た目で判別することはできません。

カーローン・購入の場合は契約・維持に生じる諸手続きを自分で行いますが、カーリースの場合は手続きをリース会社が代行してくれます。車以外の料金が支払いに含まれているかどうかがサービスとしての相違点です。そのほか、支払期間中の売却可否や契約後のアフターサポートの有無などにも違いがあります。

カーシェアとの違い

カーリースもカーシェアも基本的に車の所有権がない点は同じですが、リースは所有しているのと同じように利用できる一方、カーシェアは使うたびに専用駐車場を利用し、毎回違う車を予約して使うのが大きな違いです。

そのほか、カーシェア車両はナンバープレートが「わ」「れ」になっているため、見た目で購入した車との違いが分かるという差もあります。

カーリースはどれだけ乗っても基本的に月額は変わらないため日常的に車を利用して生活している方におすすめで、原則都度払い方式のカーシェアは車に乗る回数が少ない方や頻度が時期によって違う方におすすめのサービスです。

カーリースに向いている人

• 出費を安定させたい
• 同じ車に長期間乗りたい
• 日常的に車を利用する
• 豊富な車種から選びたい
• 審査に通るか自信がない
• 維持管理が面倒

以上の条件に当てはまる人はカーリースが向いています。

カーリースに向いている人についてはあなたはカーリースに向いている人？判断基準やお得な理由を解説にて特徴を詳しくご紹介しています。気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

サービス開始年

カーリースは一般的に5～9年程度の長期に及ぶ契約になるため、企業としての信頼度は重要なポイントの一つになります。極端な話かもしれませんが、小規模な会社と契約した場合は「9年払いで契約したのに9年後には倒産していてサービスが最後まで受けられなかった」といった事態になってしまうことも考えられます。

サービス開始から年数が経っている企業はある程度事業が安定しているケースが多いので、信頼度という意味では少なくともサービス開始から5年以上経過した企業を選ぶのが望ましいでしょう。

サポート体制

どの会社もホームページを見ると契約内容のわかりやすさや価格の安さを全面に打ち出しているため見落としがちですが、実際に車を選ぶ際にはスタッフによるアドバイスが重要になってきます。カスタマーセンターなどによるサポート体制がどうなっているかもチェックしておきましょう。

契約前の車選びやオプション選択段階でのサポートはもちろん、契約後のアフターサービスやメンテナンス時のやり取りを丁寧にやってくれる会社を選ぶのも重要です。例えば代理店経由でカーリースを利用する場合は契約前と契約後で問合せ窓口や担当者が変わってしまいます。契約後の連絡方法やサポート体制をあらかじめチェックして、車の知識とサポート力のある会社かどうかしっかり見極めましょう。

月額

できるだけ安い会社で契約したいという気持ちはあるかと思いますが、ホームページに記載されている月額だけで判断すると後々損をする可能性があります。会社によってホームページに記載されている料金に含まれるサービスが異なるため、なるべく同じ基準で比較することが重要です。

取り扱い車種

特定のメーカーが運営するリース会社（例：トヨタが運営するKINTO）でなければ国産の全車種を取り扱っているケースがほとんどです。取り扱い車種による比較はほとんど必要ないでしょう。

しかし即納車などで納期が早い場合があるため、早めの納品を希望する方はあらかじめ取り扱っている車種を聞き、比較することをおすすめします。

もらえるプラン

返却前提の場合は契約終了時の下取り価格を残価として設定するため、車を汚したり当初の予測以上に劣化させたりすると原状回復費用として費用がかかってしまいます。

契約終了後も車を持ち続けたい方はもらえるプランのある会社を検討するとよいでしょう。

ニコノリ

月額の中に車検、オイル交換などの各種サービスが付帯しているのが特徴です。レンタカー事業発のカーリース会社で、車に詳しいスタッフが多く対応の良さが評判になっています。

信販会社が3社あるため、比較的審査に通りやすいのもメリットです。

オリックス・カーリース・オンライン

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オリックス・カーリース・オンライン

オリックス・カーリースはカーシェアやレンタカー事業を取り扱うオリックス自動車の系列企業で、カーリースのサービスもおよそ20年にわたって展開している実績ある企業です。個人向けカーリースとしては事業歴が非常に長く、サービスの信頼度はかなり高いと言えます。

7年・9年・11年払いを選択した場合、契約後7年経過したら返却するかもらうか選ぶことができる柔軟さがメリットで、満期になる前から乗り換えができる点が評価されています。

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オリックス・カーリース・オンライン（お客さまの声）

KINTO

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KINTO

KINTOは有名自動車メーカーのトヨタが運営しているカーリースで、トヨタ・レクサス車を中心に提供しています。サービス開始は2020年と比較的最近ですが、以前大規模なCMをしていたこともあり認知度は高く、信頼性もあると言えるでしょう。

トヨタ車・レクサス車の在庫が豊富で、ディーラーから購入すると納車まで数年かかるのがKINTOだとわずか数か月だった…という口コミがあるほど、納車の早さには定評があります。

また、月額は任意保険込みの値段で加入時にそれまでの保険等級がリセットされる点も大きな特徴です。現在の等級が高くない方にとってはメリットになるでしょう。

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KINTO（お客様の声）

MOTAカーリース

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MOTAカーリース

MOTAカーリースは中古車買取・販売を行っているMOTAが提供するカーリースです。

サービスの大きな特徴はすべてのプランで契約期間終了後に車がもらえる点です。どの車種・プランを選んでももらえるプランが自動で付帯するため、走行距離制限やカスタマイズへの制限はありません。

返却はせず、長期間乗りつぶすことを前提としたカーリースだと言えるでしょう。

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MOTAカーリース（利用者のクチコミ）

SOMPOで乗ーる

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SOMPO で乗ーる（そんぽでのーる）

保険会社大手の損保ジャパンが提供しているカーリースで、これまでの保険等級を引き継ぐことができます。

もらえるプランはなく車検なし、走行距離500kmの最安プランは他社と比較してもかなり安い傾向です。国産車だけでなく輸入車のラインナップも豊富なのが大きな特徴で、車検やお気に入りの車種など条件がある程度決まっている方におすすめです。

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SOMPO で乗ーる（そんぽでのーる）（ご利用のお客様のご感想）

SOMPO で乗ーる（そんぽでのーる）

リースナブル

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リースナブル

リースナブルはもともと整備工場を運営していた三和サービスが提供しているカーリースです。国産全車種取り扱いではないため選べる車種の幅はやや限られるものの、返却前提の残価設定型なので車種によっては価格がかなり安く抑えられるがメリットです。

車種や時期によりますが納車時期が比較的早く、特にトヨタ車は大量入荷によって納車の早さを実現しています。

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リースナブル（ご成約者様の声）

リースナブル

定額カルモくん

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定額カルモくん

定額カルモくんは元々個人向けに始まったカーリースサービスということもあり、分かりやすい価格設定が特徴です。ボーナス払いや頭金がないため細かい支払い設定を決めたい方には不向きですが、支払い金額を端的に把握しておきたい方にはおすすめできます。

30,000店以上の指定工場があるので、メンテプランを契約する場合は「近くに工場がない…」と困ることはないでしょう。オンラインに特化したカーリースなので店舗でのサポートはありませんが、その分オンラインでの情報発信やサポートはかなり充実しています。

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定額カルモくん「お客様から届いた定額カルモくんの評判」

コスモMyカーリース

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コスモMyカーリース

コスモMyカーリースの特徴はガソリンスタンドでのサポートが豊富なこと。プランやカード加入状況にもよりますが、メンテナンスやガソリン割引を受けられるので、身近にコスモのガソリンスタンドがあるという方におすすめです。

契約店以外でも全国のコスモで割引を受けられるため、お出かけする機会が多い方にも安心です。

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コスモMyカーリース「お客様の声」

※ガソリン代割引にはコスモ・ザ・カードの契約が必要

カーコンカーリース

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カーコンカーリース

カーコンカーリースは残価設定がないため、どんなプランであっても下取り価格を気にせず車に乗ることができるのがメリットです。車検やオイル交換といったメンテナンスも込みで、どこよりも分かりやすい価格設定になっています。

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カーコンカーリース「お客様の声」

ENEOSカーリース

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ENEOSカーリース

ENEOSカーリースはENEOSが運営するカーリース事業で、2024年に「ENEOS新車のサブスク」から「ENEOSカーリース」にサービス名が変更されました。

各ガソリンスタンドを運営しているフランチャイズ店で直接相談できるのがサポート上の特徴で、契約時に「お客様サポートSS登録」に加入してENEOSカードを使えば、登録したサービスステーションでガソリン割引を受けられるのが大きなメリットです。

契約期間は7年払いまで選択可能なので、比較的短期向けの契約設定だと言えます。しばらくしたら返却・乗り換えたい方向けのカーリースです。

ENEOSカーリースは公式サイトに口コミが掲載されていませんでした。

車は自由に使えますか？改造はダメですか？

カーリースは基本的に自分の車庫で車を保管していつでも自由に使用できます。ただし、返却前提の場合は改造やパーツの取外し、取り付けはできないことが多いです。

取り付けたいパーツやカスタマイズなどの希望がある方は契約前に相談してみましょう。

契約者以外が運転しても良いですか？

はい。契約者が認めた運転者であれば誰でも運転できます。

ただし車の所有権はリース会社にあるため、契約した人がさらに別の人に貸し出すと契約違反となります。また、任意保険の契約内容に規定がある場合もあるため、念のため確認しておくことをおすすめします。

ナンバーは自分で決められますか？「れ」「わ」ナンバーになるのでしょうか？

カーリースは基本的に「れ」「わ」（レンタカーのナンバー）にはなりません。普通の車と同じようにナンバーが割り振られます。

会社によりますが、大体のカーリース会社はオプションで希望ナンバーにも対応してくれます。

未成年でも利用できますか？

未成年でもカーリースは利用可能ですが、収入面などの理由から審査条件に制限がつくケースが多い。会社によっては親権者に連帯保証人になる必要があるため、あらかじめ保護者の同意を得ておきましょう。

収入がゼロでも大丈夫ですか？パート・学生は審査に通りませんか？

収入がない方、パートや学生の方でも審査に通過できます。ただし、収入に不安のある方は連帯保証人や頭金などの条件が必要になることもあるため、前もって確認しておくことをおすすめします。